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[2017/02/25] ヨーロッパ視察13日目 バルセロナ12年の変容と変わらぬ人 /

平成29/皇紀2677年1月29日 大安 | 2021/07/29 17:21 更新
スパルタ・プラハのホーム、レトナ・スタジアム
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入場ゲート。スロバキアもそうだったが、銃持込禁止のマークが!
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1893年創設。手書きのチャンピオン年の記録
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スタジアム全景
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マックと直結!笑
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隣には練習グラウンド
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隙間から見えたピッチ
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トラムに乗り、市街へ戻る
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FK VIKTORIA のホームスタジアム
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1903年創設。こちらも歴史あるクラブ
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チェコの街は歴史的建造物があふれている
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おとぎ話の中に入ったみたい
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高台の公園からの眺め
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プラハ中央駅
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プラハ国際空港
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バルセロナに無事着陸!
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開通したばかりの地下鉄。ピカピカ!
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すばらしいレストランだった。CASA PICON
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左:プラハで購入したvodafonのデータ専用SIM(500MB・48時間) 右:バルセロナ国際空港で購入したOrangeのデータ専用SIM(3GB)
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昨夜のキムチチゲが良い胃薬になったのか!?朝から胃腸は絶好調。
午前中チェックアウト時間までメールを返信したり、やるべき仕事を急いで片付ける。
チェックアウトタイムぎりぎりにホテルを出発。荷物は一旦ホテルに預かってもらった。

バルセロナに飛ぶ飛行機は午後3時半なので、それまで多少時間がある。
その時間を使い、チェコの古豪チーム、スパルタ・プラハのホームスタジアムであるレトナ・スタジアムを訪問した。
市街地からはトラムに乗車して15分程度。スタジアムの真ん前にトラムの駅があり、また、周辺に広い駐車場もあることから、アクセスには結構便利なスタジアムだ。

レトナ・スタジアムは鉄骨とコンクリート部分をあわせたような造り。(おそらく基本は鉄骨造)
万単位の収容人数ではあるが、メインスタンド側を除いては結構簡易的な造りに見えた。
今日は土曜日で、ファンショップなども営業しておらず、もちろん中も見ることはできなかったが、周りを見られただけでも十分な収穫にはなった。

このスタジアム、基本的にサッカー単機能ではあるが、隣接するマクドナルドと直結しており、マック派にはうれしいスタジアムだ(笑)
隣には天然芝のトレーニングピッチもある。

壁面にはサポーター?クラブ?どちらが描いたのかわからないが、クラブのエンブレムや優勝年など手作り感たっぷりのアーティスティックなインフォメーションが描かれていた。
このアイディアはなかなか参考になる。(サポーターが描いていたとすれば、なおステキ!)


レトナ・スタジアムを後にすると、出発時刻も迫ってきたので、市内へ戻る。
駅の反対側に行き、市街地を通り抜けて、ホテルに戻ることにした。

で、偶然降り立ったトラムの駅前になんとプラハのもう一つのクラブのスタジアムがあるではないか。(ノーマークだった)
とても狭い敷地だが、コンパクトに納められている。

FK VICKTORIA ZIZKOV - http://www.fkvz.cz/

とても立派なホームページをもっている。
街クラブというよりは、地元密着のクラブっぽい。
1903年創設の100年以上の歴史のあるクラブ。
「Fotbalová národní liga Celková」(おそらく全国2部)に所属し、今日現在16チーム中7位。

スタジアムはそれこそプラハ中央駅の近く。
徒歩15分程度の場所だろう。まさに街のど真ん中にある。
収容人数は5,334人。女子のサイズにピッタリではないかー!
照明もついていて、なんと1,600ルクスの照度がある。Jリーグ基準(1,500ルクス)を満たしている。
ちょうど改修工事をしている最中のようで、リニューアルされていくのだろうか。
いやはや、街中にこういうスタジアムがあるってのもすごい。


さて、ここからはひたすらウォーキング。
駅の反対側は急な斜面になっているようで、坂道を登るのに一苦労。すると公園に出て、そこからはプラハの眺望を楽しみながら(楽しむ余裕はないけど)、駅の方向に向かって降りていく。
決して暖かい気温ではないプラハだが、ホテルに着く頃はもう汗ダクダクであった。

ホテルで荷物を受取り、空港への直通バスが出る中央駅へ。
直通バスの運賃は43CZK=約210円。30分程度の乗車だというのに、やはり安い。
チェコ、スロバキアは総じて旅客運賃が安いと思う。

