[2025/02/04|街づくり]
ワーケーション研修会
[写真:コワーキングルームを試験的に
]
[写真:肉を喰らう!
iPhone 15 5.96 mm ISO400 1/50 sec f/1.6 ]
午前中、さとうみ学校にてウェルスポの社内ミーティング。
議題が多かったこともあり、午前中いっぱいかかった。
午後は千葉県から受けているワーケーション関係の補助事業の一環で、ウェルスポ+地元のメンバーを集めてのワーケーションをテーマにした研修会を実施した。
1月下旬から YADO OMIYA にリアルなワーケーションで滞在している坂本さんに講師を務めていただき、実際に実践している人の目線に立ったワーケーションの基礎について、2時間ばかりプレゼンしていただき、その後、受講者で意見交換を行った。
受講者数は10名足らず。小規模な研修会ではあるが、逆にこぢんまりとしていただけに、互いの距離も近く、いろいろな意見や感想が交わされた。
ワーケーションはまだまだ自分の中でもぼんやりしていて、明確な定義も見えていない。
坂本さんの話は整理をする上でとても示唆に富むものであった。
坂本さん自身ももしかすると、ワーケーションを体系的に分類したり、自身のワーケーション的なライフスタイルを振り返り、見つめ、整理する良い機会になったのかもしれない。
ワーケーションはとらえる切り口によって、コスパや期待される効果、その先のゴールなどが大きく変わってくる。
観光なのか、産業誘致なのか、はたまた、移住・定住なのか。
北海道視察を終えて思っていたのは、観光施策として推進している地域も多いが(千葉県は実際に観光部局が担当)、純粋なワーケーションは個人単位の少人数となるため、正直、地域としては「おいしい」ものではない。ただ、産業誘致や移住・定住ととらえると、仮にワーケーション事業を通じて、1人でも2人でも関係人口となり、さらに最終的に移住なりしてくれれば、それは一つの大きな成果となる。
なので、観光というアプローチについては、どちらかというと否定的な考え方になっていた。
だが、坂本さんのプレゼンを聴いていて、考えを改めざるを得なかった。
というよりも、むしろワーケーションというのは、さまざまな要素を複合的に実現できるものではないか、相乗効果が生まれるのではないか、と考え始めた。
さらに言うと、産業誘致としての効果も期待でき、確かに1社数十人とか、数百人という企業を誘致するわけではないが、仮に鴨川が一つのワーケーションのメッカになっていった時、観光志向もある人たちが鴨川が誘客したい平日を中心にある程度の数訪れてくれ、地域で消費しつつも、それぞれが仕事をすれば、それはそれで一つの産業と見なすことができる。むしろ、純粋な産業誘致よりも、地域が投資をしての新たな開発もいらないし、一人ひとりの消費意欲も高いため、地域への経済効果も大きいと思うわけである。
私にとっても本当に有意義な、学びと気づきの多い、新たな見地の得られる研修会となった。
もっと多くの人たちにも受講してほしかった。
夜は、いぶたんと2人でココスへ。
肉好きいぶたんはまあまあ大きいステーキをおいしそうに平らげていた。
食のうんちくも語り続けていたし、ヘンテコ父子2人水入らずの、愉快な夜となった。
[WALK:4101]
- 25/02/05 11:17 by やまちゃん
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