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[2018/12/06] 欧州6日目 自転車文化100年 /

皇紀2678年10月29日 友引 | 2018/12/09 16:58 更新
世界初と言われる自転車道(サイクルパス)
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なんと列車がキャンセルに!
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やっとのことでユトレヒトに到着
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列車には自転車をそのまま載せられる
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自転車で利用する客のためのスペース
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ユトレヒト中央駅
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駅にある駐輪場
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運河沿いのサイクルパスを走る
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自転車専用のサイン(赤色)とレクレーションスペースのサイン(緑色)
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自転車道の交差点にはジャンクション番号が振られている
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とにかく自転車乗りが多数
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ユトレヒトはミーフィーのふるさと
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駐車場表示板
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運河の街・ユトレヒト
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古い町並みをバックに
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ハウステンボスにあるタワーのモデルがこれ
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ユトレヒトの街を走り抜ける
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子どもを乗せる自転車
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自転車を引っ張れるスロープ(溝がある)
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デュッセルドルフへ無事到着
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今日は早朝からの動き出し。早起きして、ジュネーヴ空港へ。
朝6:45発の便でブリュッセルへと入る。
欧州のLCC大手、easyJETを初めて利用した。

日本でもすっかりLCCは定着したが、LCC先進地域のヨーロッパでは人々の日常的な足になっている。LCCのおかげで我々旅行者にとっても、旅の選択肢がリーズナブルに広がる。
以前はヨーロッパ内の移動と言えば、列車が主流で、風景が変化していく車窓を楽しみながら旅をするというスタイルであったが、いまはむしろ列車よりも飛行機の方が安くて早く、事実、今回の過密スケジュールの中でLCCが非常に役に立っている。
今回、日本への行き帰り以外で、ヨーロッパで5回LCCに搭乗するが、その内、4回はチケットが1万円を切る格安チケットである。
LCCは確実に旅のスタイルを変えている。

前日、ISCに一緒に参加した、JSTAの中山事務局長から、ブリュッセル便は実はキャンセルが多い(実際、中山さんが行きに乗るはずだった便もキャンセルされ、1本待ちぼうけだったそうだ)という話をきいていたが、easyJETは問題なく運航し、定刻通りにブリュッセルに着陸した。
バゲージクレームも、日本の航空会社を思わせるようなテキパキとしたスピード感で、すぐに自分の荷物をピックアップし、あわよくば乗車したかった列車に余裕で間に合うことになった。

だが、ここからが受難の始まりだった。
ブリュッセル空港発9:11の列車をホームで待っているのだが、なかなか来ない。その内、ホームが騒然とし始め、電光掲示板を見ると、なんと乗ろうとしていた列車が「キャンセル」されているではないか。
日本ではなかなかない突然の運休。これ、ベルギーでは日常茶飯事らしい。

さあ、困った。どうしよう、ということで、いろいろとパソコンで時刻を調べたりしつつ、とりあえず、ブリュッセル市街へと列車で出てみることにした。
だが、後続の列車も遅延。車内でも時刻を調べ続け、結局、ブリュッセル市街の駅から再び空港を経由して抜ける列車に乗るのが一番早い良いことがわかり、途中で引き返すことにした。(ブリュッセル市街よりも、空港の方がオランダ方面に近いため)

なんとか、ブリュッセルから途中の乗り換え駅となるロッテルダムまでたどり着く列車に乗ることができたが、すでに遅延しており、車内では考えられないアナウンスが……。
列車が遅れており、止まるはずだった空港を通過して、そのままアントワープまでダイレクトに運行するというのだ。結果的に、私はブリュッセル市街まで出てこの列車をキャッチできたからいいものの、空港で待っていた人たちは一体どうなるのだろう?
日本では列車の遅延はあっても、止まるはずの駅をパスして行ってしまうなんてことは絶対にあり得ない。
いやー、ベルギー鉄道恐るべし!

それでも、列車は30分以上遅れて、ロッテルダムへ。
ロッテルダムから先は比較的列車が頻繁に出ていたので、予定とは別の列車に乗り換えることができ、午後1時過ぎ、予定よりも約1時間半遅れてユトレヒトに到着した。

ユトレヒトでお会いする、自転車に取り組まれている方が午後1時過ぎでないと予定が空かないということもあったので、結果オーライではあるのだが。笑


ユトレヒトでお会いしたのは Herbert Tiemens さん。
サイクリングに関する取り組みを推進している方である。
3時間ほどにわたって、2人で自転車で市内をめぐりながら、自転車に関する取り組みの現場を丁寧に案内してくださった。
最後は彼のオフィスビルに行き、1階のオープンカフェスペースで意見交換。
南房総(あわの国)サイクルツーリズム協会、房総神社サイクルライド推進委員会で房総のサイクルツーリズムに取り組んでいる私としてはとても有意義で、刺激的な時間であった。

一言で言えば、さすがは、100年以上の歴史をもつ自転車の街・ユトレヒト、である。
もはや自転車は市民の当たり前の足となり、文化として根付いていた。環境面についても自転車を中心とした整備がなされている。
日本とは次元が違う。

