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[2018/05/01] サイクリストへの道 /

平成30/皇紀2678年3月16日 赤口 | 2021/07/29 17:21 更新
抜けるような青空
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おついたち市スタート!
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今日から5月。
まさに五月晴れの一日。
気温も上がり、神社ではおついたち市が行われた。
以前は雨の多いおついたち市だったが、このところ、晴れてる!?

私は午後からKamoZine配布などで鴨川の街中へライド。
鴨川有料道路の入口にある「ゆらり」にお届けに上がったり、市役所経由でベイシア方面をまわったりして、何気に30kmオーバーのライドであった。

さて、ニューチャリも手にして、ようやく一端のサイクリストになりつつある?私であるが、ここまで振り返るとなかなかおもしろい道のりであった。
つい1年ほど前までは、10kmも自転車も走ったことはなかったであろう私がいまでは100km近く走るようになったわけだから、これはなかなかにすごいことかもしれない。

ここまでの道のりを振り返ってみよう。


2016年11月 なんちゃってロードバイク購入

購入した理由はもうはっきりと覚えていないが、おそらく2016年は前年のオルカのチャレンジリーグ昇格を願掛けして断酒した翌年のリバウンドでかなりデブった年だったと思われるので、ダイエットしようという目的でポチったのではないだろうか。
何を選んで良いかわからず、とりあえず安いので良いだろう、ということで、なんと2万円切りのロードバイクをヤフーポイントで購入!(笑)

https://store.shopping.yahoo.co.jp/voldy/rnx7021-sale.html

フレーム材質はカーボンでも、アルミでも、クロモリ(クロームモリブデン鋼)でもなく、スチール。重量は14kgオーバー。ペダルはノーマル。ギアもシマノのおそらく一番下のグレード。入らないこともしばしば。
肝心の重量だが、おそらくペダルや諸々の装備品を加えると16kgくらいはあったのではないだろうか。
とりあえずはママチャリ以外の自転車を初めて手にした。


ロングライドはせず、街乗り

それからしばらく街乗りで使っていた。
距離としては1日長くて20kmほどだろうか。
それでも、鴨川市街ですら、自転車で行ったことのなかった私にとっては画期的なことだったかもしれない。

その頃から、南房総にサイクリストが多く来始めていることを体感的に認識し、当時鴨川で女子ロードバイクチームの監督をしていた、ロードレース界のレジェンド・高橋松吉監督との出会いなどもあり、南房総をサイクル・ツーリズムで盛り上げられないか、思い始めるようになった。


2017年4月 しまなみ海道、実走視察

2017年4月下旬、当時フロントスタッフを務めていたオルカ鴨川FCが愛媛でアウェイゲームを戦うのに当たり、せっかくならば、サイクル・ツーリズム先進地である「しまなみ海道」を実際に走ってみて視察しようと、オルカのスタッフ1人と試合後、レンタサイクル(クロスバイク)で1泊2日の日程で今治から大三島経由で尾道まで約90kmの道のりをライドした。

カテゴリー的には2日で90kmであればロングライドとは言わないかもしれないが、私にとってはもちろん最長距離。
不安もかなりあったが、なんとか完走した。

しまなみ海道を実際に走って思ったのは、インフォメーションの充実、サイクリスト向けの道路環境や施設環境が整っていること。
そして、なにより、橋や島を次々に走破していく、なんとも言えない達成感だった。

その後、オルカのスタッフで、今度は実際に南房総も走ってみようと、鴨川から千倉、白浜を経由して館山に至る海沿い約70kmのルートをライドした。


2017年12月 房総神社サイクルライド推進委員会の発足

それからしばらく、たまに自転車に乗るという日々が続いていたが、しまなみ海道の経験を踏まえ、地続きである南房総でサイクリストたちがなにか達成感を味わえるものはないか、と考えている中で、それこそ神社を一つのチェックポイントにしてはどうか、というアイディアが思い浮かび、とある飲み会で若手神職たちと話したところ、すぐに意気投合!

まずは、神社をお参りするサイクリストたちのためにサイクルラックを整備していこう、ということで、協力してくれた10社で2017年暮れに正月に間に合うよう急ぎで整備し、プレスリリースした。
この取組みがマスメディアにも突き刺さり、次々と取材を受ける。


2018年2月 我々神職もユーザ目線を…

我々神職もサイクリストたちを迎えるだけでなく、自らライドし、ユーザ目線を持とうということで、楽しみや健康増進もかねて、有志でファンライドを始めた。
一発目は2018年2月14日。私も事務局に関わらせていただいている、南房総サイクルツーリズム協会の平群クラブハウスをスタート・ゴールに安房神社、岩井神社を巡って帰ってくるルートでファンライドを敢行。

ここで、ビンディングペダルの威力を思い知る。
鉄の固まりである重量のある私のロードバイク、というより、ロードバイク風ママチャリ、さらにノーマルペダル、また、途中向かい風もあり、特に上り坂ではみんなに置いていかれ、心が折れる瞬間が何度も……。


