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[2024/04/30] ワーケーションのその先へ /

令和6/皇紀2684年3月22日 赤口 | 2024/05/01 12:42 更新
今日は基本的に一日神社で仕事。


夕方から宿坊にて、観光課の方々とワーケーションに関する打合せ。
その後、夜の部も(^^)

来週末、東京ビックサイトで行われるウェルネスツーリズムの展示会に、千葉県がワーケーションに関するブースを出展するのだが、そこで鴨川市も参加することになり、我々ウェルスポと連携して出ようということになった。
ワーケーションについてはコロナ禍に入って、ウェルスポはいち早く注目し、実証実験、研究などもしてきた。その成果をオンラインシンポジウムで発表したこともあった。

結論としては、日本人の労働観を鑑みた時、欧米から入ってきたワーケーションそのままでは日本にはあまり適合しないということ。
日本企業はある程度社員を管理したいし、社員も管理されたい、ある程度決まった時間・場所で働くことで「働いてる」感を得ているわけで、主体があくまでも社員個人で、その個人の裁量で、休暇中に仕事をしたり、遊んだり……、という仕事・生活のスタイルは多くの日本人には合っていないというわけである。
そもそも、ワーケーションということばから流行る前から、比較的自由な仕事の仕方、ライフスタイルな私はワーケーション的な生活を送っていたし、ワーケーションを実行する人はだれかから勧められたり、誘導されてするというわけではなく、自発的にしているわけだ。

つまり、我々が今度の展示会も含めて、推進しようとしている「ワーケーション」はもはや「ワーケーション」ではないのだ。
だから、一旦、ワーケーションありきという概念を捨てて取り組む必要がある。

むしろ、我々が取り組む事業は、主体が企業・団体であり、社員研修や福利厚生の発展型と考えた方が良いだろう。
となると、あまり「バケーション」的なイメージは全面に出さない方が良いと思われる。

打合せ後の、夜の部では、さらなる深い意見交換。
まさにブレーンストーミング。

最後に出てきた結論は、まずは、企業側に寄り添い、ワーケーション第一ではなく、企業のもつ疑問や悩み、解決したい課題などを聞いてみようということになった。その上で、鴨川としてソリューションを提供していく。
そもそも、この事業はソリューションビジネスである。だからこそ、最初から鴨川を売り込むのではなく、むしろ、まずはしっかりヒアリングするところから始める必要があるだろう。

言うならば「鴨川ワーケーション相談所」「鴨川ワーケーション研究所」といった位置づけである。
そんなスタンスで出展に参加したいと思う。


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おかげさまでこの日記(na.ni.nu)は [2001/10/10] パカッ! の記事以来、16年目を迎え、[2004/04/23] Wataruさんを囲む会 以降は毎日欠かさず記録してきました。(時々、かなりの連続投稿はありますが・笑)
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