ここで具体的にまとめてみよう。

ユトレヒト中央駅で…
ユトレヒト中央駅には巨大な駐輪場が一つだけでなく、複数箇所に整備されている。駐輪場は街中のそこらじゅうにある。
ラックに自転車を載せ、車輪止めをセットすると、これがオンライン化され、各ブロックの空き状況に反映されるほか、さらに街中のところどころに設置された駐輪場案内板に混雑具合(残り台数)が表示される仕組みとなっている。

自転車は市民の足になっていることもあり、自分の自転車をもっている人がほとんどであるため、レンタサイクルサービスはリヨンやバルセロナと比較すると小規模ではあったが、それでも、(私も借りた)レンタサイクルを利用している人も結構いた。

Herbertさんのお話しによると、ユトレヒトでは駅の利用者で自転車で来る人はなんと全体の4割を超えるのだという。
確かに街中は自転車に乗る人であふれていて、通勤・通学時には自転車渋滞もできるのだとか。

サイクルパス(自転車道)・サイン
実際に街中を走ってみると、ほぼ全ての道路に自転車道が整備されている。厳密に言うと、二輪車道となっており、自転車のほか、オートバイも走っている。
路面はエンジ色に塗られ、エンジ色に塗られた道路は自転車優先というルールがあるのだそうだ。

途中、1885年に世界で初めて造られたという自転車道に立ち寄ったが、ユトレヒトはモータリゼーションが始まる遥か前から自転車道が整備されてきたわけで、そもそも自動車よりも前に自転車ありきという文化なのだ。
もはや日本とは次元の違う、100年以上も培われてきた自転車文化にただただ圧倒されるばかりであった。

自転車向けの信号やサイン(道案内)ももちろんのごとく充実し、さらに自転車道の交差点には番号が振られ、ある種ナビゲーションの役割を果たしている。
これはオランダ全土に広がっているとのことである。

階段には自転車を引いて上り下りのできるスロープがあり、さらにそのスロープには溝が掘られ、自転車の車輪をそこにはめて歩けるような工夫がなされていた。
この配慮はありがたいと思う。

ギア付き自転車は少ない?
私が借りたレンタサイクルもそうだったが、案外ギア付き自転車が少ないように思った。
また、リヨンやバルセロナのレンタサイクルもそうであったが、スポーツバイクというよりは、ママチャリに近いクロスバイクが主流であった。(ただし、ペダルは日本のママチャリよりも数段軽い)

おそらく、オランダは起伏の少ない国のため、そもそもギアをあまり必要としないのだと思う。
実際、今日走ったルートもほぼ平坦だった。

ほかにも、DHLが自転車で荷物を運搬していたり、子供を1人、2人載せられる特殊なかたちの自転車など、日本ではあまり見ることのないバラエティーに富んだ自転車たちが街中を走っていた。

手信号の普及
街中を走っていて気がついたのは、ほぼ全ての人たちがしっかり手信号を励行していたことだ。
確かにこれだけ自転車の通行量が激しいと、後続車のためにも手信号は必須だと思う。

老若男女、手信号を見事に使っていたのは気持ちの良い光景だった。
自転車の走行マナーも良いような気がした。
自転車が文化として日常に息づいているので、日本の礼儀・作法と同じく、自転車のマナーも人々に根付いているのだろう。

ただ、若者がスマホを操作しながら運転しているのはちょっと気になったけど…(笑)

日常の足からツーリズムへ…
一つだけ日本と似通った状況があるとすれば、オランダではいま、観光としてのサイクリングが台頭してきているというところだろうか。
Herbertさんからもユトレヒトをはじめとするプロバンス地方で作成されているサイクルガイドブックやマップなどを見せていただいたが、例えば、食に関するトピックなども掲載されていて、いままさに日常の足であったサイクルが、さらに観光としても活用されるそんなフェーズを迎えているような気がした。

この流れは日本でも同じであり、今後、日本人向け、さらに外国人向けのサイクルツーリズムが世界的なトレンドの中で成長していくことを確信した。

100年を超える自転車文化に圧倒されつつも、房総へのヒントを大いに得た貴重な一日であった。


ユトレヒトからは再び列車に乗り、デュッセルドルフへ。
多少特急料金はかかるが、時間の節約のためにICEを利用した。
ユトレヒトからは1時間半超でデュッセルドルフに到着。
午前中のような遅れや運休もなく、定刻通りの到着となった。

ホテルにチェックインすると、ここから合流する新田さん、美濃村さんとお会いし、夕食へ。
ここまでほぼ1人でヨーロッパを巡ってきたこともあり、なんだかほっとする一時だった。


[WALK:14832]



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な・に・ぬ(na.ni.nu)について
いつも私の拙い日記にお付き合い、ありがとうございます。
おかげさまでこの日記(na.ni.nu)は [2001/10/10] パカッ! の記事以来、16年目を迎え、[2004/04/23] Wataruさんを囲む会 以降は毎日欠かさず記録してきました。(時々、かなりの連続投稿はありますが・笑)
その間、私の人生にもさまざまなことがありました。自分にとって、この日記は第一に自分自身が自分の歩みを忘れないようにするための記録であり、そのために各日記には一年前の同日の記事が表示されるようにもなっております。
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