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[2020/09/14] 実録|接触確認アプリ COCOA 通知受け取る(不具合) /

令和2/皇紀2680年7月27日 先負 | 2020/09/16 10:48 更新
プッシュ型通知では警告されたけど…

アプリを開くと「問題なし」

設定>接触通知>接触のログ記録の状況>接触チェックの記録 で各ログを調べて「一致したキーの数」が「0」以外のログがあったら、接触の可能性がある、とのこと(これじゃ、普通の人にはわからん!)

勇気をもって、この日記に記します。
結果はオーライだったのですが、誤解やデマが広まる可能性もあり、迷いましたが、みなさんに伝えたいことなので。

今日私はうわさのPCR検査を受けてきました。
結果は「陰性」
まずは安心しました。

その発端となったのは、国(厚生労働省)がインストールを推奨している「接触確認アプリ」通称「COCOA」です。
この「COCOA」には数々の不具合が報告されていて、特にiPhoneユーザで致命的なのは接触通知に問題があるということです。
私のケースもまさにそれでした。

以下、顛末をまとめておきます。
ご参考にされてください。

9月12日(土) 午前2時過ぎ|COCOAから通知!

接触確認アプリから「COVID-19にさらされた可能性があります」のプッシュ通知が届きました。(写真1枚目)
午前3時頃、ふと起きて、自分のiPhoneを見るとこの表示が!もう眠気も吹っ飛び、さっそくこの通知をタップしてアプリを起動しました。
すると、「陽性者との接触は確認されませんでした」の表示(写真2枚目)

一体どうなっとるんじゃ!?
どっちが正しいんだ!?

困った時の検索ということで、さっそく「COCOA 通知」で検索すると、あるじゃないですか、同様の現象が発生している事例がわんさかと……。

以下のサイトがまず参考になりました。

COCOAで接触の通知があったけど、アプリ上で接触が確認できない時の対処法について、ご説明します
https://www.clinicfor.life/articles/covid-065/


どうもiPhone(iOS)特有のバグだそうです。(Androidにも同様のバグがあったが、すでに解消済。なぜiOSなの?というと、iOSのアプリは変更するのに結構手間がかかるんです。はっきり言って開発者泣かせのAppleのガチガチのルール。まぁセキュリティを考えると、その理由からiOSのアプリの方が、Androidよりも安全とは言われるんだけど、逆にこれは健康の安全を脅かす本末転倒な事態を招いてしまっています……。あくまでもこの理由は自分の開発経験に基づく推測ですがね、おそらくこの理由が大きいかと)

OSを13.7にバージョンアップし、iPhoneの設定>接触通知>接触のログ記録の状況>接触チェックの記録をたどって、一つ一つ、恐る恐る確認してみると……。
あちゃー、一致したキーの数が「1」のデータが見事にあるじゃないですか。(写真3枚目)
これで、私は接触した可能性大であることが確定です。

ところがここで問題発生です。
アプリが正常に動作していたなら、いつ接触されたか、日にちが表示されるのですが、このログをチェックする方法だとそれがわかりません。(これもこの不具合の致命的な点です)
ただ、自分としてはどうしても接触日を特定したい。
というわけで、いろいろと調べまくりました。

で、見つけたのが↓のサイト。

一致したキーがあるときに、その接触日を知る方法
https://kval.jp/tek-driven_analysis/


使命感をもち、有志でCOCOAの不具合となんとか戦っている人たちがいたのです。
まさに古き良き「インターネット性善説」時代を思わせる方々です。

さらに、ハッシュ値から、接触日(非公式ではありますが)を検索できるサービスを作っている方のサイトを見つけ検索してみました。

https://cacaotest.sakura.ne.jp/?

そこで、自分のヒットしていたデータのハッシュ値を入力して検索してみると……
 9月5日(土) 午前9時〜6日(日) 午前9時
に「15分間1m以内」にいた人の中に陽性判定を受けた人がいることまでわかりました。


9月12日(土) 朝|接触日の特定

ほとんど眠れない夜を過ごし、朝、さっそく↓のサイトを運営している方に、念のため、私の情報をお送りしたところ、すぐに返信があり、その方からも「9月5日」が非公式ながら接触日であるとの回答をいただきました。
さらにいろいろと詳しくアドバイスもいただき、有志でこうした活動をされている方のすばらしさ、本当に感謝の気持ちでした。ありがとうございます。

