な・に・ぬ / [2017/02/27] ヨーロッパ視察15日目　テネリフェ島

海岸沿いのオープンカフェで朝食
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あやののホームグラウンド
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いつかホームゲームを観に来たい
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すばらしい青空
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南空港でレンタカーを借りる
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まさにリゾート
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気持ちが晴れやかになる
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テネリフェの眺め
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２月なのに、もう夏……
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やっぱり海が好き☆
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海をみながらのランチ
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二人とももれなく日焼け
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ビーチにて
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島を周回するバイパス
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北地区の町並み
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カーニバルのリハーサル
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北空港
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ビールをいただき、アディオース！
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バルセロナに再び帰ってきた
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テネリフェ島が曇り空の朝を迎えたが、徐々に青空は見え始め、今日はすばらしいお天気になった。
テネリフェ島は晴れの日がとても多いそうなのだが、ここ数日は曇りがちで珍しく雨が降ったりもしていたらしい。
いやー、なんという幸運。考えてみると、この視察、雨にはほとんど降られていない。

今日は一日、オフ。
せっかくなので、あやのの案内でテネリフェ島を見てまわることにした。

まずは朝の腹ごしらえ。
海の近くのオープンカフェ（バル）で青空の下、朝食をいただく。
平日の朝だというのに大勢の人が食事をしている。
テネリフェ島はイギリスやドイツなど、ヨーロッパの人たちの一大保養地となっており、冬のこの季節は寒さからテネリフェ島に逃れてくる人も多いのだとか。

スペインの人たちは朝食を遅くとる人も多いらしく、いわゆるブランチみたいな感じ。
またランチは自分でバゲット（サンドイッチ）をつくって、海岸に持っていき、砂浜で食べたりするそうだ。

朝食後、行動開始。
まずはあやのたちのチームが普段練習しているサッカー場を見る。
ここではホームゲームも行われる。
客席数は４００席といったところだろうか。
テネリフェ島南部にあるこじんまりとしたスタジアムであるが、なかなかワイルドなロケーション。
表面は人工芝。ナイター照明がついている。
ピッチサイドにはバルがあり、みな飲食しながらサッカーを見て楽しむらしい。
こちらではサッカー場にカフェやレストランはほぼ必ずある。
とてもアットホームな雰囲気でホームゲームが行われるらしく、できれば、そのホームゲームを見てみたかった。

続いて、南空港へ行き、レンタカーを借りる。
事前にネットで予約したのだが、車両本体の貸与料金だけでなく、結構お高い保険料や燃料保証料金みたいなものが加算されるらしく、結局事前に調べた金額の３倍程度になってしまった。。。
まぁそれでも、１日あたり5,000円程度なので、日本と比べれば安いと言えば安いけど。
ドイツの時もそうだったが、実際借りる時にほぼ強制的に保険には入らされ、これが結構な金額となるので、レンタカーを借りる際は覚悟しておいた方が良さそうだ。

マニュアルのFIATでいざ出発！
あやのも日本で軽トラに乗って、マニュアルを練習してきたみたいだけど、いきなりエンスト！笑
まぁでも、これは車によってクラッチの感覚違ったりするので、仕方のないこと。要は慣れ。

まずは、テネリフェ島の西岸にあるリゾートへ。
太陽もさんさんと輝き、たいぶ暑くなってきた。
もう夏の様相。
みな、半袖・短パンで街を歩いている。
日差しも強いので、サングラスは必須だ。

スペインでは路肩に駐車帯がある場所が多く、そこに止めれば良いのだが、これがまた、車車車でなかなかスペースを見つけられない。
駐車スペースを探すのだけで一苦労だった。

海沿いの町並みはまさに海のリゾート地という感じで、すばらしい景観だ。
建物の色も統一されているし（意図的かどうかはわからないが）、海沿いには遊歩道があり、オープンカフェが軒を連ねている。
人々はそこで思い思いに食事をしたり、散歩したり、あるいはこの季節でも海水浴をしたり、マリンアクティビティーを楽しんだり……。

現在、鴨川でも数年内に取り壊される、市民会館及び周辺の土地の活用をすべく、海辺のまちづくりの検討委員会が行われているが、鴨川でもぜひこういう海辺のゾーンをつくってほしいと思う。
もちろんスペインのそらマネをする必要はないが、コンセプトをしっかり決めて、楽しくワクワクするような空間をつくれば、地元の人も観光客もきっと集まるだろうし、鴨川なら海という最大の資源を使って、それができるはずだ。

海辺を散策し、途中おみやげも買ったりして、おなかも空いてきたということで、海を見ながらのランチ。
ささやかな自分へのご褒美といったところか。
ゆっくりご飯を食べながら、あやのと女子サッカーについて語る。
彼女とまさかそういう話をする日が来ることになろうとは。
スペインに来て、彼女も人としても一皮むけ、今日の太陽のように輝きを放っているように見え、頼もしかった。

ただ、二人は話に夢中になり思わず油断。
もれなく日焼け！！笑

さて、そうこうしている内に良い時間ともなってきたので、西岸を出発し、テネリフェ島の北の地域を目指す。
南からおよそ70km。房総半島で言えば、鴨川から千葉市くらいまで移動するような感覚。雄大な島の風景を眺めながらのドライブ。
バイパスが島を周回しており、１時間足らずで北の地区に到着した。

今夜からテネリフェでは北の地域を中心に大規模なカーニバルが行われる。
後で飛行機の隣の人から聞いた話によると、このカーニバル、リオのカーニバルに次ぐ、世界第２位の規模を誇る巨大なものらしい。
これから１ヶ月間続くのだとか。

あやのも今夜はチームメイトと一緒になって参加し、朝までフィーバーすると言ってた。
いやー、ラテンの人たちのパワーは底なしだ。

北の地域は南とはまた違った雰囲気になる。
南は昔ながらの漁師町＆南国リゾートみたいなイメージであったが、北はヨーロッパ本土の都市という感じ。
トラムも走っていて、都会的な雰囲気だ。

カーニバルの準備を見つつ、リハーサルにも関わらず、デモンストレーションですでに盛り上がっているＤＪを見つつ（笑）
街中を散策する。

そして、早くもテネリフェ島を離れる飛行機の時間が近づいてきた。
急いでテネリフェ北空港に移動。
束の間の１日ではあったが、あやのの元気な姿も見られたし、いろんな話もできたし、そして、テネリフェ島のすばらしさの一端を垣間見ることもでき、濃密な一日となった。

あやのに御礼と激励を告げ、空港へチェックイン。
さらば、あやのとそのすばらしき仲間のいるテネリフェ島！
いつかまた来たい！アディオース！！

19：30のフライトに乗り、バルセロナへ戻る。
23時過ぎ、無事バルセロナに着陸。
預けていたスーツケースを受取り、深夜なのでタクシーで宿泊施設へ。

この旅の最後にお世話になる宿はシッチェスというバルセロナから西へ30kmほど行ったところにある小さな街にあった。
どうも日本でいうところの、ペンション？民泊？みたいな宿で看板などもなかったが、到着するとご主人が出てきてくれ案内してくれた。
とても気立ての良い温和な老夫婦が営んでいるらしい。
部屋も広くて清潔だし、バス（シャワー）・トイレは共同だが、こちらも広くきれいで申し分なし。

旅の最後、リラックスしながら、安心して過ごせそう。

さあ、明日はいよいよＦＣバルセロナ訪問。
一体、どんな発見があるんだろう。
日本帰国まであと３日。
しかし、まだまだ濃い毎日は続く。

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