な・に・ぬ / [2024/06/12] ブレスト

倉庫の整理はまだまだ続く。
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今日はオルカ鴨川FCのコアなメンバーと午後からお会いし、オルカの今後のビジョン、方向性、そして、さらには地域との関わり、スポーツによるまちづくりなど、長時間のブレインストーミング。
オルカだけでなく、WEリーグやなでしこリーグなど、女子サッカーの現状などについて意見交換し、そんな中、オルカとしてどのような未来を描き、目指していくのか、地域とどのように関わっていくのか、メンバーでいろいろとお話しした。
久々のこういったブレストの機会。

鳴り物入りでスタートしたWEリーグも３年目を迎えているが、正直、うまく行っているとは言えない。
ホームスタジアム要件で5,000人以上の収容規模を入れているけど、実際にリーグの平均入場者数は1,000人台。
5,000人には遠く及ばない。
そもそも、プロありきのリーグ設計に無理があると思うし、入場料収入などで賄えるわけもなく、ほぼすべてのクラブがスポンサー収入に頼っている現状。スポンサーもＪリーグやプロ野球、Ｂリーグなどと違って、入場者数も低迷し、メディア露出も少ない中で、社会貢献的な目的での協賛となっているわけで、女性の社会進出を応援するWEリーグ自体が、多くの民間企業に支えられ、社会貢献しているのではなく、されて成り立っているという現状だ。
事実、スポンサーの中には撤退する企業も出てきている。

以前より、私は女子サッカーには女子サッカーのあり方があると思っている。
Ｊリーグやプロ野球などともは違った、持続可能なスポーツの成立の仕方があるはずだ。

たとえ、WEリーグに参入したとしても、それは通過点に過ぎず、女子サッカーが持続可能なスポーツとして、多くの人たちに親しまれていくような環境、社会を創造、持続、発展していかなければ意味がない。
オルカはぜひとも、そうした長期的、大局的な見地に立って、女子サッカー界を牽引する一員になってほしいと思う。
自分も地域側の人間として、これからも連携・協力していきたい。

[WALK:-]