2018年3月 ビンディングペダル装着

そんなようすをFacebookに投稿したところ、かっぺを一緒にやっていた、元来サイクリストのきのっぴが見るに見かねて、使っていないビンディングペダル(SPD)をタダで譲ってくれ、私のなんちゃってロードバイクに装着してみることに。

2万円足らずに、5,000円以上はするであろうビンディングペダル、さらに6,000円以上するシューズを購入するという、なんともアンバランスな組み合わせであるが……。

それまではビンディングの規格なんで全く知らず、クリートってなんじゃそりゃ?の世界だったが、自分で購入し、装着することによっていろいろと知ることができた。

ビンディングペダル
専用技術を使い、ペダルとシューズを固定し、ペダルを押す力だけではなく、引く力も有効に使うことで、上り坂や長距離ライドにおける疲労度を格段に下げることができる。

専用シューズとクリート
ビンディングの規格は各社さまざま。
その中でも日本のメーカー「SHIMANO」のSPDとSPD-SLは有名。
私が譲ってもらったのはSPD。
SPD-SLの方がビンディングで得られる効果はより高いが、クリートと呼ばれる、靴に装着してペダルにはめる部品がSPD-SLは形状的にどうしても靴底で出っ張ってしまい、歩きづらいという難点がある。(レーサー向けと言える)
対してSPDはクリートが小さいので、シューズの選択によってはクリートが床面に直接つかず、ビンディング効果を得られながらも、歩きやすいという利点がある。
ただ、私が当初購入したシューズはSPD/SPD-SLに両対応のシューズだったため、結果的にSPDのクリートも出っ張ってしまい、歩きづらかった。


2018年4月 ビンディングの効果を実感

2018年4月12日に神社の仲間に高橋監督、JRの方を加えて、天津神明宮から高家神社、莫越山神社、みんなみの里を経由して帰ってくるという70km程度のライドを実行したが、その際、途中のアップダウンがあるエリアで前回よりもスイスイと推進する状況を体感する。
走り終わってもそんなに疲れることなく、まさにビンディングの威力を体感することとなる。

なんちゃってロードバイクですら、そのような違いがあるのなら、自転車本体自体を変えたら、一体!?と思い、ついに2台目の購入を考え始める。

このライドの前に、前回の悔しさもあって、ヒルクライムのコツについて学んできたことも大きかったかもしれない。
以前挫折した、平塚入口交差点から平群クラブハウスに抜ける峠に挑戦したところ、見事登り切ることができ、ビンディングの力を確信する。

そして、その数日後についに新しいチャリをポチり!
センチュリオン ハイパードライブ2000 2016年モデル。
40%以上割引されていたので、思わず買ってしまった。
これまでためにためたTポイントも使い、実質現金負担は4万円ほど!
あとで気づいたのだが、センチュリオンというメーカーは1976年(昭和51年)創業ということで、なんと私と同い年。まさに運命の出会いと言える!

2018年4月28日(土)には安房鴨川駅まで初めて乗り入れた、JR東日本のサイクルトレイン「B.B.BASE」に両国から小林くんとともに乗車し、車内で鴨川・勝浦のPR、サイクリストへのおすすめスポットなどの案内を行う。
JR東日本との協力体制もできつつある。


2018年5月 ビンディングシューズをクリッカーシリーズに変える

これまで使っていたビンディングシューズのクリートが出っ張っているタイプで歩きづらかったり、お店に入るのも気が引けていたので、SHIMANOのクリッカーシリーズのシューズを購入する。
これまたせっせとためたポイントを使って、半額以下で購入!

2018年5月1日に試しに市内をライドして、いろいろと立ち寄るが、歩きやすく、カチカチと床面に接触することもほとんどなく、安心してお店にも入れた。
さらに、発車時や降車時に、ペダルとクリートがこすれてうまく乗れなかったり、降り立った時クリートが床面に当たってこけそうになったりすることがほとんどないのもクリッカーシリーズのメリット。これは良い買い物だった。

というわけで、こんな経緯で現在地へ……。


5月の神訓:希望の風吹く 緑の季節 “いいことあるぞ” 思えば嬉し


[WALK:7875]



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な・に・ぬ(na.ni.nu)について
いつも私の拙い日記にお付き合い、ありがとうございます。
おかげさまでこの日記(na.ni.nu)は [2001/10/10] パカッ! の記事以来、16年目を迎え、[2004/04/23] Wataruさんを囲む会 以降は毎日欠かさず記録してきました。(時々、かなりの連続投稿はありますが・笑)
その間、私の人生にもさまざまなことがありました。自分にとって、この日記は第一に自分自身が自分の歩みを忘れないようにするための記録であり、そのために各日記には一年前の同日の記事が表示されるようにもなっております。
いまさらながら、読者のみなさんにお願いがあります。この日記はあくまでも私の個人の活動記録であり、個人の見解が述べられています。したがって、私が所属する企業・団体・業界の公式的な記録や見解ではありませんので、この点ご理解の上、お付き合いください。
今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。

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