[2025/08/05|ビーチサッカー]
楽しむこと、チャレンジすること、奇蹟の仲間を大切にすること
[写真:女子U15チームが3チーム集まり、総勢60人近くのにぎやかな時間となった。
iPhone 15 5.96 mm ISO50 1/1437 sec f/1.6 ]
今日はこれまでの日本の夏において、歴史的高温の一日となった。
群馬県では一部で最高気温43度予想のところも……!
これまでの国内歴代最高気温は今年7月30日に記録された41.2度であるわけだが、それを2度近くも上回る予報とは。
これはもう生命の危険を意識して過ごさねばならない。
お昼前、宿坊の寝具をコインランドリーに出したり、作業しつつ、午後は鴨川令徳ビーチコートで開かれた、明日から本格的に2日間行われる「オルカカップ2025」のスピンオフとして企画されたビーチサッカーの部をゾンネとしてサポートした。
県内を含む、関東エリアの3つの女子U-15チームが参加し、総勢60人近くのメンバーで、2時間半にわたって、ビーチサッカーの基礎を学んでもらうクリニック、そして、後半はミニゲームと、楽しい時間だった。
ちかちゃんは夜お出かけだったので、帰り道、食材を購入し、夜は我が家の野郎ども3人で焼肉。
群馬県の伊勢崎市で歴代最高41.8度の気温を記録したアツい一日は終わった。
おかげさまで、ゾンネ鴨川BSも2018年に立ち上げ、コツコツと活動を継続してきたこともあって、最近では時折ビーチサッカークリニックの依頼を受けることもある。
サッカー歴ゼロで、40代くらいから本格的にビーチサッカーに取り組み、人生初の球蹴りをしている私が教えるというのもおこがましいが、私は技術的な指導というよりも、ビーチサッカーの文化、哲学について参加者に語ることを重視している。(技術的なところは、他のクリニックでも教えてくれるし、もとより、うちの選手たちがある程度指導もできる)
ビーチサッカーはブラジル発祥のレクレーションスポーツである。
すなわち、まずなにより大切なことは「楽しむ」ということ。
これはスポーツの原点でもある。
楽しくなければスポーツではない、というのが私の信条でもある。
ビーチサッカーは、サッカー経験者も多く言うが、不安定な砂の上で行うため、芝生の上ではボールを巧みに扱えるサッカー選手にとっても難しい競技だ。
ミスを前提、ミスが当たり前のように起こる競技なのだ。
だからこそ、ミスを恐れず、チャレンジすることが大切だ。
今日はミスをした仲間に「なんでミスをしたの!?」と責めるのではなく、「大丈夫!もっとチャレンジしよう!きっとできる!」とお互いに声がけしよう、チャレンジすることを褒めようという話をした。
そして、もう一つ大切なことは、ビーチサッカーに限ったことではなく、チームスポーツであるならば、仲間がいて初めて成り立つということ。自チームの仲間たち、相手チーム、レフェリー、教えてくれるコーチたち、いつも支えてくれる家族、イベント・大会や合宿を企画し運営してくれる人たち……。
サッカーファミリーという言葉で言い表すように、すべてが大切で、奇蹟の仲間たちである。
だが、団体競技をやればやるほど、仲間の存在が当たり前になっていく。
自分の経験上、サッカーをやってきたはずの、チームスポーツをやってきたはずの選手の中に、利己的、個人主義的な選手も残念ながら存在するのも確かである。
だからこそ、今一度、仲間がいることが当たり前のことではない。
互いを認め合って、分かち合って取り組むことがチームスポーツの醍醐味であるということを伝えさせてもらった。
これはスポーツに限ったことでもないだろう。
会社や学校、社会、、、さまざまなところに言えることだと思う。
今日は女子へのビーチサッカーの普及においても大きな時間となったし、なにより、ビーチサッカーを通じて、いろいろなことを学んでくれたなら、この上なくうれしいことだ。
[WALK:8245]
- 25/08/06 11:00 by やまちゃん
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