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[2020/04/26] 提言|地上波放送でオンライン授業を! /

令和2/皇紀2680年4月4日 先勝 | 2020/04/26 12:57 更新
昨日、巷はゴールデンウィークに入ったことに気づいたのだが、まぁ今年は連休どころではないだろう。
逆にある意味の「連休」なのかもしれないけど。

子どもたちの休校は3月から起算すれば、まもなく2ヶ月を迎えようとしている。
夏休みよりも長い期間になる。
今回の休校で露呈したのは、日本においてはeラーニングシステム、オンライン授業というものが極めて後れているということだ。
五輪に事前キャンプ誘致で協力してくれているオランダの家庭では、子どもたちがいち早くオンライン授業に切り替わっているというし、海外を見るとそのような事例を多く見る。

一方、日本では、オンライン教材はあるものの、学校で体系的なものを用意できているとは言えず、また塾などに至っても、なかなか全てで対応できているわけではない。
学校から課題は出ているには出ているようだが、結果、子どもたちは昼間からゲーム三昧、YouTube三昧となっている。

一昨日、我が家では私の強権を発動し、週明けから
 ○平日、学校のある時間帯のゲーム・YouTube禁止
 ○ゲームは1日3時間以内
というルールを新たに定め、徹底することにした。
さらにITの力も借りて、禁止時間帯はインターネットに接続できないようにも設定した。(本当はこんなことやらずに、自主性を重んじたいところだが……。もう中毒の様相を呈している)

ただ、禁止された時間帯、彼らにはやることが必要となる。
私が子供の頃であれば、外に遊びに行ったり、とそんなこともできたわけだが、いまのこの状況でそれを推奨するわけにはいかない。

なので、やはり、冒頭のオンライン授業、eラーニングを活用したいところである。
文科省ではすでに生徒1名あたり1台のパソコンを整備するという計画はあったらしいが、今回の新型コロナ禍をきっかけにそれを前倒しして推進するというニュースもある。また、インターネット接続環境について整っていない家庭については、WiFiルーターなどの提供も行うという。
なんだか大盤振る舞いな気もするが、しかし、これにはとんでもない準備時間を要するに違いない。
さらにメーカーはどうするのか、莫大な権益も生まれる。

私としては、児童・生徒の多様な選択肢をもつためにも、メーカーなどは限定しないで、最低限の仕様を提示した上で例えば生徒1人あたり○万円というような購入補助を出して、好きに選ばせれば良いと思う。
OSも縛られず、ブラウザベース、あるいはマルチプラットフォームなアプリケーションで動くような仕組みにすれば良い。

ただ、いずれにしても、やはり時間はかかる。

そこで、いますぐにでもできないことはないか、と昨日妻と話したのだが、パソコン環境がなければ難しいのであれば、例えば、
 ○地上波テレビ
 ○パソコン(インターネット経由)
 ○タブレット・スマートフォン(インターネット経由)
のどれでも視聴できる、YouTubeなどの配信サービスを通じて、授業を行ってはどうか。
YouTubeなどにはその場で視聴者側もフィードバックできる仕組みもあるし、デジタル放送もデータ放送を使えば、回答を送ることなども可能だ。

要は双方向性のある、「放送大学」「Eテレ」のようなことをテレビ局各局が分担して、インターネット配信も同時に行いながら(技術的には問題なくできる)、学校のある時間帯にライブの授業を展開し、休校中の児童・生徒はそれを受講するわけである。

というのも、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、テレビ局も例外ではなく、これまでの番組づくりはできなくなっている。
それゆえ、ドラマも放映が延期されたり、バラエティ番組も過去の放送を再放送したり、という対応が取られている。
テレビ局も対応に苦慮している。

ならば、公共の電波を享受してきたテレビ局の社会貢献として、各局分担して、オンライン授業をやってはどうだろう。
国、文科省がその放送枠を買い取れば、テレビ局の収入にもなるし、あるいは予備校や塾とも提携して、講師を派遣してもらい、授業を展開してもらえないだろうか。
それはゆくゆくは予備校や塾のPRにもつながる。

各局で学年を分担しても良いだろう。
小学1・2年生は日テレ、3・4年生はTBS、、、みたいなかたちでも良いかもしれない。
あるいは千葉県で言えば、千葉テレビ放送など、いわゆる旧ローカルU局を活用するのも良いだろう。
インターネットではHIKAKINなど、YouTuberが持ち回りで授業を行うなってのもありでは?(笑)

テレビはもちろん、最近はインターネットも、ライブ視聴というものが基本になりつつもある。
学校の時間帯にそういった放送をして、受講できれば、多くの家庭が抱えている休校中の子どもたちの問題は大きく解決されるかもしれない。

ぜひ検討してほしい、と私は思う。(って、どこに提言したらいいんだろうか。政治家のどなたか、ぜひぜひ動いて!)


[WALK:-]


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