[2023/07/03|ビーチサッカー] 「鴨川の会場で笛を吹きたい」

とあるレフェリーの方から、とてもうれしいことばを頂戴した。

レフェリーの間では、鴨川令徳ビーチコートでの開催の評価が高く、中には「一度、鴨川の会場で笛を吹きたい」という声もあるほどだという。
我々ゾンネは、クラブ創設以来、競技の強化・育成だけでなく、私がなでしこリーグの試合運営に携わっていた経験もあって、運営面にも同じくらい、否、もしかすると、最優先で力を入れてきた。
チームや選手たちは、ややもすると、競技さえできれば良い、という考えに陥りがちになるのだが、リーグ等の大会がしっかり運営できずして、競技もへったくれもないのだ。殊にビーチサッカーのようなマイナー競技ともなれば、選手も含めて、関わる人すべてが競技面だけでなく運営面に対しても努力していかなければならないと思う。そうでなければ、ビーチサッカーの普及はあり得ない。

我々は競技面で言えば、まだまだ負けも多いし、弱い方の部類かもしれない。
でも、運営面では決して退けを取らないクラブチームであると自負している。
日本一の運営能力をもつビーチサッカーチームを目指して、これまで取り組んできたわけであるが、先のレフェリーの方のことばをいただき、ここまでみんなで意識を高め、積み重ねてきて本当に良かった、と報われた気持ちになった。

鴨川令徳ビーチコートでの大会開催では、チームや選手同士のリスペクトだけでなく、レフェリーへのリスペクトにも満ちあふれた、あたたかい雰囲気で毎回開催できているように思う。

加えて、そのレフェリーの方がおっしゃっていたのは、運営の強化とともに、ここ最近は鴨川開催の試合の競技力も上がってきているということで、それも楽しみの一つなのだそうだ。
なんともうれしいことではないか。

なでしこリーグに関わっていた頃も感じていたが、あわせて、レフェリーの強化・育成も大切なテーマであると思う。
レフェリーは選手と違いトレーニングの環境は非常に限られる。
ある意味、実際の試合がレフェリングの向上を目指すトレーニングの場ともなっている。
しかも、報酬も決して高くない。

試合中、思わず興奮した局面でレフェリングをめぐって「レフェリー!レフェリー!!」となってしまうこともあるが、言いっ放しになるのではなく、レフェリーの強化についても、連盟や各チームがアクションしていかなければならないと思う。

最高の褒め言葉をいただき、ますます鴨川令徳ビーチコートの運営にも力が入りそうだ。


[WALK:-]
- 23/07/03 11:21 by やまちゃん
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