一致したキーがあるときに、その接触日を知る方法
https://kval.jp/tek-driven_analysis/



9月12日(土) 午前中|行動の振り返り

接触日がわかったことで、その日の行動を振り返りました。

この日は翌日行われる女子ビーチサッカーリーグの前日で、鴨川市からは出ておらず、主にチームメイト、地元の関係者とともに前日準備、その後、チームの前日練習、夜はチームミーティングを行っていました。
前日準備や練習では同じ人と1m以内に15分も一緒にいることは考えられません。
また、チームのメンバーからは陽性者は出ていないので、まずここでの接触の可能性は除外されました。

※そもそも、COCOAは相手もCOCOAを使って、さらに陽性者登録をしないと通知されない。

となると、前日準備のため、市内に買い出しにでかけた時、ランチを飲食店でとったあたりしか可能性は考えられない。つまり、赤の他人(後に陽性判定を受ける方)とたまたまどこかで「15分間1m以内」にいたということであろうと推測しました。
鴨川市内では今週、新たな感染者の報告はなく、周辺地域も同様で、となると外地の方ということになります。
私がランチで立ち寄った飲食店はしっかりコロナ対策を十分にされていたので、その点では安心しました。おそらくこの時点で仮に接触があったとしても、感染している可能性は極めて低いだろうな、と思いました。


9月12日(土) 午前中|保健所に相談、PCR検査実施へ

ただ、まだ自分が感染しているかどうかは、わかりません。

続いて、保健所に電話しましたが、土曜日のためつながりません。
そこで千葉県の相談窓口に電話をしました。

帰国者・接触者相談センター
https://www.pref.chiba.lg.jp/kenfuku/kansenshou/corona-soudancenter.html


電話が殺到しているであろう、おそらく30分くらいは待ったでしょうか。
ようやくつながり、事情を説明したところ、すぐに管轄の地域保健所と連携して、改めてその保健所から連絡させていただきます、とのこと。
たいへん親切で丁寧で、迅速な対応でした。

しばらく待っていると管轄の保健所から連絡があり、再び事情を説明したところ、それではPCR検査を実施しましょう、と即答。
症状は全くないと伝えると、それでは土日は管内に受けられる医療機関がないので、月曜日に指定の医療機関でPCRを受けてください、手配しておきます、と伝えられ、いよいよ私もうわさの「PCR検査」を受けることになりました。

まさかこの私が「PCR検査」を受けることになろうとは!
昨日までなら想像もできない事態です。

ちなみに、これはお世辞ではなく、千葉県も管轄の保健所の対応も実にすばらしいものでした。きっといまは本当にたいへんで忙しいのにも関わらず、電話の応対もとても親切で丁寧で、それだけで自分は安心できました。
なによりすばやい判断を下してくれたのが本当に大きいと思いました。
職員のみなさんに感謝申し上げます。


9月12日(土) 午前中|関係者に連絡

保健所の指示を受け、関係者に連絡しました。
状況を正直に伝えました。

現状、私は濃厚接触者認定を受けたわけでもないし、症状が発現しているわけでもない。
この状況においては自分の関連している人たちは間違いなくセーフです。
なので、とにかくいまは自分が他人と接触しないようにすること。
これを最優先に判断しました。

今日、明日とビーチサッカーチームの合宿が鴨川市で予定され、私はそれにアテンドし、参加もする予定でしたが、こちらは代表の方に連絡してアテンド・参加はしないことに。
チームのメンバーに動いてもらい、現場は対応してもらうことにしました。

職場については、私は月曜は出勤しない旨を伝え、必要な会議は全てリモート参加。
PCR検査の結果が「陰性」であっても念のため、週末(金曜)までは出勤しない。
自宅でテレワークに徹する、という方針を伝えました。
ただし、前述した理由により、他のスタッフは通常通りの業務遂行としました。

家族ともしっかりディスタンスを保つため、作業部屋にこもり、食事も別、寝室ももちろん別にして過ごすことになりました。
悲しいかな、あるいは幸運なのか、普段、家にいないことが多く、それこそ「15分間1m以内」にいることすら少ないので、妻からは「家族に濃厚接触者は一人もいないね」と言われる始末。笑

こうして、12(土)・13(日)は自宅にこもり、だれとも会わないようにして過ごしました。
おかげで作業部屋での仕事ははかどりましたけど。笑
ついでに13(日)は一人で庭の草刈まで……。草刈作業は隔離生活のストレス解消には最高でした!笑


