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[2022/11/27] 「勝ちに行くと負ける」 /

令和4/皇紀2682年11月4日 友引 | 2022/11/28 15:16 更新
久々に神社に車が集結

お祓いします〜。

御縁が深まりました。

今日はちょっと狂った一日。

「The Pride Beach Soccer Games 2022」の2日目。
朝9時キックオフの3位決定戦に臨むことになり、私は一旦選手たちを宿舎から会場に送り届けると、そのまま鴨川へ直行。

この日、SLD(下町小悪魔隊)のメンバーが実に3年ぶりに神社にやってきて、お祓いすることになったのだ。
最初は「リバティ」という共通の車を通じて知り合った仲間たち。
出会ったのは2002年。
今年でなんと20年。
当時、赤ちゃんだった子どもたちはすっかり大人になり、我々はその分年老いた。
でも、心の熱さだけは変わっていない。
10時半過ぎ、ようやくメンバーが到着し、さっそく昇殿参拝。
今日は10台(内、1台はバイク)がやってきて、16人のメンバーが参加した。
青空の中、清々しく、車をお祓い。
その後、予約した「なかむら」さんへ移動して、メンバーは海鮮料理を楽しんだようである。
20年経ってもなおつながり、深まる御縁。
出会いは車だったけど、本当に人生って不思議なものだ。

お祓いを終えると、再び横浜へとんぼ返り。

到着すると、時間はすでに午後。
男子の決勝を残すタイミングであった。

3位決定戦は今日も点差がついてしまう試合となったようだが、コーチや選手の話をきくと、昨日よりも良い試合はできたとのこと。
今日は人数も少ない中での戦いとなったので、かなりつらかったと思うが、そんな中で戦えたということだと思う。
ただ、もちろん底上げをしていかなければならないのは確か。
課題はしっかり向き合えば、成長にもつながる。
正直、自分もかなり落ち込み、自信もなくしてしまった2日間でもあったが、あきらめずに、しっかり受け止め、一歩一歩、チームを成長させていきたいと思う。
悩んでいても始まらないし、やるっきゃないのだ。

チームとしては反省多き大会となったが、大会自体は天気にも恵まれ、成功裏に納められた。
プログラムの組み方や内容など、参考になるところも多かった。
鴨川でも近い内にビーチフェスを開催できればと思う。

会場をあとにすると、一路鴨川へ。


今夜はW杯。決勝トーナメント進出をかけた一戦、コスタリカ戦が夜7時キックオフで行われる。
それまでにはなんとか戻らねば!!

帰りは渋滞に巻き込まれることもなく、夜6時半過ぎに無事到着。
コスタリカ戦に間に合った。

FIFAランキング的にも、下馬評的にも日本優位なコスタリカ。
ただ、なんとなく、事前からの勝利が当たり前のムードに自分には嫌な予感があった。

試合内容は予想通り、コスタリカが守りに守り、日本が攻めるという展開となった。
ほぼコスタリカのハーフコートでのゲーム展開。
あとは日本は決定機をつくり、決めきるだけ。
だが、その決定機、シュートの機会をなかなかコスタリカのかたいディフェンスは許さず、日本はコスタリカの守備陣の前にボールを回させられる時間帯が続く。
その間に時間はどんどん過ぎ去り、0−0のまま、前半終了。

後半、日本は序盤に攻めてチャンスをつくるも決めきれず。
ペナルティエリア手前で得た2度のフリーキックも決められない。

実況、解説をきいていると、そうは言ってもコスタリカは明らかに強くないし、日本はしっかりやれば勝てる、と述べている。
嫌な予感がますます高まる。
ただ、一つ的確なことを言っていたのは、日本が失点するとすればセットプレーか、自分たちのミスから、というコメントだった。

後半30分過ぎ、おそらくコスタリカのゲームプラン通りだったのだろう。
コスタリカが一気にハイプレスを仕掛け始める。
日本も動揺が見られる。

そして、その時は訪れた。
センターバックの吉田が不用意に短いクリアボールを蹴り上げるも、コントロールが狂い、そこに日本選手が慌てて入るも、日本のゴール方向に弾かれて、フリーの選手にパスが通り、クロスループ気味のシュート。
前目に出ていたGK権田選手が触れるも、無情にもボールはゴールへ吸い込まれていった。
攻めに攻めていた日本、しかし、先制点を奪ったのはコスタリカ。
終わってみれば、コスタリカにとって後半唯一放ったシュートでもあった。

これがサッカーの恐ろしさ。
その後、日本も慌てて攻めるも、時すでに遅し。
そのまま試合は終了し、0−1でまさかの敗戦。
下馬評では、グループリーグで唯一勝てるだろうと思われていたコスタリカに敗戦。
ドイツへの大金星が帳消しになってしまった。

これで、グループリーグ突破すら、危うくなった。
最終戦、スペインに勝利すれば自力での突破を決められるが、スペインもその後の試合でドイツと引き分けたため、この時点で4チームに決勝進出の可能性が残り、スペインも本気で日本に向かってくる。
日本は果たして、ドイツに続く、奇跡の勝利をスペインに収めることができるのか。
正直、かなり厳しいと思う。

全くレベルは違うけど、ビーチサッカーをやっていて学んだことがある。
悪い意味で「勝ち行くと負ける」ということだ。
この試合もまた、常にチャレンジャーとして挑み、チャレンジを続けることが大切だった。
それが「格下」を相手に、悪い意味で「勝ちに」行ってしまった。

この試合、負けても結果が変わらないなら、もっとがむしゃらに、リスクを負ってでも、もっと攻めてほしかった。
究極の心理戦に日本は負けてしまった。
これが日本の弱さでもある。

まぁでも、もう次を見るしかない。
スペインが日本に絶対に勝つとは限らないのだし、最終戦、日本は思い切りスペインにぶつかっていってほしい。


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いつも私の拙い日記にお付き合い、ありがとうございます。
おかげさまでこの日記(na.ni.nu)は [2001/10/10] パカッ! の記事以来、16年目を迎え、[2004/04/23] Wataruさんを囲む会 以降は毎日欠かさず記録してきました。(時々、かなりの連続投稿はありますが・笑)
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