[2022/06/19|ビーチサッカー]
ビーチサッカーの歴史を動かした日
[写真:大金星をあげ、歴史を動かしたOZEANメンバー
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[写真:確実に成長を続ける女子
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[写真:チーム一丸となり、強豪にぶつかった。
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[写真:逆転ゴール!
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[写真:オフィシャルはゾンネ女子たちが担当
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[写真:ヒラのオーバー
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[写真:麦わら帽子、復活!
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[写真:まさに激闘だった。
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天気予報は直前で大きく変わり、数日前は雨予報だった今日、朝から晴れ渡るすばらしいお天気の下、男子の千葉県ビーチサッカー大会、女子の関東女子ビーチサッカーリーグ第2ラウンドが鴨川令徳ビーチコートで行われた。
朝7時に集合し、まずは直前準備。ゾンネは出場チームとしても3試合抱えているが、今日は鴨川開催ということで、チーム一丸となり運営にも取り組む。
午前9時、関東女子に先駆けて、7月2・3日に鹿嶋市平井海岸で行われる関東大会の県予選も兼ねた、千葉県ビーチサッカー大会の決勝(出場2チームのため、いきなりの決勝)が行われた。
SONNE OZEANが対戦するのは、千葉県のビーチサッカー界を長年にわたり牽引してきた、関東1部の強豪(現在3位)のVamos a la casa。まさにチャレンジャーとして臨んだ一戦だった。
そして、結果、ビーチサッカーの歴史を動かした試合となった。
第1ピリオドからSONNE OZEANはハードワークを徹底する。相手のペースも狂ってくる。むしろゾンネ側の方が決定機の多い展開。しかし、第1ピリオドはスコアレス。
第2ピリオド、試合が動く。さすがはビーチサッカーチーム。バモスの巧みな浮き球でのパス回しに翻弄され、最後は豪快にボレー気味のシュートを打ち込まれ先制を許す。しかし、その後、ゾンネは怯むことなく立ち向かっていく。すると、第2ピリオド終了間際、バモスゴールに叩き込み、ついに同点。
勝負の第3ピリオド、拮抗した展開が続くが、ついにゾンネが勝ち越しに成功。その後、バモスに一度追いつかれるも、カウンターからシュートを決め、さらに追加点。その直後1点返されるも、そのままタイムアップ!
なんと4−3でバモスを破る大金星!!
会場も、関東、千葉のビーチサッカー界も間違いなくざわつく結果となった。
これでゾンネは関東大会に千葉県第1代表の枠で出場することになる。
これはもしかするともしかする。
関東大会で3位以内に入れば進める全国大会も夢ではなくなってきた。
女子はOMIASHI BEACH SCとレーヴェ横浜フラウと対戦。
OMIASHI戦、5−2で勝つには勝ったが、正直内容は悪かった。
相手のペースに合わせてしまったのか、集中力に欠けたプレーを連発。セカンドボールへの出足も悪く、何度かピンチも招いた。
このままではレーヴェ戦でコテンパンにやられてしまう。スタッフも選手も危機感を抱き、逆にスイッチが入る試合ともなったと思う。
第2戦レーヴェ戦。ゾンネはOMIASHI戦とは全く違う戦いぶりを見せる。
細かい戦術指示をした後、この試合のテーマをシンプルに「強さ」にした。
気持ちの強さ、プレーの強さ、キックの強さ、、、全ての強さが勝らなければ、絶対に破ることのできない相手だ。
しかし、第1ピリオド、良い試合展開ながらも決めるところを決めきれず、逆に相手に与えた数少ないチャンスをものにされてしまう。なんと3失点。第1ピリオドで0−3は正直痛い。
だが、それでもゾンネはあきらめることなく、戦い続ける。第2ピリオド、ゾンネは2点を返して、2−3。ついに1点差まで追いつく。
そして、勝負の第3ピリオド。ついにゾンネは3−3の同点に追いつくことに成功。
流れは完全にゾンネ。これは勝てるっ!?
と思ったのもつかの間。さすがに試合巧者のレーヴェ横浜フラウ。
コーナーキックからのワンチャンスをヘッドで合わせて、再び勝ち越される。
時間はまだある。
ゾンネも再び同点を狙って攻めるが、なかなか得点できず、終盤、さらに一瞬のディフェンスのズレを見逃さず1点をさらに追加されると万事休す。
惜しくも3−5での敗戦となった。
これで女子は4試合2勝2敗の勝点6の3位(5チーム中)で折り返すことになった。
後半戦は9月から再開される。
あと約3ヶ月。
ゾンネは間違いなく、さらに大きくレベルアップすると思う。
昨年10点差以上をつけられ負け続けた相手に1点差、2点差、内容的にも互角以上の戦いが展開できている。
後半戦、全勝目指して、突き進みたい。
チームは確実に「Josho」している。
ゾンネの強さは選手自らが考え、改善し、行動しているところにあるような気がする。
私も最近は戦術指示などはするが、監督は大きなテーマを設定するのが仕事のような気がする。
あとの細かいところは、ピッチ内の選手たちが自分たちで感じ取り、修正しながらやっていくしかない。結局一人一人が監督なのだ。
指導者以上に選手は育たないかもしれないが、実は選手を超えられることは指導者はないというのが私のもう一つの考えでもある。
選手自らが考え、決めるからこそ、選手もやりがいを感じる。
そのやりがいが一つ上の楽しさを生み出している。
1試合ごとに成長していくチームを見ているのが本当に楽しくてならない。
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- 22/06/20 14:58 by やまちゃん
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