9月14日(月)|PCR検査実施

いよいよPCR検査の日がやってきました。

朝一で参加したいミーティングがあったので、オンラインで参加。
その後自宅を出発し、指定された医療機関へ。
以下、私が経験したPCR検査の流れです。

持参品:マスク(必ず着用!)、アルコール手指消毒(持っていると安心)、健康保険証

1.病院に到着し、病院に連絡。指定された駐車エリアで待機する。
2.防護服を着用した看護師さんがやってきて、車の中で、渡された問診票を記し、健康保険証も渡す。(健康保険証の受け渡しはビニール袋に入れて行うなど、徹底的な感染予防対策が取られていた)
3.医師と看護師さんがやってきて、私は車に乗ったまま窓を開け、医師は綿棒を鼻の中に突っ込みグリグリと検体採取(これがなかなか痛い!苦笑)、続いて看護師が非接触型体温計を使って検温、さらに血中酸素飽和度を測定。
4.基本的にこれで終了。あとは車を移動して、別の駐車場で待機。事務方の方がいらっしゃり、会計を行なう。
5.帰宅OK。全て車の中にいて行う、ドライブスルー方式でした。どこにも立ち寄らず帰宅し、自宅で夕方まで電話の検査結果連絡待ち。


検査については時間がかかりますんで、と病院の方はおっしゃっていましたが、私からすれば、来院から退出まで1時間もかかりませんでしたから、全然許容範囲内であったし、保健所に続いて病院の対応も実に親切、丁寧でした。


9月14日(月) 夕方|ドキドキの結果発表

この日は午後から夜までオンラインでのミーティング参加が3本ほどありました。

途中車を止めて、車の中から1時間ほどオンラインで会議に参加。
さらに自宅に戻り、続いて2本、オンラインで会議に参加しました。
その途中、携帯電話がなりました。
医師からです。

もうドキドキでしたが、結果は「陰性」でした。
これで一安心。

さらに保健所の方針が最近変わったらしく、接触確認アプリ「COCOA」通知により検査を受けて陰性だった人は、もう通常通り、普通に仕事もして良い、生活して良いとのことでした。
もしかすると、それだけ誤通知が多いということなのでしょうか。

ただ、自分は結構多くの人に会う仕事ですし、今週、幸い用件が少なかったため、自分自身で金曜までは様子見で、自宅でテレワークすることに決めました。
これは最初から決めていたことでもあります。
ここらへんは最後には本人の判断になるとも思いました。

いずれにしても「陰性」という結果を受け、正直ほっとしました。
他の地域では検査から結果まで1〜2日ほどかかるという話しも聞きますが、少なくとも我々の地域では即日数時間後に結果が通知されるので、この点は本当に安心感があります。
夜、缶ビール1本、飲んじゃいましたけど!笑


今回の経験を通じて思ったことがあります。
伝えたいことでもあるので、以下にまとめます。

接触通知アプリ COCOA は大問題!でも、インストールはすべき!

今回接触通知アプリ COCOA に翻弄されたわけですが、正直、この不具合は大問題です。
私も20年以上IT業に携わる端くれですが、この不具合はあり得ません。
民間同士なら、損害賠償ものでしょう。
政府と開発会社がどのようなやり取りをしているかわかりませんが、こんな不具合満載、しかも致命的な不具合満載のアプリに多額の公金が流れているかと思うと、本当に残念です。
IT業の良心として到底許容できません。

私が経験した iOS の通知に関する不具合は感染のリスクを広めるものにもなります。

プッシュ型通知では届いているのに、アプリ本体で問題なしと表示されれば、人間の心理として、災害時に指摘される「正常性バイアス」のようなものがはたらき、多くの人は自分は大丈夫!と判断してしまうでしょう。
プッシュ型通知だけだと見逃す人も多く、一度タップするとプッシュ型通知は消えてしまい、二度と確認もできません。
さらに上記の方法でログをわざわざ確認する人、それだけのスキルをもった人がどれだけいるのか。

しかしながら、接触履歴だけは内部では正常に動作しているっぽいのです。
きちんと陽性者との接触は通知されているわけです。

つまり、今回の出来事を通じて推測されるのは、せっかく接触確認アプリ COCOA を使っていても、かなりの数の人が接触を検知してもそれに気づかず放置している可能性が高いということです。
繰り返しになりますが、これはアプリとしては致命的です。