バスの発車まで時間があったので、駅ナカのバーガーキングで昼食を取った後、空港に向け出発!
渋滞もなく、30分足らずでプラハ国際空港へと到着した。

プラハの空港の建物はやはり東欧というか、旧共産圏を思わせるようなガランドウな造り。
とてもモダンでシンプルではあるが、どこか無機的な雰囲気がある。

無事チェックインを終え、スペインを拠点として最近台頭してきているLCC、Vueling(ヴエリング)航空に搭乗し、いよいよ今回のラストの国、スペイン・バルセロナへと飛び立った。


フライト時間は案外短く、2時間足らずで予定よりも早くバルセロナ国際空港に着陸した。


まずは空港内でモバイルショップを見つけたので、スペイン国内で使用できるデータ専用SIMをゲットする。
Orangeのものが一番安くておすすめだそうで、3GBで15ユーロ=約2,000円弱だった。これはかなり安いと思う。
その場でセットアップを行い、無事開通。こちらのSIMは最初に4桁のPINロックがかかっているので、まずはロックを解除できるスマホなどに挿入し、ロックを解除する必要がある。私のもっているポケットWiFiはPINロック解除に対応していないようだったので、ここまで全く日の目を見なかった安くて衝動買いしたWindows Phone(SIMフリー)で試したところ、見事に成功!
ここで重要な役割を果たすとは!!
これでWiFiルータでも使用できるようになった。

ちなみに今回、ヨーロッパのほぼ各国で使用できる英国・Three社のSIMカード(3GB)を最初は使用したわけだが、1つの国に長くとどまるのであれば、各国専用のSIMを手に入れた方がなにかと良いかもしれない。
というのも、Three社のSIMカードはローミングで接続するため、4Gモードで接続されるところはまずなく、みな速度の遅い3G、さらに電波状況も結構厳しいところもあった。
なので、短期間でいろいろな国を渡り歩く場合はThree社のSIMは有用であるが、一国に長く滞在する場合は到着した空港や駅などにあるモバイルショップで専用SIMを手に入れた方がコストパフォーマンス的には高そうである。

また、WiFiルータを使用する場合、一つ問題があって、それはWiFi接続の場合、スマホがアップデートなどバックグラウンドで動く仕事をしてしまうのである。スマホに直接SIMカードを差せば、モバイル通信時はそういった通信を避ける設定ができるのだが、WiFiではどうもiPhoneの場合制御できなそうだ。
なので、知らぬ間に一気に容量が減ったりしている。

したがって、一番のおすすめはSIMフリーのiPhoneに直接SIMを挿し、さらにパソコンを使用する場合はiPhone経由のテザリングを利用するというのが容量を一番無駄に食わない方法かもしれない。
iPhone6s以上であれば、各キャリアでSIMロック解除ができるらしいので、海外に行く場合は検討してみてはどうだろうか。


ここから先、複雑な日程となるため、身軽にしようとまずはこの3日間だけ使うものを別のバッグに入れ、デカいスーツケースは空港内にある手荷物預かり所に預けることにした。明後日の深夜取りに来るということを伝えると、数時間分はサービスしてくれるようで20ユーロでOKだよ、とのことだった。(返却時に支払い)
この手荷物預かり所は地下鉄L9の乗り場入口から、さらに奥まったところにある。(地下鉄の方には行かず)

事前には聞いていたが、この週末から行われるモバイル・コングレスは相当デカいイベントのようで、空港ではその看板をもった人が並び、参加者バッヂと交換できるただっ広いカウンターまで用意され、大勢の人たちが並んでいた。
本当にバルセロナにとんでもない数の人たちが集まってきているのだろう。
私も見た目IT系(実際IT系だけど)と思われたのか、係員の人にあなたは参加者ですか?と聞かれた(笑)


しかし、12年ぶりのバルセロナ。
空港からして大きく様変わりしていて、もうビックリだ。
ターミナルビル自体がおそらく完全にリニューアルされているようだし、さらに地下鉄が乗り入れている!(どうも昨年開通したらしい)
その地下鉄ももう近代的というか、日本の地下鉄よりも最新鋭な感じで、駅もとてもきれいだ。
車両もピカピカ!

