な・に・ぬ / [2021/03/22] 年度納め

今年度も残り10日ほど。
午前中、地方創生推進交付金を活用した２事業について、課内検査を受ける。
この土日、集中し、ほぼ徹夜でとりまとめた報告書。
今年度は頼もしいウェルスポメンバーで分担して各パートの報告書を作ったのだが、気合を入れすぎて、２事業あわせて、付属資料も含めて800ページにも渡る超大作！！
読み込むのに、検査も一苦労していた。笑

コロナ禍の厳しい中でも、それだけ、メンバー一丸となり、創意工夫の下、単年度だけでなく今後につながる活動を展開してきたという証拠。
その結晶が今回の報告書である。

例えば、市民への運動機会創出、スポーツ実施率の向上といった地域のウェルネスを推進する「ウェルkamo事業」は専門的知識を有するスタッフのおかげで、今年度確実な基礎を築けたと思う。取り組みは徐々に広がっていて、鴨川市だけでない場所でも始まりつつある。
今週末に開催する「親子deビーチスポーツ教室」はチラシを市内の学校に配布して、わずか数日で満員御礼となり、急遽４月からの継続開催を決定した。

サイクルツーリズムについても、コロナ禍でなかなかイベントができない状況ではあったが、昨年度開発したウェブアプリ「ロゲハン」を組合せながら、逆にコロナ禍にも対応する、地域負荷も軽減された期間分散開催によるロゲイニングイベントの形態を構築できた。
アフター・コロナへの準備も万全である。
「ロゲハン」やロゲイニングについては、他の地域からも問い合わせが来ており、鴨川市だけでない取り組みの広がり、そこでのウェルスポの独自収入を生む可能性を帯びてきている。

おかげさまで苦しみながらも、試行錯誤の中で進めてきた、地域スポーツコミッションの取り組みであるが、交付金最終年度の末を迎え、次年度以降やることは見えた。
あとは財源の担保。持続可能な組織として継続できるか。
シビアな戦いが４月から始まる。

ただ、私は楽観視している。むしろ交付金が切れることで、より自由度の高い活動を展開することができるし、全てがもちろん自己責任だ。
私自身は４月から無報酬になるが、地域スポーツコミッションの言い出しっぺとして、責任をもって奉仕していきたい。成功させるところまであきらめずに続ける。それが唯一の成功の道だ。

まずは年度をしっかり納めて、次のステップへ進もうと思う。

[WALK:14373]