[2025/01/28|街づくり]
北海道視察1日目 中富良野町・富良野市
[写真:富良野市の松野さんを囲んで
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[写真:羽田朝7時発のAIR DOに乗って旭川へ
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[写真:中富良野駅の近くにある「まちなかオフィス」
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[写真:良い天気。青と白
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[写真:廃校を活用して開設された本幸ラボ
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[写真:お昼は「唯我独尊」のオムソーセージカレーを食す!
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[写真:夜の部はふきのとう
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千葉県が推進する、ワーケーション受入体制強化事業を活用して、今日から2泊3日で北海道視察に出発!
羽田朝7時の早朝便ということで、なんと、朝3時過ぎに起床して、4時に鴨川を出発。
視察メンバーをピックアップして、一路羽田へ。
早朝だけに道路もスイスイで、5時半には無事羽田に到着した。
チェックインを済ませると、保安検査場を通過し、朝ご飯は空港内でうどん。
朝7時予定通り、AIR DO の旭川行は出発した。
旭川までは実質フライト1時間ちょっと。
あっという間に到着するが、しかし、気候は全く違う。
機内からは一面銀世界の北海道の大地が眺められる。
8時半前、無事旭川に着陸。
さっそく建物の外に出て、寒さを体感する。
確かに寒い!けど、でも、思ったほどは寒くない。
気温は−10度くらいなのに。不思議だ。
レンタカーを借りて、今日の視察地、富良野方面を目指す。
まずは中富良野町を訪問。
中富良野駅近くに設置されたコワーキングスペース「まちなかオフィス」を見学。
町役場の担当の方から説明を受ける。
地方創生テレワーク推進交付金を活用して整備された施設。
コンテナハウスを3つつなげた建物だが、内装は木材がふんだんに使われ、とても柔らかい印象。
利用者の数はまだまだといった感じだが、こういった施設、安房鴨川駅前にも欲しかった……。
通常の建物を建てることを考えれば、イニシャルコストもだいぶ落ちるし、ぜひ鴨川にも!
続いて、中富良野町の外れにある、廃校を活用してできた「本幸ラボ」を訪問。
地域おこし協力隊からプロジェクトマネージャーに就任した方に施設を案内していただいた後、意見交換。
我々も廃校活用の「小湊さとうみ学校」の指定管理を行っているが、「本幸ラボ」は最低限のリノベーションを行ったという感じで、学校の要素はあちらこちらに残っている。
場所的に、ここに来る目的をつくることが肝になる。
サテライトオフィスの誘致や、企業・学校への研修プログラムの提供を図っているようだが、例えば、我々が展開しているロゲイニングの団体版を「本幸ラボ」を拠点に提供するとか、ここへ来る理由というものをつくっていくことが大切に思った。
ロゲイニングには説明くださった方も響いているようすだった。
お昼は富良野市街にある「唯我独尊」という人気カレー店にて。
平日というのに混雑していて、30分ほど待って、ありつけた。
午後、富良野市役所を訪問。
担当の松野さんとお会いし、意見交換する。
昨日の夜のまちあるきガイドの編集会議に同行した、目下うちの宿坊に滞在中のアヤノさんは富良野市にも長期滞在したことがあり、松野さんは知り合い。いやはや、世の中って本当に狭いものだ。
ただ、アヤノさん、松野さんには「呑兵衛の事務局長が行きます」と極めて雑ながら正しい私の紹介をしてくださっていたようで、、、笑
富良野エリアの観光課題としては、北海道全般に言えるが、観光のハイシーズンは夏季で、ラベンダーで有名なファーム富田には100万人が訪れるのだとか。ほぼ夏季に集中しているらしい。
冬季は外国人を中心に、北海道の良質なパウダースノーを求めて、ウィンタースポーツを楽しむ観光客が多く来訪しているが、観光客が来るシーズンに偏りがあるため、閑散期にいかに誘客するかが一つの課題となっている。(これは鴨川市も同じ)
ただ、コロナ禍の煽りか、また、昨今の賃金高騰もあって、人手不足は深刻とのこと。
それが原因で観光業を拡充できない、ジレンマな状況もある。
最近ではインバウンドによって、泊食分離の進んだ宿泊施設の多い富良野では、飲食店不足が深刻だそうで、実際、夜の時間帯は平日でも予約をしていないと、まず飲食店は利用できないらしい。
民泊で自炊する観光客も多く、スーパーの食材売り場もすぐ売り切れてしまうそうだ。
不動産価格は上がっているようで、高騰率も半端なく、賃料も都会並みとのこと。
それと、何気に深刻なのは、行政も気をつけてはいるが、空き家や土地が外国資本をバックにもつ人たちにすぐに売れてしまい、さらに不動産価格の高騰によって、土地転がしのような事象も起きているようだ。
我々の世代にとっては「北の国から」で有名な富良野であるが、地域ならではの課題を抱えている。
ただ、新しく整備された市庁舎は外観も、内部も明るい雰囲気で、職員の人たちもウェルカムな感じで心地良かった。
なによりオープンなつくりで、これなら部課同士の横のつながりも醸成されそう。
鴨川市もこうでありたい。
一旦、市役所から今夜宿泊するコテージへチェックインし、私は急いでひとっ風呂浴びると、夜の部へ。
松野さんも呑兵衛で!笑
結局、盛り上がってしまった!!
松野さん、行政職員らしからぬ、ホントにぶっ飛んだ方だった。
我々が千葉県ということもあり、わざわざ九十九里エリアにある酒蔵、寒菊酒造のお酒も用意くださっていて!
すてきなお店、おいしい料理とお酒、そして、楽しいお話しにあっという間の時間であった。
松野さんは絶対に鴨川に行きます!ということで、お別れ。
また新たな御縁がつながった。
ちなみに、お店では私たち意外はすべて外国人のお客さん。
インバウンドの勢いを実感する夜にもなった。
[WALK:5541]
- 25/02/01 14:33 by やまちゃん
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