というわけで、地下鉄に乗り込み、バルセロナ市街を経由して、本日のホテルを目指す。
ホテルはバルセロナ市街を挟んで反対側の郊外、海沿いにある。

L9の地下鉄に乗り、途中駅でL1に乗り換える。
空港を結ぶ地下鉄はだいぶ深いところにつくったようで、L1への乗り換えにエスカレーターを5本くらい上がっただろうか。

L1でカタルーニャ駅まで行き、そこからスペイン国鉄(RENFE)に乗り換えて、ホテルの最寄り駅、Premia de Mar駅を目指す。
地下鉄ではスリがたいへん多く警戒していたが、幸い、危ない目には遭わなかった。

そんなこんなで午後8時半頃、無事ホテルに到着。
フロントの女性もとてもきさくで親切な人で、事前に電話で聞いていたこともあったが、カタルーニャ料理が食べられるおすすめのレストランを丁寧に教えてくれた。

部屋に入り、一服すると、午後10時手前、たいぶ遅い時間だが、教えてもらったレストランへ。
ホテルからは徒歩5分ちょっとのところにあった。
小さなレストランであるが、大勢のお客さんが入っている。
スペインではやはり英語がなかなか通じないのだが、定員の若い女性が英語を話すことができ、また英語のメニューもあって助かった。

そして、このお店が最高だった。
もちろん料理もカタルーニャ地方ならではのシーフードを使ったメニューで、日本人の私にもとても食べやすく、おいしかったのだが、なにより、ここのマスターが最高の人間だった。
彼は英語などほとんどしゃべれないのだが、日本人である私のことをずっと気にかけてくれ、フランクに話しかけてくれた。
最初にビールを注文すると、すぐに自分のグラスにも注ぎ「サルート!(乾杯)」とやってくれ、料理が出てきたら、何度も「大丈夫か」と聞いてくれた。

またお互い名前を伝えあったのだが、すぐに名前も覚えてくれて、次からは名前と「アミーゴ!(友だち)」と呼んでくれた。

料理・デザートを一通り平らげると、続いて赤ワインを注文したのだが、こちらもみんな付き合ってくれて、次々「サルート!」と乾杯ラッシュとなった。

それでいて、会計の伝票を見たところ、ワインはたった一杯しかついておらず、もうなんということだ。
おそらくボトルの半分以上は飲んだと思うのに。
さらに彼の気持ちでいろいろつまみとか、ケーキとかまで出してくれた。

私は正直感動してしまった。
以前バルセロナに来た時を思い出したが、カタルーニャの人たちは本当に明るく寛容だ。
店内の雰囲気もとても明るい。スタッフたちも楽しみながら仕事をしているし、なんというかスタッフとお客さんも一体になっている。
そして、困った外国人、心細い外国人を精一杯もてなそう、元気づけようとがんばってくれる。おそらく、相手の立場を思いやり、共感する気持ちが強いのだと思う。
すばらしい気質をもった人たちだ。

帰りの際、家族の写真をスマホで見せると、子どもたちに、と特別に海賊がかぶるようなスカーフまで全員分くれた。
英語のしゃべれる若い女性の店員は「彼はクレージーなの!」って笑いながら話していた。(笑)

他のお客さんにも私のことを紹介してくれ、ドイツ人とスペイン人の中年夫妻ともいろいろと会話した。
最後には彼らが私がホテルにたどり着かないとかわいそうだということで、なんと途中まで送ってくれた。

12年ぶりのバルセロナ、カタルーニャ。
街は確実に発展し、変容している。
しかし、人々の気質は同じだった。
なんだかある意味故郷に帰ってきた感覚で、この旅の疲れも一気に吹き飛んだ感じ。

そして、ここで私は何か大きなことに気付かされる、思い出させられるような予感がする。


明日は一昨年オルカで活躍した、あやのの試合を観に行く。
楽しみだ☆


[WALK:-]



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な・に・ぬ(na.ni.nu)について
いつも私の拙い日記にお付き合い、ありがとうございます。
おかげさまでこの日記(na.ni.nu)は [2001/10/10] パカッ! の記事以来、16年目を迎え、[2004/04/23] Wataruさんを囲む会 以降は毎日欠かさず記録してきました。(時々、かなりの連続投稿はありますが・笑)
その間、私の人生にもさまざまなことがありました。自分にとって、この日記は第一に自分自身が自分の歩みを忘れないようにするための記録であり、そのために各日記には一年前の同日の記事が表示されるようにもなっております。
いまさらながら、読者のみなさんにお願いがあります。この日記はあくまでも私の個人の活動記録であり、個人の見解が述べられています。したがって、私が所属する企業・団体・業界の公式的な記録や見解ではありませんので、この点ご理解の上、お付き合いください。
今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。

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