[2023/12/15|神道・神社]
未来を語る…
今日はどんより曇り空な一日。
午後には冷たい雨が降り始めた。
午後、長狭地区の神職が全員集まり、今後の神社の持ち方について意見交換会を行う。
少子高齢化の進む当地域だが、神職界も例外ではなく、後継者不足は深刻。
現在、7人の宮司で長狭地区八十数社を分担してご奉仕しているわけだが、10年後、あるいは20年後を考えると、後継者は3人程度になってしまう。しかも、ほとんどの宮司は現段階において70代以上。
神社をどのように引き継いでいくか、早急の課題でもあり、しかし、長い先も見越した引き継ぎもしていかなければならない。
本当に難しい課題だ。
私も次の世代の神職として意見を述べさせていただいた。
まずは、神社を守るのか、神職という職を守りたいのか、その違いを明確にして議論する必要がある。
私は前者であるわけだが、神社を守るなら、神職としてどのようにしていくべきなのか、後継者をどのように考えるべきか、ということを追求していかなければならない。
会議は2時間半にも及んだ。
明確な結論は出ないまでも、一同が厳しい現状を共有したのは一歩前進であろう。
夜は宿坊にてプチ忘年会。
おでんをつまみに、未来を見据えた話に花が咲き、、、
楽しい時間であった。
[WALK:2722]
- 23/12/16 16:57 by やまちゃん
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