[2005/02/02|健康]
ココロとカラダ
今日は一日じゅうオフィスにて仕事。
そう言えば、調子を崩してからまもなく一年になる。
なんだか、自分で自分を追い込んでしまったような一年間でもあった。
これまでの経緯を一度整理してみようと思う。
昨年2月、出先で突然の気分の悪さに襲われる。
20歳の頃、経験したものと同じ。
20〜22歳、体調を崩したことがあった。
このときは心療内科にしばらく通った。
2月下旬、人間ドックを受診。
異常なし。
3,4月頃から夜一人で寝るときに同じような発作に見舞われるようになる。
パニック発作ではないかと思い、専門医を受診する。
MRI検査をするが、脳には異常なし。
不安神経症と診断され、抗精神薬(ワイパックス)を服用し始める。
薬のせいか、2〜4月に見舞われたような発作はしだいに落ち着く。
6月、ちかちゃんと結婚する。
8月中旬、オリンピック視聴の夜更かし、会社でのちょっとした出来事に関するストレスからか、胃腸の調子を崩す。
内科を受診し、胃腸薬を服用するが、治ったと思って飲酒したりすると、再び症状が復活してしまうことを繰り返す。
精神的にも徐々に不安に陥っていき、身体に対する不安感が募っていく。
9月、胃腸の調子がなかなか治らないので、胃カメラを飲むことに。
結果、胃炎が見つかったが、他、異常なし。
9月下旬、神経内科から心療内科へと乗り換える。
薬もワイパックスからドグマチールへと変わる。
# ワイパックスは減薬しつつ、しばらく飲んでいた。
同じ頃、健診を受ける。
結果は全くの正常。
10月、胃腸の調子は一旦おさまるが、今度は不安感が大きくなり始める。
特に会社や自分の将来のことを考えると強い恐怖心に襲われるようになる。
11月、胃腸の調子が相変わらずの一進一退のため、胃腸専門医を受診する。
再度、胃カメラ・腹部超音波検査をすることに。
11月下旬、胃カメラ・腹部超音波検査を受ける。
結果、逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニア、胃炎(いずれも軽症)が見つかる。
胃腸薬とオメプラールという逆流性食道炎の薬をしばらく服用することに。
インターネットで検索して調べたりしてしまったこともあり、極度の不安感に襲われる。
翌日、再診し、心配する状況ではないということがわかるが、それから不安な状態がしばらく続く。
加えて、意欲も減退する。
なにもやる気が起きない、だるい状態に陥ることが多くなる。
12月中旬、不安感に呼応するようにしばらく落ち着いていた胃腸の調子が再び悪くなる。
しばらくその症状が続く。
同じ頃から、血圧が不安定な状態も続く。
1月1日、思い切って、ずっと飲んできた抗精神薬(ドグマチール)をやめる。
1月中旬、中国整体を受ける。
胃腸の調子が悪いのは胃腸自体が悪いからではなく、自律神経によるものである、との指摘を受ける。
続いて、千葉市内の漢方専門医を受診する。
自分で効いているかどうかもわからない薬を飲み続けるのはやめさない、という忠告を受け、胃腸薬なども全てやめる。
心療内科、胃腸科とも通院が終わる。
現在、中国整体と漢方薬の組み合わせで完治を目指している。
整理するとわかるのだが、ぼくの身体の不調はココロから支配しているところが大きいと思う。
西洋医学的検査でも特に深刻な異常は見つからず、医師からも胃腸はココロの影響を受けやすい臓器であるとの話もされた。
おかげさまで、どん底の状態からは立ち直りつつある。
まだまだ快復への途上ではあるが、ココロの状態はずいぶん良くなってきているように思える。
ココロとカラダは密接な関係にある。
ココロが低調なのにも関わらず、ただ薬にしがみついていてもカラダは快復しない。
まずココロが明るく元気であるということが前提なのである。
しかし、人間は弱い面もあり、そうは言ってもココロが沈んでいくときはズルズルと沈んでいってしまい、それを止めるのはある程度の度を越えてしまうとなかなか難しい。
ただ、大切なことは、まずは本心からでなくてもいいので、自分にプラスのことばをシャワーにように浴びせることだ。
自分には天から与えられた無限の力が内在している、完全円満なのである、必ず良くなる、大丈夫、大丈夫──。
そして、感謝すること。いまこうして息をしていることだけでもありがたいなぁ、という気持ち。
そうして、自分の潜在意識にプラスのパワーをすり込んで行く。
あきらめず、その努力を繰り返し繰り返し続けていく。
そうすると、不思議なことに、ある時点でマイナス的な思考に陥らないようになってくる。
不安感も軽くなってくる。
もう一つ、あまり長い目で物事を考えすぎないこと。
もちろんヴァイタリティあふれているときであれば、遠い未来を考えワクワクすることも良いのだが、ココロが疲弊しているときは、遠い未来を考えることが逆に不安感を生じさせることになる。
だから、とにかくいまのこの一瞬を大切にして、そこでやるべきことをこなしていくこと。
遠い未来を考えていたら、やるべきことは途方もなく山積しているが、いまのこの瞬間に限って言えば限られている。
その小さな積み重ねが結果、大きな未来を生むことにもなる。
そういう思考にする。
カラダのことばかり固執し、一喜一憂するのではなく、まずは自分のココロを整え、落ち着かせて、気の流れを整える。
こうすることでカラダも呼応して軽くなっていくのだと思う。
そういうことに最近ようやく気づいてきた。
漢方のお医者さんに言われたことば──。
あなたが私の言わんとしていることを理解したとき、あなたは完全に治る。
そんな気がする。
- 24/06/12 12:29 by やまちゃん
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