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[2017/03/01] ヨーロッパ視察17日目 珠玉のご褒美バルサ・ホームゲーム /

平成29/皇紀2677年2月3日 仏滅 | 2021/07/29 17:21 更新
やってきました!カンプ・ノウ!
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宿泊しているシッチェスのホテル
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ホテルからの眺め
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シッチェスを歩く。日本では見られない建物と風景
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シッチェスの海岸沿いをバックに
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青空、青い海、砂浜……どこかしら鴨川を思い出す
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実に12年ぶり?にやってきたサグラダ・ファミリア
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東側にまわる。西と東で確か天国と地獄を表現していたかと…
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教会の内側。天井がとにかく高い
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美しいステンドグラス
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塔の上からの眺め
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高所恐怖所にはたまらない(笑)
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2026年に完成予定だそうです。ちょうど私が50歳になる年
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塔の上にて
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行きはエレベーター。帰りは螺旋階段を降りていく。最初に来た時は行きも帰りも階段で、激混みだった。
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市場へ…。屋台で食事したが、モバイル・コングレスのためか、観光地価格になっていてビックリ!
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カンプ・ノウへ
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近くのバルは大勢のサポーターで盛り上がっている。一杯引っ掛けてスタジアムに突入するらしい。
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ネイマール!!目の前で見られた。
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6−1で圧勝し、興奮のカンプ・ノウ!
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ヨーロッパ視察もあと2日。明日午後にはバルセロナを発つ。
今日が実質的な視察最終日。
今夜、カンプ・ノウで行われるFCバルセロナのホームゲームを観て、視察は結びとなる。カンプ・ノウでの観戦は2001年に初めてのヨーロッパで、Wataruさんと一緒に、弟を引き連れバルセロナを訪問した時以来、実に16年ぶりである。その時とは全く違う見方をするんだろうなぁ(笑)
収容人数10万人近くの世界的なスタジアムだけに楽しみだ。

ホテルのお母さん手作りのアットホームな朝食をいただくと、午前中はメールの整理などをして、今日は遅めの出発。
まずはシッチェスの街を歩く。シッチェスはバルセロナから程良い距離にある海辺のリゾートで、今日も青空と青い海に白を基調とする建物の町並みは輝いていた。景観はもちろん違うが、どこかしら鴨川の街も思わせる空気をもっている。


シッチェスから列車に乗り、バルセロナ市街を目指す。
せっかくバルセロナに来たのだから、サグラダ・ファミリアに行かない手はない。
前回訪れたのはおそらく2005年。
それから12年が経過して、建設はどこまで進んだのか。

バルセロナ・サンツ駅からは地下鉄5号線に乗り換え、サグラダ・ファミリア駅へ。
久々のサグラダ・ファミリア。
平日にも関わらず、世界的な建造物に観光客がごった返していた。
入館チケットを購入するのに15分程度行列に並ぶ。後から聞いた話だが、現在オンラインでもチケットを事前購入できるらしく、その方が楽に入れ、さらに金額も安いようだ。
私は塔の上まで登れるオプションのついたチケット「Top View」を購入。35ユーロ也。

チケットを手に入れるとさっそく入館するが、塔の上まで行くエレベーターが午後3時45分までということで、何気に時間も午後3時を過ぎ、急いでエレベーターに向かう。
2001年、一番最初にサグラダ・ファミリアに来た時は、確かエレベーターはなく、登りも下りも階段で向かい、さらに混雑していたこともあって、だいぶ時間を要した記憶がある。また、中空の塔の中を螺旋階段で登るため、高所恐怖症の私にとってはなかなかの苦行だった。笑
それがいまでは登りはエレベーターで一気に65mの地点まで登れるのだから便利になった。ただ、帰りは階段を足で降りていかねばならない。

塔の上からは相変わらずの景観。
東側は工事の真っ最中でクレーンなどを眺めることもできる。
そして、あとは螺旋階段をひたすら降りていく。

サグラダ・ファミリアは教会である。
数年前にローマ法王参向の下、儀礼が行われ、まもなく正式なカトリック教会となる。
19世紀から続いてきた長い長い建設工事も2026年には完成を迎えるとのこと。
私が50歳の時にちょうど完成するらしい。
これはまた来なければ!!


