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[2019/09/11] 被災3日目:自覚と行動、強いぜ!房州人 /

令和元/皇紀2679年8月13日 友引 | 2019/09/14 12:44 更新
同級生が水を寄附してくれた!
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ありがたい!!
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カレーの炊き出しが行われた東町青年館
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オルカの選手たちも支援に入る
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支援物資が到着
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みんなで運び込む
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ありがたい贈り物
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Eバイクも災害では活躍しそう。車で入れないところに入れる
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被災3日目。今日も暑かった……。
総合運動施設は依然停電中。
もちろん冷房も効かない。

昨日から鴨川市では災害備蓄物資の配給が始まった。
ただ災害備蓄物資には数に限りがあり、もって2日程度だろう。
いよいよ台風15号による災害が、これまで南房総エリアにおいては体験し得なかった、未曾有の災害であることがわかってきた。
東日本大震災をはじめとする過去の災害で学びは得てきたが、しかし、ここまで大きな災害はこれまで行政も民間も市民一人一人も全く被災したことがなかった。
さまざまな情報が錯綜し、現場も混乱気味。

とりあえず、最低限の電源は必要ということで、ウェルスポで購入してあった発電機を準備し、始動!
さっそく役に立った。というか、本来は電源の通っていないプレハブに自転車メンテ作業用に購入した発電機だったのだが、まさか災害において最初に使われるとは……。
まさに「備えよ常に!」(ボーイスカウトの創始者、ベーデン・パウエル卿のことば)

天津の同級生のネットワークを通じて、コカ・コーラのグループ会社に務める同級生から、「いろはす」「アクエリアス」を午後大量に届けるという連絡があり、神社に納めてもらうことにした。
午後2時過ぎ、到着。
鴨川市天津小湊支所、天津神明宮の電波の届く一の鳥居付近にそれぞれ半分ずつ納品してもらう。
いやはや、天津の同級生の御縁、本当にありがたい。

今日から本格的に市の物資配給も始まった。

市内では徐々に停電が復旧しつつあるが、天津小湊地区は依然大部分のエリアで停電している。
携帯電話もネットも通じないので、配給の情報なども知ることができない人が多数いる。(これは今回の災害の特徴だと思う。反省点として次に活かすべき)

というわけで、神社お得意の宣伝カーを始動し、マイクを片手に天津小湊地区をまわり、水の配布を神社と天津小湊支所で行っている旨を放送してまわる。
あとで伺ったところによると、宣伝カーはかなり周知に役に立ったようだ。

清澄・四方木地区には物資配給ポイントがなく、ふもとの天津小湊公民館まで下山してこなければならない、しかしながら、お年寄りがほとんどの地域でそんなこともできない人がほとんどなので、水を積み込み、宣伝カーで放送しつつ、登っていった。
途中倒木もあるが、なんとか辿り着く。

まずは清澄寺の参道で開いているお店を訪ね、お話しを伺う。
やはり、みんな苦しんでいる。
ただ、水は今朝水道局から給水タンクが来て、それで対応しているようだ。しかしながら、起伏の多い同部落の中を水をもってお年寄りが歩くというのも容易ではない。
清澄の区長さんを訪ね、水をお届けして、困っている人に渡してほしい旨お伝えした。

直接会えたお店の方々には手渡しでお渡し。
すると、あるお店のおばあちゃんが、じゃあ、これ持っていってよとお店の売り物である清澄名物のきゃらぶきの佃煮を手渡そうとする。
「いやいや、そんな、そんなことできないですよ、だめですよ」と断るも「いや、持っていって!」と……。「じゃあ、家族でありがたくいただきます」といただいた。
なんという精神力、思いやり。こんなつらい状況だし、水を2本渡しただけなのにお土産を返してくれるなんて……。

続いて四方木地区を訪ねると、この地区は簡易水道で停電によりポンプも止まり、断水状態。もちろん電気も通じない。通信も一切できず、文字通りの陸の孤島。
水は助かる!と喜んでいただき、ふれあい館に残りの水、アクエリアスを全て納めさせてもらうことにした。
納めながらお話ししていてびっくりしたのは、みなおしなべて生き生きと元気なこと。

「むしろこんなんで済んでいるから大丈夫よ。みんな元気だよ。心配しないで!」
「九州の方がもっとたいへんなんでしょう!?」

なんて人たちなんだ。

「房州人は肋が一本足りない」(温暖で恵まれている地域なので意気地がない、という意味)とは有名なことばだけど、いやいや、そんなことはない。
こんな状況でも「たいへん」「困った」「暑い」と言いながらも、多くの人が笑顔を絶やさない。
房州人は十分に強い!そして、思いやりも忘れない。

そんなことを考えていたら、下山する車の中で、運転しながら、不覚にも一人涙を流してしまった。

市の配給ポイントでもある天津小湊公民館に到着すると、地元消防団、さらにオルカ鴨川の選手たちも市の職員と一緒に住民たちに物資を配布していた。
同級生から提供された水、アクエリアスも喜ばれていた。(実は天津小湊支所という市役所管轄の場所に納めてしまったことで、行政としては簡単に配布することができないという判断が一時入ってしまったので、交渉して、これはあくまでも天津の同級生を通じて民間から民間に支援されたものなので、支所に仮置きしたという解釈で市は対応してほしい、ということで自由配布が可能になった。今後の対応の参考になると思う)

浜荻地区にある東町青年館でも、地元の方が有志で炊き出しのカレーを配布。水を届けに行くと、なんとカレーをもらってしまった。
カレーを作っている人も被災者なのだ。
そして、この後、カレーをもって地元の独居高齢者を一軒一軒訪ね歩いて、配ってまわったのだとか。
すごいよ、本当に!!

神社に戻ると、水の配布も一段落したので、片付けをして、総合運動施設に戻る。

夕方から、他の自治体や企業から続々と物資が届き始めた。
我々もオルカ鴨川のスタッフも一緒になって、市の職員と物資の受け入れ、運搬を行う。
水、非常食、ブルーシートが続々届く。
本当にありがたい。

発電機の照明で照らされた物資たちが輝いている。
これが明日には市民の手元に届くだろう。

市の職員は24時間交代で対応に当たっていく。
消防防災課などほぼ不眠不休の課、職員もいる。
この手の災害では、行政の対応も非難の的になったりするけど、もちろん満点じゃないし、災害に慣れていない地域を初めて襲ったとも言える大災害だけに混乱もあるけど、でも、現場の職員も精一杯、市民のことを考えやっていると思う。
少なくとも、我々ウェルスポが拠点を置く、スポーツ振興課は課長を筆頭に、みんなそんな熱い魂をもった職員ばかりだ。(別にお世辞でも、よいしょでもなく!)

民間でも有志が動いている。
自ら被災者でありながらも、もっとひどい状況にある人のためにできることをみんなやっている。
この際、官民なんて関係ない。みんなが被災者だし、みんなが支援者にもなり得る。これがまさに災害で必要な「共助」

鴨川では災害に対するシステムは万全ではないにしても、多くの人々の心は災害の際必要不可欠な「共助」に満ちあふれていると実感した一日だった。

房州人は絶対にみんなでこの大災害を乗り越えられる!
私は確信した。

いずれにしても、いよいよ台風15号は房総半島にこれまで体験し得なかった甚大な、激甚な災害をもたらした、ということが間違いなく明らかになった。
我々のモードも切り替わった。


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