[2024/09/17|お気に入り]
旧客
[写真:懐かしの雑誌。当時は愛読書だった。
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[写真:長距離ドン行乗車ルポ
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[写真:今日は十五夜
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[写真:十五夜お月さま♪
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なにを隠そう、私はいわゆる「鉄っちゃん」である。
と言っても、最近はめっきり鉄道乗りまくりの旅はしなくなったが、10代の頃は時刻表片手に鉄道の旅に出たものだった。
カテゴリーで言うと「乗り鉄」「時刻表鉄」かな。
何気にかつて実施されていた時刻表検定を受けたこともあり、2級を所持している。
もっと上の級を受けようかな、と思っている内に、時刻表検定自体が終わってしまった。
時刻表検定で使われる時刻表は旧弘済出版社発行で、現在交通新聞社から発行されている「JR時刻表」なのだが、私は実は旧日本交通公社、現JTB発行の時刻表の方が好きだったりする。JR時刻表は2色刷りで特急列車・急行列車が赤字で表記されていて見やすい一方、JTB時刻表は太字表記で原則的に単色刷りである。(たぶん、いまでも)
だが、なぜJTB時刻表が好きか、というと、国鉄が分割民営化された際、弘済出版社発行のJR時刻表は各JRの区分にあわせて、路線の掲載順を変更したのに対して、JTBはそれまでの掲載順を維持したからだ。私は国鉄時代の路線掲載順に慣れているため、JTB時刻表の方がお目当ての路線のページを早く引けるというわけだ。
正直、どうでもいい、と思う人も多いと思うけど、自分はその路線の掲載順に、国鉄時代のある種のノスタルジーを感じる。
まぁ、最近は時刻表もめっきり買わなくなっちゃったけど……。
そして、もう一つ好きだったのが、旧客。
旧客とは「旧型客車」のこと。
現在ではJRではもちろん見ることはまずないけれど、大井川鉄道では旧国鉄の旧型客車を譲り受け、SLが牽引し、いまでも運行されている。
あの木製の内装。歴史を感じる床。ニス塗りの木枠と決して座り心地が良いとは言えないクッションの座席。
やわらかい光を放つ、なんともノスタルジックな室内灯。
まるで昭和の古き良き時代にタイムスリップした感覚になる客車内。
心落ち着く空間だ。
かつては山陰本線などで長距離普通列車も運行され、そこでは旧型客車が活躍していた。
朝5時台に出発し、終着駅に夜8時台に到着するという列車なども存在した。(山陰本線・浜田発大阪行)
あるいは普通列車でも寝台車両を連結して運行する夜行列車もあった。
航空網や新幹線などの速達列車(高速列車)が普及し、最近の旅はなんだか忙しないものになっているが、たまには各駅停車に揺られながら、車窓を楽しみつつ、ゆっくりと進む旅も良い。
そんなことを考えていたら、久々に鉄道の旅に出たくなったなぁ。笑
[WALK:-]
- 24/09/17 21:13 by やまちゃん
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