サグラダ・ファミリアを後にすると、市内の有名な市場へ。
その中にある「Pinotxo Bar」を訪ねるも、午後4時までの営業らしく、残念ながらちょうどクローズするところだった。
実はここ、Wataruさんにとって特別な場所であり、毎回訪れる場所でもある。
ここのマスターのおじいさんが有名で、私は直接お会いしたことはないと思うが、とても気さくでフレンドリーな人だ。
ちょうどそのおじいさんが店じまいをしているところで、話しかけると「明日やるよ」とのこと。ただ、残念ながら、明日はバルセロナを発つ日。
「Pinotxo Bar」を訪れるのはまたの機会になりそうだ。


仕方なく市場の他のバルで軽く食事をしたが、うーん、値段が高い。
まさに観光地価格。それにしても安くていろいろな種類を試せるはずのバルセロナの名物小皿料理「Tapas」が1皿7ユーロ(=約900円)とかしている。
なので量を食べるのはやめたが、松岡さんに伺った話ではモバイル・コングレス開催の影響でどうも観光客ボッタクリ価格が市内で横行しているようだ。これは正直いかがなものかと思う。バレないと思っているのかもしれないけど、そんなに観光客も甘くない。決してリピーターを生み出すやり方ではないだろう。少々残念な思いをした。

バルを早々に後にし、市場の肉屋でハモン・セラーノを購入。
こちらは2ユーロと手軽な価格。市場はこうでないと!!


そして、今日のメイン、カンプ・ノウへ移動する。

ちなみにバルセロナ市内は地下鉄とバスが張り巡らされており、とても便利だ。
今回私は乗車回数が少ないため、乗車のたびに1回券の2.15ユーロで購入したが、数日間滞在する人なら10回券というのが安くて重宝するようである。
私も初日に10回券を購入し、それを使っても良かったかも。
何事も経験だ。


地下鉄の駅から5分ほど歩くとカンプ・ノウに到着。
スタジアム周辺のバルにはバルサファンが集い、ビールを飲みながら、熱く語らって盛り上がっている。
ただ、またこのビールが高い。1杯、しかもプラカップのビールで4ユーロって!!
今回旅した中で一番高いビールでは!
店内に価格表示もなかったため、直感的に、これまたモバイル・コングレス価格と思った。実際店内にもモバイル・コングレスに参加し、バルサの試合を観に来たと思われるお客さんも多数いた。(同イベントのパスをぶら下げていたので)


そして、カンプ・ノウへ突入する。
今回はご好意で、松岡さんが持つ年間シートで観戦することができた。
なんとなんと、バックスタンド側中央の前から4列目。
目の前でプレーするバルサの選手が観られるのだ。
しかも、テレビ中継にも映ってしまうかもしれない。(米粒程度なら確実に何度も映る席)

相手はスポルティン。
果たしてスタジアムはどのような雰囲気になるのだろう。

1時間以上前にスタジアムに入ったため、まだまだ席は空きだらけであるが、選手のアップが開始される30分ほど前になると、およそ3〜4割程度だろうか、席が埋まり始めた。
メッシはバルサではもう神のようなプレーヤーで、彼がアップで搭乗するなり、スタジアムには大きな歓声が巻き起こった。

キックオフ時刻は午後7時30分。
選手入場はかなり直前、数分前といったところで、エスコートキッズは特についていなかったが、むしろピッチで待っているソシオのエスコートパーソンたちと入場後に記念撮影をするような流れだった。

そして、試合開始!
メッシもネイマールもスアレスも、ほかにも超有名な世界的プレーヤー集団のバルサ。
その選手たちが目の前でプレーしている。
そんなにヒーハーではないはずだが、やはりそういったプレーヤーの生のプレーをしかもこんなに間近で観てしまうと、なんだか身震いがしてしまう。

試合は早くも開始早々に動く。
メッシが絶妙に抜け出して、そこに浮き球のパス。
相手GKも寄せるがメッシが見事にヘッドでループ気味のゴールを決め、あっさりとバルサが先制。
その数分後、今度はスアレスが素早いドリブルで抜け出し、角度のないところから確実にシュートを決め、2−0。(相手DFに当たったのか、後でオウンゴールに修正されていた)
早くもカンプ・ノウは大盛り上がり。

だが、スポルティンもカウンターからワンチャンスを活かして、1点を返す。
バルサファンからは何やってんだ!という激が!!

しかし、バルサはやはりレベルが違う。
すばやいサッカー、迫力ある攻撃、連動した動き……。
試合のほぼ全時間帯をバルサが支配する。
前半、スアレスが相手のクリアミスを豪快ボレーで叩き込み、今度は正真正銘の彼のゴールで追加点をあげ、3−1として、前半を折り返す。

後半、バルサペースは変わらない。
早い時間に1点を追加すると、続いて、ゴール前の絶妙な位置で得たフリーキックをネイマールが右足でここしかないというゴール右隅に直接蹴り入れ、この日バルサは5点目。
さらにその後1点を追加し、結局6−1の圧勝!!

