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[2022/09/29] 鉄砲玉渡欧7日目 信頼構築 /

令和4/皇紀2682年9月4日 赤口 | 2022/10/05 13:50 更新
ヘーレンフェーン市庁舎前にて

ヘーレンフェーン女子チームの監督・マネージャーと

ヘーレンフェーンの練習グラウンド
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監督と意見交換
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ヘーレンフェーン市役所
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歴史あるウェディングルームにて会談
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スキポール空港にて
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いよいよ搭乗
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イスタンブール空港の出発便案内板
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鉄砲玉渡欧も事実上の今日が最終日。
最終日でありながら、今日が最も重要なミッションの日となる。
しかも、それが終わったら、夕方の便でアムステルダムからイスタンブール経由で日本への帰路に就くという、なんとも強硬日程。笑


まずは、地元ヘーレンフェーンを拠点に活動し、日本のWEリーグと時を同じくして始まったオランダの女子サッカープロリーグに所属する女子チームのトレーニングを見学に行く。
トレーニングのようすを見学しつつ、ピッチサイドで同チームのマネージャさんといろいろとお話しさせていただいた。

女子チームのトップには現在20人ほどの選手が所属しているとのこと。
プロリーグとは言っても、ヘーレンフェーンの場合、大半の選手は学生だったり、他に仕事をしていたりしているそうで、全員が純然たるプロ契約であるわけではないそうだ。
アヤックスといった、財政規模の比較的大きなクラブについてはプロ契約の選手はより多くいるらしい。
この状況はWEリーグとほぼ同じと言って良いだろう。

ヘーレンフェーンはどちらかというと、育成に力を入れているそうで、ユース・ジュニアチームも含めて、若い選手(トップチームの平均年齢は20歳ちょっとなので、かなり若い)が多く所属している。
アンダー世代のオランダ代表にも選出されている選手もいて、今を輝くトップ選手になると、例えば、オランダ代表でアーセナルに所属するワールドクラスの点取り屋、ミーデマ選手はこの地域の出身だという。
現時点においてトップを狙うチームではないが、逆に言うと、クラブのコンセプトがしっかりしていて好感がもてた。

オランダリーグについていろいろと尋ねてみると、オランダリーグにはオランダサッカー協会等が定める、いろいろな参入基準、ルールは存在しているそうだが、スタジアムについて、特に収容者数の下限はないとのこと。
ヘーレンフェーンの女子チームは普段はサッカー場に多少観客席のあるような場所で公式戦を行い、入場者数は500名ほど。
たまに男子チームが開催している2万人収容のスタジアムで試合をすることもあるそうで、その時は観客は増えるとのこと。

トレーニングを終えると、監督も交えて意見交換。
実は現監督、2011年にジェフ千葉の指導経験があるそうで、最初日本語で「こんにちは!」と話しかけられた。
とても温和なジェントルマンで、これなら日本人とも合うのではないか、と思うほど、ステキな方だった。(50代くらいか?)
監督は選手の交換・交流も良いかもしれないが、まずは信頼づくりが大切だ、ということを繰り返し語っていた。
例えば、コーチやスタッフがオンラインで交流し、互いを知り合い、そして、必要に応じて行き来するという流れ。
まずは小さなことから始めよう、とお話しされていた。
これには私も大賛成で、初めから大きなことをやるのではなく、まずはやれることを、予算をなるべくかけずに積み上げていくことで、そこで信頼関係も深まり、ゆくゆくは選手の交換、ユース・ジュニア世代への交流事業へとつながっていくと思う。
同じ温度感で、とても良いお話しができた。


続いては、ヘーレンフェーンの市役所を訪問。
ここでは副市長(市長は長期休暇中)、スポーツ部門を担当する日本で言う部長クラスの方、市長付の秘書の方、3人とまさに会談を行った。

ヘーレンフェーン市役所は新しい建物と古い歴史ある建物がつながっているのだが、今日は、歴史ある建物の中にある「ウェディングルーム」、つまりは結婚式でつかわれる迎賓館のような立派な部屋が用意され、そこでかなりオフィシャル感満載な会談が行われた。
副市長の挨拶の中にもあったが、「ウェディングルーム」とは、つまり結ばれる部屋。ヘーレンフェーン市と鴨川市がこれから御縁を結び、交流をスタートさせていく上でまさにふさわしい部屋をチョイスしてくださった、粋なメッセージだった。
市庁舎前で記念撮影を終えると、1時間ほどにわたり、会談を行う。
私から鴨川市の紹介ビデオを流しすつ、鴨川市のプロフィール、我々が現時点で温めている交流のアイディア等について説明し、意見交換を行った。

詳しくはまた別の機会にまとめたいとは思うが、先程のサッカークラブ同様、ヘーレンフェーン市役所も我々と同じようなステップで考えてくださっていて、まずはやはり信頼関係を深めながら、交流を徐々に進めていきましょう、というお話しができた。
ヘーレンフェーンも日本の高齢者政策(日本の方が長寿国ということもあり)に興味をもっていたりしていて、今後、スポーツはもちろん、さまざまな切り口、レベルでの交流が期待できそうな予感がした。


というわけで、これにて全日程を終え、エドワードの運転でアムステルダム・スキポール空港へ。

ここでエドワードや新田さんたちとお別れし、時間はあったものの、スキポール空港は最近人員が不足し、搭乗手続き、セキュリティチェック、出国までにかなりの時間を要するかもしれないということで、なるべく急いで手続きを済ませ、搭乗口に向かった。
その心配はまさに当たっていて、保安検査場を通過するまでの大行列。
出国までなんと1時間もの時間を要した。
早く空港に着いていて正解だった。


つかの間の渡欧。
午後6時半ごろ、トルコ航空イスタンブール行の便に乗り込み、午後7時過ぎに離陸した。
イスタンブール経由で約17時間の復路。

あとは無事に日本に帰るのみ。


[WALK:8036]


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いつも私の拙い日記にお付き合い、ありがとうございます。
おかげさまでこの日記(na.ni.nu)は [2001/10/10] パカッ! の記事以来、16年目を迎え、[2004/04/23] Wataruさんを囲む会 以降は毎日欠かさず記録してきました。(時々、かなりの連続投稿はありますが・笑)
その間、私の人生にもさまざまなことがありました。自分にとって、この日記は第一に自分自身が自分の歩みを忘れないようにするための記録であり、そのために各日記には一年前の同日の記事が表示されるようにもなっております。
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