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[2024/09/17] 歴史的初戦で逆転での歴史的初勝利! /

令和6/皇紀2684年8月15日 仏滅 | 2024/09/18 09:00 更新
手に汗握る延長までもつれこんだ接戦。3-2で逆転勝利!
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グループステージ日程
イタリアのアルゲロ市で今日から開幕した、ビーチサッカーのクラブ世界一を決める「World Winners Cup 2024」で、いよいよ日本女子選抜「BS Nadeshiko」が初戦を迎えた。
関係者にとっては悲願の日本女子代表チーム創設を目指し、数年前から動きが始まった選抜チーム。
海外遠征に何度か挑戦してきたが、いろいろな事情で叶わぬまま、時は流れていった。
そして、今年、ようやく初の海外遠征が実現する運びとなり、全国から選抜された12人が、基本的に交通費も宿泊費も自己負担、さらに往復航空券も選手自らが手配し、現地集合という過酷な条件の中、イタリアへと旅立った。

今年行われた選抜チームの合宿はわずか2回。
普段さまざまなチームで活動する彼女たちを1つのチームにまとめ、戦術を共有し、海外の強豪相手に戦うのは至難の業でもある。
クラブ選手権なので、日本女子選抜以外は、普段チーム活動を共にしているチームばかりで、チームの完成度の時点で不利な点もある。
果たして、どこまで太刀打ちできるのか。

ライブ配信を固唾をのんで見守った。

グループステージから始まる本大会、歴史的な初戦は地元イタリアのカリアリ。
昨年、日本から出場した強豪のラソアペーゴが3位決定戦で敗れた強豪である。
上位進出のためには絶対に乗り越えなくてはならない相手。

第1ピリオドから、運動量とスピードで勝る日本が組織的な守備で相手の攻撃を抑え、日本が何度もチャンスを迎える展開。
ほぼ全時間帯において、主導権を握っていたように思う。
しかしながら、やはり初戦か、日本の選手たちはどこかしら緊張した感じで、ラストパスの精度を欠いたり、ゴールを捉えることはできない。
両チーム、ゴールできないまま、0−0で終了する。

第2ピリオド、第1ピリオドと同じような展開が続くが、なかなかカリアリのゴールをこじ開けられない。
ラストの1パス。シュートの精度。珍しくダフるシーンも。
そうこうしている内に、第2ピリオド終盤、残り3分を切ったところで日本のペナルティエリア、右前方で与えたFKが決まり、攻めあぐねていたカリアリに1点を先制される。
相手に流れを持っていかれるか、という展開であったが、そこから1分30秒後、日本のGK・はるき(フラウ)からボールを受けた、さりな(ラソ)が右サイドで相手をいなすと、思い切って強いクロスのシュートを放つ。これが見事に決まり、1−1の同点に追いつく。

試合は1−1のまま、第3ピリオドへ。
第3ピリオド、カリアリの攻勢が強まるが、日本も必死にディフェンス。
移動の疲れ、時差ボケなのか、日本の選手の動きに疲れが見られるように。
試合も残り3分を切った、残り2分38秒。ゴール前の混戦をカリアリに押し込まれて、痛恨の失点。
1−2とされ、残り2分ちょっと。
万事休すかと思われたが、残り2分を切ったところ、今度はゴール前の競り合いで、さき(ラソ)がFKを獲得。
さきにとっても、とんでもないプレッシャーの中でのFKだったと思うが、相手GKの動きをしっかりと見極め、ゴールの左下にFKをしっかり決めきり、同点。再び試合を振り出しに戻した。

試合は2−2のまま、第3ピリオドを終了し、3分間の延長戦へ。
初戦から息詰まる、大接戦となった。
このまま行けば、PK戦か、、、というところだったが、終了間際の残り23秒。
この日1点目のゴールをあげている、さりな(ラソ)がまたやってくれた!
右サイドでボールを受けると、相手を背負いながら、思い切ってオーバヘッドシュート。
これがカリアリゴールに突き刺さり、値千金の勝ち越しゴール!!
ついに日本女子選抜がリードを奪い、残り20秒ちょっとをしっかり守りきって、日本女子選抜「BS Nadeshiko」が3−2での逆転勝利を収めた!

歴史的な初戦で、歴史的な初勝利!
日本女子ビーチサッカー界において、この上ない初戦の結果。
大きな一歩をイタリアの地で刻んだ。

他の試合もライブ配信で見たが、正直、思ったほどのレベルの高さではないように思える。
また、各国とも、女子ビーチサッカー選手集め、普及にはまだまだ苦労しているようにも感じた。
実際、日本女子代表が12人のフル登録なのに対して、地元のカリアリは9人で臨んでいた。
世界一を決める大会の割には、チームの間に結構なレベル差があるようで、別のグループでは10得点が生まれるようなワンサイドゲームも見られていた。
足の技術もまだまだな子が多いし、関東女子ビーチサッカーリーグの方がよほどレベルの高い試合があるのでは?と思ったほど。

だからこそ、日本女子選抜はチャンピオンをとるチャンスが大いにあると思う。
ライバルになるのは、おそらく女子ビーチサッカーを牽引している、スペイン、イタリアのチームになりそう。

初戦、かたさの見られた日本女子選抜の選手たちだが、逆転勝利で結果を手にしたことで、第2戦、スペインの強豪チームが待ち構えているが、より躍動すると思う。
スペインのチームの試合も見たが、普段通りにしっかり自分たちのプレーができれば、間違いなく勝てる。
自信をもち、冷静に臨んでほしい。

第2戦は今夜(9月18日)、日本時間23:30にキックオフされる。
ぜひみなさん、おもしろいので、ワクワクするし、興奮するので、観戦してください!!

https://beachsoccer.com/event/world-winners-cup-alghero-2024-womens/fixtures

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https://beachsoccertv.com/en/content/7726



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な・に・ぬ(na.ni.nu)について
いつも私の拙い日記にお付き合い、ありがとうございます。
おかげさまでこの日記(na.ni.nu)は [2001/10/10] パカッ! の記事以来、16年目を迎え、[2004/04/23] Wataruさんを囲む会 以降は毎日欠かさず記録してきました。(時々、かなりの連続投稿はありますが・笑)
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