[2022/09/14|コラム]
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9月下旬に予定されている、7月の参議院選挙中に銃撃され亡くなった安倍元首相の国葬について、連日、賛否両論の報道が続いている。
戦後、あの吉田茂氏以来の国葬。
国葬の決定プロセスに対して、野党の多くが反発し、出席の見送りを表明するなど、異例の事態となっている。
亡き安倍さんはこの状況を見て、なにを思うのだろう。
こんな騒がしい中、行わなければならない状況がなんだか気の毒にも思う。
そして、先週、長らく即位されてきた、まさに英国のシンボル、エリザベス女王が崩御された。
英国国民はみな悲しみに暮れ、真夜中にも関わらず、数kmの行列をつくり弔問に訪れる国民たちの姿が、女王の人となりを物語っていた。
エリザベス女王の国葬は19日に行われ、天皇皇后両陛下も参列になる。
なんだか、このタイミング。
不謹慎な物言いになってしまうが、なんとも皮肉を感じずにはいられない。
おそらく7月に安倍さんが凶弾に倒れられた直後に国葬を行ったならば、ここまで議論の波風は立たなかったかもしれない。
その後、統一教会問題が噴出し、状況は一変した。
そんな中で国葬が決定されたわけだが、機を逸してしまったように思えてならない。
物事、やはりタイミングが大切なのかもしれない。
いずれにしても、亡くなった方を弔い、送り出すのは穏やかな中で行いたいものだ。
それが亡くなった方に対する敬意であると思う。
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- 22/09/17 10:27 by やまちゃん
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