ただ、だからと言って、インストールしなくて良いとは思いません。
なぜなら、接触の記録はしっかり動いていると思われるからです。
なので、インストールはみんなすべきです。そして、この不具合を認識した上で、1日に一度面倒ではありますが、設定からたどる、履歴のチェックをするようにしましょう。
特に iOS の方は不具合が解消されるまで、日課にした方が良いでしょう。

iOS 13.7 以降からは接触履歴もまとめて表示されるようになり、多少閲覧もしやすくなっています。iOSのバージョンアップをおすすめします。(それまではハッシュに対して1つの履歴だったので、過去1日分を見るだけでも結構苦労しました)

私の COCOA はそれ以外にも不可解なことがあり、一度検知されるとそうなる仕様なのか、あるいは iOS をバージョンアップしたからなのか、なんと、昨日アプリを開いたら、初期状態にリセットされており、アプリ使用開始からの日数も0日目にリセットされていました。
ただ、接触履歴は消えておらず、過去のものも保存されていました。
本当に、これ、全くよくわからない仕様です。
開発者、本当に大丈夫ですか!?こんなんで。


感染することが悪ではない。その後の対応が問われる。

今回私は幸いにして「陰性」でした。
しかし極めて低い確率ながら「陽性」を受ける可能性もあったわけです。
あるいはPCR検査で起こる「偽陽性」もあり得ます。(その逆に「偽陰性」もありますが)

いずれにしても、政府が緊急事態宣言をもう出さないであろうという状況において、また、法律的にも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を今後通常のインフルエンザと同じ扱いすると言われている状況において、もはやだれが感染してもおかしくないのです。
現に私の COCOA が正しく動いていたという前提で言えば、感染者が極めて少ない鴨川市においても感染者といつ出くわすかわからないということです。

しっかりと感染防止対策をする必要はもちろんありますが、そろそろ、新型コロナウイルス感染症の社会的な位置づけについて、抜本的に見直す段階に来ていると思います。

感染者に対する偏見、誹謗中傷が問題になっているように、このままでは社会はおかしな方向に向かってしまいます。感染したのが悪である、感染者は悪人みたいな扱いは断じてすべきではありません。悪いのは感染した人ではなく、ウイルスなのです。

新型コロナウイルス感染症が現在の状況(疫学的というよりも、特に社会的状況の面で)にある限り、さまざまなことへの配慮は必要です。
感染したことが悪ではなく、その後の対応が問われると思います。
感染したのを知りながら、あるいはその可能性が大きい中で、うかつに街中へ繰り出したり、会食へ参加したりするのはもってのほかでしょうが、これは「対応」に関わる部分です。

個人としても、組織としては、その分別をつけていかなければならないと痛感しました。

なので、私は予防線を張るわけではありませんが、自主的に今週金曜日までは出勤せず、自宅でリモートワークに徹しようと決めました。
これは自分自身の「対応」です。完璧とは思えませんが、考えられることは努力するしかありません。


保健所・医療機関のみなさんの対応はすばらしい。

最後にこれだけは改めて伝えさせてください。

今回、相談に乗っていただいた、保健所・医療機関のみなさんの対応は全てパーフェクトですばらしいものでした。
毎日が戦いで、肉体的にも、精神的にも疲弊している中で、これだけ親切で丁寧で、かつ迅速な対応を取ってくださっているのは本当にすごいことですし、感謝のことばしかありません。

現場のみなさんは本当に忍耐強く、がんばっている。
そんなことを身を以て経験できたことが、今回の一番の収穫かもしれません。

とにかく感染が疑わしい時、COCOA の通知をもらった時など、まずは保健所に相談し、そこで指示を仰いで行動するようにしましょう。
心は混乱すると思いますが、とにかく冷静に落ち着いて対処することが重要です。


以上、長々記しましたが、みなさんにも知ってもらいたいことを述べました。


[WALK:2650]


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な・に・ぬ(na.ni.nu)について
いつも私の拙い日記にお付き合い、ありがとうございます。
おかげさまでこの日記(na.ni.nu)は [2001/10/10] パカッ! の記事以来、16年目を迎え、[2004/04/23] Wataruさんを囲む会 以降は毎日欠かさず記録してきました。(時々、かなりの連続投稿はありますが・笑)
その間、私の人生にもさまざまなことがありました。自分にとって、この日記は第一に自分自身が自分の歩みを忘れないようにするための記録であり、そのために各日記には一年前の同日の記事が表示されるようにもなっております。
いまさらながら、読者のみなさんにお願いがあります。この日記はあくまでも私の個人の活動記録であり、個人の見解が述べられています。したがって、私が所属する企業・団体・業界の公式的な記録や見解ではありませんので、この点ご理解の上、お付き合いください。
今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。

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