[2025/04/16|街づくり]
長崎視察1日目 スポーツ=エンターテイメント
[写真:場内は超満員だった。
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[写真:ラソ・アペーゴ北九州が廃校跡に整備したビーチコート
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[写真:宮本さんと
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[写真:門司港のレトロな街では、焼きカレーとプリンを味わう。
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[写真:雰囲気満点な門司港駅
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[写真:昭和レトロな駅舎内
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[写真:長崎スタジアムシティ
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[写真:試合のない日、スタンドが開放されているピーススタジアム
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[写真:ハピネスアリーナ
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[写真:VIPラウンジ
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[写真:試合前の演出
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[写真:試合開始!
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[写真:夜のスタジアムシティ
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今日から昨年オープンしたJリーグ・Vファーレン長崎のホームスタジアムでもある「長崎スタジアムシティ」の視察に九州へ。
朝便で飛ぶため、早起きして、羽田空港へ。
早朝から羽田空港第1ターミナルで営業している、ご飯屋さんでお茶漬け定食(白飯が最高においしかった!思わず、お替わり)を食べた後、7時台の便に乗り、北九州空港へ。
北九州空港からはレンタカーに乗り、まずは、ラソ・アペーゴ北九州が廃校のグラウンドを活用して開設したビーチコートを見学させていただく。
ラソの宮本さんがわざわざ時間を割いて、対応くださった。感謝!
以前から注目していたビーチコートだが、もちろんビーチサッカーコートを正規サイズでとれる規格。
お話しをうかがったところ、元々廃校となっていた遊休施設を行政が活用したいとのことで、市議会議員の協力も得ながら、校庭部分を有償で貸与し、あとはそこに自分たちでビーチコートをつくったのだという。
東京五輪で使用した砂を使用している、砂の質も高い。夏でも熱くならないそうだ。
周囲を囲むネットやLED照明もDIY。
鴨川令徳ビーチコートはコート本体は高校で整備いただいたが、周囲の照明や倉庫などは自前で整備しただけに、思わず親近感を抱いた。
校舎部分は別の団体が利用しているが、トイレ使用などは融通を利かせてもらっているそうで、周辺に建物があるのも大きな利点だろう。
今シーズン、男女ともに、多くの選手が移籍して苦しいチーム事情もあるラソだが、同じくらい選手も新規に入ったようで、宮本さんの「もう覚悟を決めてやっている」ということばが印象的だった。
ゾンネも同じような歴史をたどっているだけに、自然と応援したい気持ちになったし、自分も大きな勇気をもらう時間となった。
ランチは近くにある、門司港駅周辺の海沿いなレトロな街で、名物の焼きカレーとカスタードプリンをいただいた後、午後は長崎へ一気に移動。
超早起きだったので、眠気との戦いだったけど!笑
夕方、無事長崎に到着し、稲佐山観光ホテルに到着。
続いて、今日のメインでもある、長崎スタジアムシティ内にある「HAPINESS ARENA」で今夜行われたB1リーグ、長崎ヴェルカ vs 滋賀レイクス の試合観戦に出かけた。
発足から数年で、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのBリーグであるが、実は初めての試合観戦となる。(千葉ジェッツの試合もいまだに観たことがない)
二男とのアメリカ西海岸旅行で、NBAのロサンゼルス・レイカーズのホームゲームを観てきたばかりだが、果たしてBリーグは…?
今日は試合演出や運営の勉強を目的としていたので、あえてビュッフェもついているVIPゲートから入場するS席を確保。(こちら大人気で瞬時に売り切れる)
一般入場よりも早い時間に入場でき、しかも、入場口もVIPゲート。
これだけでも特別感を味わえるが、NBAと比べるとチケット料金ははるかに安い。
試合開始2時間以上前に到着したが、すでに、一般ゲートの前には入場待ちの列ができ始めており、また、VIPラウンジのビュッフェ会場では多くのゲストが食事をとっていた。
今日は平日。まだ仕事をしている人も多い時間帯のはずなのに!
ビュッフェはそんなに気取った高級な雰囲気ではなく、ドリンクも缶の状態で提供されていた。
もちろん飲み放題、食べ放題。
チケット料金を考えると、少し贅沢したい一般のゲストでも手の届く設定にしているのかもしれない。
試合時間も近づいてきたので、アリーナへ。
レイカーズのクリプト・ドットコム・アリーナや、千葉ジェッツのララ・アリーナと比べると小ぶりであるが、イベント用に設計されたアリーナだけに、雰囲気は抜群!
音響もしっかりしていて、試合前から気持ちがアガっていく。
試合前にはダンスパフォーマンスをはじめとした企画盛りだくさん。
選手紹介も爆音の中、スモークを焚いたり、場内のボルテージもすでに最高潮に。
屋内競技だからこそできる演出だろうが、だが、それを差し引いても、ゲストを楽しませようという企画は女子サッカーとは一線を画している。
ゲストだけでなく、選手の気持ちもアガるに間違いない。
午後7時10分から始まった試合は一進一退の攻防となり、なんと、4クオーター終わっても同点で、延長戦へ突入!
結果、ホームの長崎ヴェルカがわずか2点差で勝利するという、大接戦に場内は大興奮であった。
気づけば、場内は満席、超満員の状態。
BリーグはおそらくNBAをかなり参考にしていると思われ、スタジアムDJが煽り、音楽を頻繁に切り替え、応援をリードする。
観客は音楽などにあわせて、攻撃時には「GO!GO!ヴェルカ」と叫び、守備時には「ディーフェンス!」を繰り返す。
応援の流れをホームチームの運営側が完全につくり出している。
そんなこともあり、観客は運営側の演出にあわせ、遠慮なく応援していく。
2クオーターが終了したハーフタイム時に、ビュッフェで地元の方と話す機会があったが、決してバスケットに詳しくて見に来ているのではなく、演出や場内の雰囲気が楽しいから足を運んでいるとのこと。
なにより、ジャパネットが地元にここまで投資し、これだけのものをつくってくれたから、それに感謝して、自分たちもここでお金を落とさなきゃ、という思いで来場しているのだという。
なんとも印象的なことばであった。
試合を終えると、時刻はすでに午後9時をゆうにまわっている。
午後4時半過ぎに入場したので、なんと、4時間半以上をアリーナで過ごしていたことになる。
それでも、あっという間の時間。
まさにBリーグはスポーツがエンターテイメントになっていると感じた。
ここに女子サッカーの改革、浮上のヒントがあるような気がする。
さて、ホテルまでの帰りは徒歩。
20分ほどの道程だが、稲佐山の中腹にあるホテルということで、なかなかのエクササイズだった。笑
まぁ、これもエンターテイメント!?
[WALK:13727]
- 25/04/21 17:01 by やまちゃん
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