[2022/08/31|街づくり] ジュネーブ経由でつながった御縁
[写真:ステキな空間
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[写真:今日泊まった小さな個室
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[写真:WiFiも飛んでいて、コーヒーを飲みながら仕事ができる。
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夕方、館山へ。

夜、2018年にスイスのジュネーブで出会った方と館山で再会した。
現在、鹿屋体育大学で研究をしているのだが、ちょうど南房総市内で研究の事業を行うために房総に遥々訪れていて、その最終日の夜にお会いしましょう、ということになった。
そのフィールドが大房岬でもあったこともあり、レストランに行くと、ゾンネを立ち上げた1年目に、あの伝説の九十九里浜でのサバイバルカップに出てくれた女の子(当時から大房岬勤務)が参加していて、久々の再会ともなった。
その他にもSNSですでにつながっていたり、過去にやはりお会いしたこもある人たちがいて、ジュネーブでの出会いがきっかけではあったが、結局地元の人たちとも再びつながる、という御縁の不思議を感じずにはいられなかった。

レストランの後、連れていきたいところがある、ということで、館山駅東口のいまではシャッター通りとなったところに、物置だった空間を改装して生まれたバーに立ち寄った。
マスターのまちづくりへの熱い想いを伺う。
一時は営業しているお店が一つだけになり、夜になると真っ暗になってしまっていた通りにネオンをともしていこうと仲間たちを集めて、空き店舗を復活させ、それぞれ異なるジャンルの飲食店を開き、互いにお客さんを奪い合うのではなく、送り合うという関係性で通りを盛り上げているというお話をきいた。まさに日本人が古くから大切にしてきた、和の精神。かつて、ムラもそういった助け合い、共同体によって一つの経済圏が成り立っていたはずである。
もっと驚いたのが、マスターの父上が神職で、さらに御本人も神職資格を有していたこと。
いやはや、どこでどういう出会いがあるか、本当にわからないものだ。

そして、今日宿泊した宿はtune hostel。
こちらも数年前に、館山に残る昭和レトロな空き店舗をリノベーションして民泊をオープンさせるという活動をしている方と出会い、その方が開いた宿である。いつか泊まってみたかった。
コロナ禍もあったので、ドミトリータイプではなく、個室タイプをチョイスしたが、宿泊料金もリーズナブルで、建物の外観は昭和な懐かしい雰囲気。中に入ると、きれいに改装され、センスの良さを感ずるステキな空間となっている。

まさに、場面、場面で、御縁を感ずる一日となった。


[WALK:8018]
- 22/09/05 11:47 by やまちゃん
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