メッシ、スアレス、ネイマールのタレント軍団が全員決めるというバルサにとって珠玉のようなすばらしいゲームを生で見ることができた。
さらに全得点が違う選手のもので、これはバルサのチームにとっても良いことではないかと思う。
こんな最高の試合を観られるなんて、本当にがんばって視察してきて良かった。
最後に神様がご褒美をくれたのだろう。

ところで、今日の観客数は56,605人と約10万人収容のカンプ・ノウにしては少な目で結構空席も目立っていた。
平日の夜の試合だとどうしても観客数は抑え気味になるようだ。
まぁしかし、日本なら5万人超えの試合なんてなかなかないと思うが、ここバルサでは5万人台では少なく見えてしまうというのだから、いやはや。。。


バルササポーターが歓喜に満ちた表情で帰途につく中、私も試合の余韻にひたりながらスタジアムを後にした。
ここで松岡さんと合流し、シッチェスのホテルまでわざわざ送っていただく。
車中、カタルーニャのラジオは今終わったばかりのバルサの試合についてさっそく盛り上がっている。さらにその後行われているレアル・マドリード vs ラス・パルマスの試合はなんとレアルがホームにも関わらず退場者を出す波乱の展開で、後半、1−1からラス・パルマスがPKを得て2−1と勝ち越し、ポイント差1で2位につける(と言ってもレアルの方が1試合消化が少ないから実質は最大4)バルサとしてはうれしい展開。
ホテルにつくと、バルサのソシオでもあり、熱烈なファンでもあるご主人が私を迎えてくれ、ラス・パルマスが3−1で勝っているとのこと!
その後、さらに追加点を入れたらしい。

しかし、その後、試合は残り10分でレアルがなんと2点(内、1点はPK)を取り返し、3−3のドローに終わった。
それでもバルサは暫定1位に立ち、バルサっ子たちにとっては最高の夜となった。

ただ、ご主人は翌日、昨夜のレアルに与えたPKはPKじゃない!
スペインではスポンサーの兼ね合いや、地域同士の関係もあって、とても政治的なレフリングがあるんだ。昨日のはまさにそれだ!
この間同じシチュエーションでバルサはPKをもらえなかったのに!しかも同じ審判で!!と憤っていた。


ヨーロッパ視察、実質的な最終日。
最高の試合を生で観ることができ、本当に最高のかたちでの締めくくりとなった。


この日、実は日本の女子代表(なでしこジャパン)がお隣ポルトガルでアルガルベ杯の初戦を戦っていた。
しかも相手はスペイン! 先日、スペイン女子サッカーの勢いを体感したばかりだったが、、、なんと結果は2−1でスペインの勝利。
その勢いが早くも現実的な結果となって現れた。
聞くところによると日本は相当内容が悪かったようだが、しかし負けは負け。
新聞報道ではスペインの個人技に、寄せの速さに、、、日本が全然ついていけなく、チームづくりはまだまだ、みたいな書き方もあったが、事の本質はそこではないと思う。

2011年のW杯優勝で日本は過信し、協会もリーグも各クラブも井の中の蛙になっているのではないだろうか。
2020年東京五輪を見据え、私には相当な危機感がある。
このヨーロッパ視察を通じて、さらにそれは大きなものになった。
これでは金メダルどころか、1次リーグ突破も危うくなるかも。

代表チームだけでなく、女子サッカー界全体が世界視野をもって取り組みたいところだ。


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な・に・ぬ(na.ni.nu)について
いつも私の拙い日記にお付き合い、ありがとうございます。
おかげさまでこの日記(na.ni.nu)は [2001/10/10] パカッ! の記事以来、16年目を迎え、[2004/04/23] Wataruさんを囲む会 以降は毎日欠かさず記録してきました。(時々、かなりの連続投稿はありますが・笑)
その間、私の人生にもさまざまなことがありました。自分にとって、この日記は第一に自分自身が自分の歩みを忘れないようにするための記録であり、そのために各日記には一年前の同日の記事が表示されるようにもなっております。
いまさらながら、読者のみなさんにお願いがあります。この日記はあくまでも私の個人の活動記録であり、個人の見解が述べられています。したがって、私が所属する企業・団体・業界の公式的な記録や見解ではありませんので、この点ご理解の上、お付き合いください。
今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。

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