[2022/10/03|ビーチサッカー] トレーニングの強度

午前中、渡欧の片付けなどをした後、神社へ。
日中は神社で仕事をし、夜はビーチサッカー練習会へ。
今日はちょうど10人集まり、まだまだ公式戦の残る女子チームを意識した練習を行った。

対戦形式に入る前、女子としてはこれまでで最も負荷をかけたトレーニングになったかもしれない。
男子選手の一人が、女子をなんとしても勝たせたい。
女子が負けると本当に悔しい、という思いから、今日は彼の熱意に委ね、トレーニングを実施した。
実は女子選手もトレーニングの負荷を上げることを希望していたりする。

ビーチサッカーの特徴の一つとしてフリー交代制というものがあり、選手は何度でも交代することができる。
したがって、通常は1回の出場時間は数分だったりすることが多い。
だが、最近思うことがある。
本当に強いチームは、そもそも1人だけでも12分1ピリオド丸々走り切れる体力をもっているということ。
実際、先月イタリアの大会に思い切って遠征したラソ・アペーゴ北九州の女子チームは、たった6人のメンバーで4日連続の試合日程を戦い抜き、他のチームは人数が潤沢なチームもいる中、世界の強豪を相手に3勝1敗の準優勝を収めたのだ。しかも優勝相手にも1点差負け。ちなみにそのチームは12人フル登録だった。
ラソとは何度か対戦したことがあるが、交代選手が限られる中で本当に毎回粘り強く戦い、なかなか我々は勝てないのだ。
だからこそ、ゾンネの女子選手も一つ上を目指すには、体力をもっともっとつけなければならない、場合によっては5人だけでも勝ち抜けるチームにならなければならないという課題意識をもったのだと思う。

そんなこともあり、今日は疲労困憊ながらも、かなり充実したトレーニングになったのではないだろうか。

ここで大切なことは、選手自らがトレーニングの強度UPを求めたことだ。
指導者が強度をUPするのは簡単なことだ。
しかし、選手にとってみれば、やらされている感があり、本当の意味では実のあるトレーニングにはならない。
選手が自発的に希望し、取り組むということが大切なのだ。

その証拠に、今日の対戦形式。
女子は異様に強かった。
男子を相手に3ピリオド行って、なんと6−3で勝ちきったのだ。

練習はウソをつかない、と良く言うが、本当にその通りだと、我ながら実感した練習会となった。


[WALK:11043]
- 22/10/04 18:24 by やまちゃん
[*] 日記一覧
[#] トップページ

(c) 2025 na.ni.nu