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[2021/09/25] ビーチコートのつくり方 /

令和3/皇紀2681年8月19日 友引 | 2021/09/25 11:59 更新
開設初年度から公式戦も行われている鴨川令徳ビーチコート
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先月行われたW杯において、ビーチサッカー日本代表の史上初の決勝進出・準優勝にて、にわかに脚光を浴びたビーチサッカーであるが、私は2015年に初めてビーチサッカーに出会い、そのスポーツだけではない、エンターテイメントの融合、観光業・商業などの他産業との相乗効果などの無限の可能性を感じ、数年来、なんとか鴨川から新たなビーチスポーツ文化を創造し、発信していきたいとビーチサッカーを柱に取組んできた。

ビーチサッカーをはじめとする、ビーチスポーツ振興の上で、まず必要になるのは専用のサンドコート(ビーチコート)である。
白砂青松の美しい砂浜を有する鴨川市のおいて、砂浜でスポーツをやればいいじゃないか、という声もあるのだが、実際取組んでみればわかるように、ビーチスポーツは素足で行うため、ガラスや貝殻、流木などでケガをするリスクも大きく、また、砂を一度ふかす必要もあるため、過去に実際に前原横渚海岸で行われていた千葉県サッカー協会主催のビーチサッカー大会では、毎回重機を投入し、莫大な労力と準備コストがかかっていた。
それも、一発大波が来れば、また整備しなければならず、天然の砂浜で安定的にビーチスポーツに取り組むことは不可能と断言して良い。(よほど日常管理をしない限り。つまり、そのためにはやはりコストがかかる)

しかしながら、ビーチスポーツというのは海のイメージもあるわけで、そのために、私は砂浜の近くに専用のサンドコートを整備し、イメージ的には海辺で、かつ管理された安全なコートでビーチスポーツ、ビーチアクティビティを楽しめるという環境を鴨川市に実現してはどうか、と考えてきた。

それは、ビーチサッカーに取組んでいるからであって、他の多くの人たちにとっては別に関係のないこと、マーケットも小さい、という声ももちろんあるが、ビーチスポーツに取り組めばわかるように、ビーチスポーツ・ビーチアクティビティはクッション性のある砂の上で運動するため、ケガのリスクが低く、むしろケガをした人のリカバリーにも使われるくらいである。
過去に何度も記してきたが、ケガ持ちでサッカーやフットサルをあきらめざるを得ないサッカー選手がビーチサッカーに転向して活躍する例は少なくなく、また選手寿命が長いのも特長だ。
アスリートだけでなく、老若男女取り組むことができ、単なるスポーツ活動だけでなく、ダイエットや体幹強化などの健康増進にも役に立つ。

さらにサンドコートは芝生のように養生は不要で、極端な話、24時間365日稼働することもできるわけで、施設利用の回転率も高いのだ。

というわけで、鴨川令徳ビーチコートが鴨川市にできたのはとても大きな出来事だったし、私としてはさらにエンターテイメントや観光業・商業などと融合した「ビーチパーク」の実現を将来的には夢見ている。


さて、ビーチコートをつくるには?という質問をたまに受けるようになってきたのであるが、「ビーチコートのつくり方」について要点をまとめておきたい。

◯土地:50m×40m以上の広さが理想。水はけが良いところが良い。
◯コートの広さ:ビーチサッカーコート(標準サイズ 37×28m)が1面取れる広さのコートを作れば、大抵のビーチスポーツを行うことができる。大会も誘致できる。具体的には余白部分も入れて、43×34m以上の広さのコートができると良い。
◯砂質:FIFAの規定では砂の質は特に指定されていない。ただし、砂鉄成分の多い色の濃い砂を使用すると、夏季は高温になり素足でのプレーは厳しい。なるべく砂鉄成分の少ない色の薄い砂を使いたい。理想はオーストラリア産などのホワイトサンドだが、その代わりコストは高い。
◯砂の深さ:ビーチサッカーの場合、40cm以上と決められているので、最低限40cmの深さは確保したいところ。風による砂の移動などを考えると50cmあれば十分。(ただし、深さにより投入する砂の量も変わり、コストが上下する)
◯必要な付帯設備:
 ・砂飛びを防止するために、コート周辺に多少の壁や土手を設ける。
 ・素足で歩きまわるため、コート周辺に素足でも安全なエリア(人工芝などを敷設)を設ける。
 ・水道(コート冷却、足洗用)
 ・電源(なければ発電機などを活用)
 ・ナイター照明
 ・防球ネット
 ・シャワー・トイレ・ロッカールーム
 ・競技・大会備品(ビーチサッカーゴール、ラインテープ・フラッグ、カウントダウンタイマー、テント、アウトドアテーブル、アウトドアチェア など)
 ・器具庫・物置(競技・大会備品などを格納)
 ・耕運機
◯コスト:
 ・砂:運搬費で大きく変わる。地元産の砂なら1コート600〜800万円程度(重機でのコートの外構整備含む)。オーストラリア産のホワイトサンドの場合、1コート2,000〜3,000万円程度。(ほとんどが運搬賃)
 ・付帯設備:どこまで揃えるかによる。鴨川令徳ビーチコートの場合、ナイター照明、土手への人工芝敷設、防球ネット数カ所(農業用ネットを使用)、物置、ビーチサッカーゴール等の協議備品、シャワー(水シャワーをDIY)、ガソリン式耕運機をほぼDIYで整備して100万円程度。

というわけで、がんばれば、1,000万円を切るイニシャルコストで1コート分のサンドコートを整備することができるだろう。
さらに地元の土建屋さんとかが協力してくれれば、もっと安く上がるかもしれない。
ビーチコートの整備コストのほとんどを占めるのは「砂」そのものなので、その調達方法でイニシャルコストはだいぶ変わるだろう。(砂自体は安ければ、400万円程度ではないだろうか)


ここまではあくまでもスポーツを行う場所としての整備であり、ここに、さらにバーベキューテラスやカフェ、バー、音楽設備など、観光・商業施設、エンターテイメント設備を付加していくことで、スポーツをメインコンテンツとしつつも、それが他産業と融合し、スポーツだけでない部分で経済活動が生まれる「ビーチパーク」に発展する。
私はそこまでやることに意義があると考えている。

さぁ、鴨川でどう実現していくか。
夢をもちながら、考え、そして、一つ一つ実行していきたい。


[WALK:-]



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