[2025/01/30|街づくり] 北海道視察3日目(最終日) 登別市・エスコンフィールド
[写真:バックネット裏の特別席から
iPhone 15 1.54 mm ISO25 1/99 sec f/2.4
]
[写真:雪上を走っていく。
iPhone 15 5.96 mm ISO50 1/7194 sec f/1.6
]
[写真:エントランスからして、他球場とは一線を画している。
iPhone 15 1.54 mm ISO125 1/99 sec f/2.4
]
[写真:バックスクリーンのガラスウォールは高さ70m。天然芝のために方角などが緻密に設計されている。
iPhone 15 1.54 mm ISO25 1/153 sec f/2.4
]
[写真:新庄監督も着席する監督席に!
iPhone 15 5.96 mm ISO125 1/104 sec f/1.6
]
[写真:ベンチからのアングル
iPhone 15 1.54 mm ISO160 1/99 sec f/2.4
]
[写真:ガイドを勤めたモモコさんおすすめのロールピザ。なかなかにボリューミー
iPhone 15 5.96 mm ISO100 1/50 sec f/1.6
]

昨夜、だいぶ雪が降ったようで、辺りは真っ白。
朝食をとると、ながぬま温泉を出発。
今日は登別へ向かう。
途中の道はすっかり雪に覆われ、まさに北海道ならでは雪道を走っていく。
高速道路にも路面に雪が積もり、除雪車が走っていたりと、、、およそ関東ではなかなか出くわさない光景。


1時間半ほどで登別市にある日本工学院専門学校に到着。
学校内に開設されたコワーキングスペース、サテライトオフィススペースを見学しつつ、登別市役所の方、学校の担当と意見交換する。
登別市役所の方は、最初こそ、かたい印象であったが、途中からはトークが炸裂した、昨日まで会ってきた行政の方同様、この方もぶっ飛んだ異色の方。
地元とのつながりをいろいろな手をつかって強く、深く構築し、街のキーマンをつかまえ、タッグを組んでまちづくりを強烈に推進している。
ワーケーションに対する考えもほぼ同様。
昨夜の長沼町の方と同様「怒られるような思い切ったことをやって良い。むしろ怒られるということは成果があがっている証拠」というニュアンスのことばが印象的だった。

古くからの温泉地として有名な登別市。いま旧来の観光からの転換を迫られている。
今秋登別駅がリニューアルされるそうだが、駅前商店街の活性化は急務であり、若手を中心としたワーキンググループを構築して、再生にチャレンジしているそうだ。
今回訪問してきた自治体の中では、規模感や地域課題など、最も鴨川に近いかもしれない。
それゆえ、参考になる話ばかりだった。

当初、登別市も夜の部の候補だったが、今回は残念ながら昼だけ。
しかし、次回は絶対に夜の部を設定したいと強く思った。


登別市から、今回の視察の最後の目的地、北海道日本ハムファイターズの本拠地・エスコンフィールドを目指す。
1時間ちょっとで無事エスコンフィールドに到着したが、エスコン周辺は雪が強く降り、みるみる内に積もっていく。

所要時間50分ほどのスタジアム見学ツアーに参加。
ファイターズダンスチームの女性のガイドにより、場内を巡っていく。
普段は入れない、バックネット裏の特別席や、VIPラウンジ、ダッグアウト(ベンチ)、グラウンドレベルのウォーキングなど、貴重な場所を巡るツアーはなかなかに楽しく、さらにガイドのトークもすばらしかった。
さまざまな機能を複合させた、欧米を思わせるスタジアムの設計も圧巻であったが、ガイドツアーの組み方も勉強になった。
鴨川市では、市役所見学ツアーを組んでみたら、ぶっ飛んでいておもしろいのでは?というアイディアも!

実は、エスコンフィールドが完成する前、まだ構想段階だった時に、とあるスポーツツーリズム、スポーツによるまちづくりをテーマとしたセミナーで、構想に深く関わっていた電通の方から新スタジアムについてのプレゼンを聞いたことがあり、スタジアム建設というよりはもはや一つのまちづくりであるということが強烈な印象で、一度訪問したいと思っていたところだった。

驚くべきは、エスコンフィールドは野球開催日と同じくらい、開催しない日に大勢のお客さんが訪れていることである。
ヨーロッパでは「ノンフットボールスタジアム」という概念があるが、まさにそれを日本に体現した場所になっている。
エスコン内には、ホテルや温浴施設・サウナも併設。
平日でも楽しめる、一大アミューズメント空間ができあがっていた。


エスコンフィールドで大いに刺激を受けた後、札幌市内を目指し、今回お世話になったJTB北海道事業部を訪問。
帰りの飛行機の時間も迫っていたため、わずか20分ほどの滞在だったが、、、

札幌から雪の中を新千歳空港へ。
レンタカーを無事返却し、20時発のAIR DOに搭乗。
ところが、降り続く雪の影響で、滑走路の除雪作業も必要となり、機内でだいぶ待つことに。
飛び立ったのは21時過ぎ。
そこから1時間ちょっとのフライト。
22時半前、ようやく羽田に着陸。

そこから鴨川へ。
日付が変わった頃、ようやく帰宅。
3日間の濃密な視察が終わった。


[WALK:11894]
- 25/02/01 22:08 by やまちゃん
[*] 日記一覧
[#] トップページ

(c) 2025 na.ni.nu