[2022/03/12|ビーチサッカー]
全国トップクラスとの接戦
[写真:初戦のレーヴェ横浜戦に挑んだゾンネの8人
]
[写真:ベンチのようす(撮影:篠原さん)
Canon EOS 6D Mark II 321.00 mm ISO3200 1/2000 sec f/16.0 ]
コロナ禍により、一昨年(第2回)、昨年(第3回)と中止になり、3年ぶりの開催となった「第4回BeachSoccer地域女子チャンピオンズカップ」がいよいよ開幕した。
全国から集まった10チームが5チームずつ2グループに分かれてグループステージを行い、各グループ1位チームが最後に決勝を行うという方式で開催された。
朝9時30分より開会式。
7分ランニングタイムで行われるグループステージ。
AグループのSONNE Kamogawa B.S.は3試合目からの登場となった。
相手は、なんといきなり、関東女子ビーチサッカーリーグを共に戦い、一昨年、昨年と2連覇を果たしているレーヴェ横浜フラウ。今回の優勝候補の一角だ。
昨年は惨敗を喫した相手であるが、果たして今回はどこまで太刀打ちできるのだろうか。
ここまでの練習の成果は活きるだろうか。
今日は先日の選抜トレーニングマッチを思わせる風が吹き荒れるシビアな天候となった。
風向きも先日と同じで、どちらのエンドを取るかで有利・不利が分かれる展開。
ゾンネはコイントスで負け、第1ピリオド、風下側に立つことになった。
第1ピリオド、立ち上がりは両者拮抗する展開であったが、レーヴェは風の利を活かして予想通り、後方から前線にロングボールを上げてくる作戦。
わかってはいたけれど、、、相手のGKからのロングボールがそのままゴールに吸い込まれ失点。
しかし、その直後のキックオフで、ヒラが風下から見事に相手ゴールに突き刺し、すぐさま同点。
だが、第1ピリオド終盤、レーヴェの絶対的エース、元ゾンネの藤村早紀ちゃんが右サイドでフリーになり、そこに相手GKがパス、そのままロングシュートを打たれて勝ち越し点を許す。
藤村選手の得意なゾーンでもあり、試合前から警戒していただけに、やられた!という感じだった。
ただ、風下で1−2は上出来の立ち上がり。
第2ピリオドは有利な風上を取れる。
第2ピリオド、ロングシュートを狙うゾンネの意図をわかってか、ゾンネはなかなかシュートを打たせてもらえない。
7分ランニングはあっという間に過ぎ去っていく。
そうこうしている内に相手の右サイドを上がられ、中にクロスが入ったところに、ボールウォッチャーになっていたゾンネの選手はだれもマークについておらず、フリーのレーヴェ選手がそのまま押し込み、痛い追加点を許す。
第2ピリオドはそのまま1−3で終了。
運命の第3ピリオド、コイントスで勝ち、風上側のエンドを取る。
まだまだ逆転可能な得点差。
しかし、ここはレーヴェが試合巧者であった。
CKを見事にあわされ、ゾンネは失点。
その直後のキックオフシュートを再びヒラが決めて、2−4となるも、ゾンネはGKの4秒超過ファウルをお貸し、そこで与えたフリーキックを見事に決められ、2−5。
これで万事休す。
最後まで攻めたが、2−5で敗戦となった。
第2試合はこの試合から約4時間後。
相手は昨年のThetisツアーで総合優勝を飾った、強豪のラソアペーゴ北九州。
元ゾンネの石井選手も所属するチームである。
ただ、対ゾンネ戦はラソは交代選手がいない中でのタフな戦い。
我々としては体力を温存しながら、後方でまわすビーチサッカーをしてくるだろう、と予測して臨んだ。
この作戦は当たり、ゾンネがラソのゴールを脅かすことも多かった。
第1ピリオド、有利な風上側を取って、なんとか得点を上げたかったが、相手の堅守によりゴールを上げることはできず、0−0で終了。
第2ピリオド、今度は不利な風下側。
ゾンネもラソの攻撃を封じていくが、ゾンネの集中力が切れる時間帯がやってくる。
自分たちのミスから立て続けに失点を許し、0−2。
1点ならまだしも、2点取られたのが結果的に大きかった。
終盤にやってきた、相手のペナ内のファイルからのPKも決められず、0−2で最終ピリオドへ。
第3ピリオドはコイントスに負け、不利な風下側。
しかし、あきらめてはいけない。
とにかくゴールを取らなければならない。
拮抗した展開が続き、中盤、ヒラからのパスを受けたはるかがGKと1対1に。
相手GKの股下を抜く、見事なシュートを冷静に決めきり、1−2と1点差に。
まだ時間はある! まずは同点を目指す!
しかし、時間は刻々と過ぎていく。
終盤、時間のない中で前方にボールをフィード。
だが、これを元ゾンネの石井選手にカットされて、そのまま強烈なシュートを打たれ、ボールは無情にもゴールの中へ……。
攻めた結果なので仕方ないのだが、残念ながら1−3で試合を落とすことになった。
結局、1日目は2敗で終了。勝点をあげることはできなかった。
昨シーズン強豪チームに惨敗し続けたことを考えると、失点の理由もわかるし、終盤まで肉薄した展開に持ち込めていて、逆に数ある決定機を決めていたら勝利も夢ではなかった。
しかしながら、それが結局のところ、大きな差であるとも言える。
普段のトレーニングから、シュート精度にこだわっていなければ本番でも決まらない。
そこがゾンネの明確な課題であると改めて認識させられた。
初日を終え、旅館へ戻り、風呂タイム。
その後、パワーアップということで、市内の焼肉店へ。
これがまたまたローカルなお店であったが、肉がうまかった。
これまで食べた焼肉の中でもベスト3に入るかも。
選手たちも大喜びだった。
明日はまずは1勝!!
勝って帰ろう。
[WALK:9658]
- 22/03/15 22:03 by やまちゃん
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