な・に・ぬ / [2020/02/02] 新型コロナウィルス

このところ、ニュースは新型コロナウィルス。

昨年末から武漢市で怪しい肺炎が流行り始めたというニュースがちらほら聞かれていたような気がしたが、１月後半になるとあれよあれよと拡大し、中国政府が武漢市やその周辺都市を丸ごと封鎖するという強硬措置に出た。

しかし、潜伏期間が最大２週間ほどと長く、感染力を持ちながらも無症状の人も多数いる、さらに春節で中国人が国内外に大量に移動するという最悪のタイミングも重なって、流行の拡大を抑え込むことはできず、日本にも上陸。

中国だけでなく、日本のドラッグストアーなどの店頭からはマスクがことごとく売り切れるというある種のパニック状態になってきている。

日本をはじめ、各国は中国人の入国制限を設けて感染拡大防止に努めているようだが、残念ながら、現在明らかになっている感染者の何倍、おそらく１～２桁違う人たちがすでに感染しているのではないか、と私は考える。
ヨーロッパではアジア人差別も起こっているというが、残念ながら、実はヨーロッパにもアジア人のみならず、欧州人でも感染している人がいるのではなかろうか。

したがって、今後は感染の恐怖を煽るような報道は控え、このウィルスをもっと冷静にとらえた方が良いような気がする。
果たして通常のコロナウィルスと比べて重症化の度合い、致死率はどうなのか。いま流行しているインフルエンザと比べてはどうなのか。そんなことを考える必要があると思う。
事実、アメリカでは今冬インフルエンザが大流行し、１万人以上が命を落としたと聞く。

コロナウィルスは風邪の原因にもなるウィルスでもある。
風邪も重症化すると肺炎になったりもする。

おそらく、ではあるが、１年後には流行の封じ込めに成功、というよりは、通常の風邪やインフルエンザと同じような扱いになっているのではないかと思われる。
とにかく正しい情報を選ぶ冷静さをもち、パニックには決してならないように気をつけたいものだ。

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