[2024/07/06|ビーチサッカー]
勇気ある棄権
[写真:まさに「7人の侍」たちだった。
]
関東大会第1日目。
今日はシード2チームを除く、6チームが2グループに分かれての、グループステージ。
我々「SONNE OZEAN」も出場。
朝8時前に集合し、本部やピッチを設営した後、午前10時から大会は開始された。
私は運営本部に詰め、大会運営に当たりながらも、選手としても今日は活動。
そして、今日は、記録的な酷暑に……。
特に「SONNE OZEAN」の第1戦、プログレス甲府昭和戦では、おそらく今日一番蒸し暑いだろうという過酷なコンディションに。
土曜日ということもあり、メンバーの集まりがいまいちのOZEAN。
なんとか7人集まったが、内、6人は40代以上のメンバー。
もちろん勝利は目指すけれど、それ以上に、熱中症にも気を配りながらの試合となった。
で、試合は過酷なものに……。
おそらくゾンネの歴史にも残るだろうという、苦しい試合となった。
序盤からゴールを奪われ、徐々にリードを広げられていく展開。
気温もぐんぐん上がり、昭和魂あふれるおっさんたちの動きもどこかおかしい。
早くも熱中症と思われる症状を覚える選手たちが続出。
私も途中からGKを務めたが、2P終盤、熱中症の予兆なのか、単なるトレーニング不足なのか(笑)、足が攣ってしまい、一時離脱。
そのまま試合に出るのもつらい痛さだったが、ベンチの状況を見ていたら、そうも言ってられない。
ゾンネは一時的にFP3人での戦いも強いられた。
ベンチに戻ると、3Pは再びピッチに立ち、GKで12分間出場を続けた。
私の場合、暑さというより、足の痙攣との戦いで、無理に走ったり、スローしたりしたなら、すぐに足が攣ってしまいそうな状況だったため、なんとも情けなく苦しいプレーを継続するしかなかった。
それでも、相手も疲労困憊だったこともあり、3Pは1失点で収めることができ、結果は3−12の惨敗。
もう勝ち負けは関係なく、いかに無事に試合を終わらせるか、という状況だったから、3P戦い抜いただけ良しとしよう。
試合を終え、第2戦についてチームで話し合いが持たれた。
大会と対戦相手には本当に申し訳ないことだが、第2戦を戦ったら、それこそ生命の危険があると判断し、棄権することに決めた。
苦渋の決断だった。
対戦相手にその旨を告げに行くと、「ゾンネさんが出てくれたから、大会は成立したので、そんなに悪く思う必要はないです」「勇気ある決断です」と慰めてくれた。
なんとも心に染み入ることばだった。
2P、足が攣ってしまった時も、真っ先に、レフェリーや近くで観戦していたチームや関係者の人たちが駆けつけてくれ、足を伸ばしてくれたり、水をかけてくれたりした。
まさにビーチサッカーファミリーのあたたかさを感ずる瞬間でもあった。
というわけで、ゾンネ史上、おそらく初となる棄権だったが、これは勇気ある棄権と自分たちを讃えたい。
結果は残念だったけど、良い経験ができたとも思う。
うれしかったのは、千葉県高校選抜チームが奮闘したこと。
2敗ではあったが、1部チームにあわや勝利を収めるのではないか、という活躍を見せていた。
会場からもどよめきが起こっていたし、その成果として、1人、育成年代の関東選抜に声がかかることになったようだ。
これは実に大きな収穫だ!
というわけで、無事とは言えないかもしれないが、大会1日目は終了。
夜は関東連盟の役員有志で、立川駅前で1日目の慰労会。
ビールが、、、うまかった。。。
そして、いろいろな話しが炸裂し、飲みすぎた。。。笑
明日は決勝ラウンド。
さらに関東女子ビーチサッカーリーグも開催される。
今日よりもさらに暑くなるようで、心配は大きいが、なんとか無事執り納めたいと思う。
[WALK:-]
- 24/07/09 17:39 by やまちゃん
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