なに
ぬ!
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[2019/06/09] 7秒前の劇的フィニッシュ /

令和元/皇紀2679年5月7日 大安 | 2021/07/29 17:21 更新
小佐野くんのおもてなしに感謝!
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トラックに下山用の荷物を預ける
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カレーで腹ごしらえ
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スタートを待つ自転車たち
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いよいよスタート
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がんばろう!
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1万人のサイクリストが集結!
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1合目付近
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小御嶽神社に参拝
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身も心もあったまる〜!
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帰りはバスで
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サイクリングイベントって、なんでこう朝早いのだろう。笑
朝4時過ぎに起床して、身支度を整えると、自転車に乗ってスタート地点に移動する。
河口湖駅から約5km程度のところにあり、ここですでに登り。
あいにくの小雨模様で、早くも気持ちを削がれる。笑

スタート地点に到着すると、すでに大勢のサイクリストが。
下山の時に使う荷物をトラックに預けて、あとはスタートまで待機。
午前7時から随時スタートしていくが、我々はおしりから2番目のグループで、スタート予定時刻は8時25分。
カレーで腹ごしらえしたり、勢いに乗ってクレープまで食べたり……。
結構手持ち無沙汰な時間も続く。
特に今日はあまり良い天気ではなく、気温も下がっていたので、スタート前に身体が冷えてしまった。

午前8時25分、曇り空の中、いよいよスタート。
北麓公園のスタートゲートをくぐって、いざ富士山5合目を目指す!
足に時間計測用のチップを取り付けていくのだが、実際のチップが計測され始めるスタート地点は1kmほど登ったところにある。

メンバーとの作戦で、まずは前半が結構きつめの坂なので、そこで温存し、後半勝負で行こう!と語っていたのだが……。
控えめなペースが私にはすでにオーバーペースで、実際のスタート地点に到達する頃にはもう仲間にちぎられてしまった。
ここからはおそらくこのイベントでも一番遅いグループとともに、一人でゆっくり登っていく。

1合目までの区間ですでに自分はもう心が折れかけ、さらに雨も本降りになりはじめ、登るごとに霧で視界も悪くなり……。

よく案内を読まないで臨んでいたこともあり、なんと私、途中時間関門が2ヶ所あることを把握しておらず、第1関門の存在に気づいき通過したのは制限時間の10分ほど前。
これは完走まで危ぶまれるやばいペース!?

というわけで、残り区間は時間との戦いとなった。
とは言ってもダラダラ登り坂で、スピードは思うように出ず、時速8kmほど。
5kmごとに数分の休憩を入れつつ、登っていく。

残り7kmほどのところにある第2関門に到達したのは制限時間5分前。これはますますピンチになってきた。

そして、残り2.8km地点で、私の身体もほぼ限界に……。
足がピキピキしていたのだが、着地した瞬間、なんと腿から足首まで足全部が攣ってしまうという厳しい状況に……。
もうまともに歩くこともできない。
この時点で時刻は11時25分。ゴールの制限時間である11時40分まで残り時間は15分しかない。時速8kmというペースを考えるとゴールはほぼ不可能。
先にゴールしている仲間にリタイヤの旨をメッセージしようと思ったが……、それでもなんとか行けるところまでは行こうとペダルを再び漕ぎ始める……。

すると、なんと残り2km程度のところから奇蹟的な平坦コースが現れる。これは時間が稼げる。
ということで、目一杯の力で漕ぎ、残り1kmで残り5分というまさにゴールが見えてくる状況に!

ところが、なんと残り1kmで再び登り坂!!
もう足も限界。
なんとかがんばって漕ぎ続けるが……。
また足をつく。
そして、またまた足全部が攣る。
もう歩いて押すしかない。

ゴール直前でもう心も身体もズタズタであったが、先にゴールして下山してくるサイクリストたちから「がんばれ!」「あと200mだ!」という激励の声が!
足の痙攣もおさまり、再び漕ぎ始める。
時間は11時39分台に突入している。
と、突然、ゴールが現われた!!
フィニッシュラインを超え、係員の人に「これゴールですか?」と尋ねると、「大丈夫!ゴールしましたよ」との声が。
なんと私のゴール時間は11時39分53秒。
奇蹟的な7秒前の劇的フィニッシュであった。

ゴールすると、小御嶽神社へお参り。
小佐野くんが待ち構えていてくれた。
あまりに遅かったので、リタイヤしたか、と思っていたようだが、しっかりフィニッシュしてお参りできて良かった。
雨でびしょびしょになって冷え切った私にあたたかいおもてなし。
ストーブの部屋に通してくれ、カップラーメンとホットコーヒーを出してくれた。これが身にしみた。涙

帰りは自転車で下山する予定だったが、バス便もあるということで、低体温症、さらにスリッピーな路面が危険ということで、我々はバスをチョイス。
満員のバスだったが、下山に1時間ほどかかり、ようやく麓へ。

完走証とフィニッシュした証であるリングを受け取ると、河口湖駅前まで自転車で戻り、帰路につく。
帰りはもう眠気との戦いであったが、無事天津まで戻ってきた。

Mt.富士ヒルクライム、初参戦だったが、やはり自分は登りは苦手……。
もう何も考えられなかったし、途中から、俺はバカなのか、と自問自答しながらのサイクリングであった。
まぁでも、どんどんこうしてドMになっていくんだろうな。笑


[WALK:8859]



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な・に・ぬ(na.ni.nu)について
いつも私の拙い日記にお付き合い、ありがとうございます。
おかげさまでこの日記(na.ni.nu)は [2001/10/10] パカッ! の記事以来、16年目を迎え、[2004/04/23] Wataruさんを囲む会 以降は毎日欠かさず記録してきました。(時々、かなりの連続投稿はありますが・笑)
その間、私の人生にもさまざまなことがありました。自分にとって、この日記は第一に自分自身が自分の歩みを忘れないようにするための記録であり、そのために各日記には一年前の同日の記事が表示されるようにもなっております。
いまさらながら、読者のみなさんにお願いがあります。この日記はあくまでも私の個人の活動記録であり、個人の見解が述べられています。したがって、私が所属する企業・団体・業界の公式的な記録や見解ではありませんので、この点ご理解の上、お付き合いください。
今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。

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