[2022/06/12|ビーチサッカー]
監督としての賭け
[写真:大会終了後、全員で記念撮影
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[写真:最後まで戦い抜いたSONNE OZEAN
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[写真:会場一の大声を出し続けた監督(笑)
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[写真:99番の誇り
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[写真:頼れるかっこいい中年おじさん。キタさん
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[写真:女子選手も参加
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[写真:チームに明るさを与える女子のキャプテン
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[写真:おっさんも出場!笑
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[写真:GKとしては無失点!!
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[写真:守護神はるき
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[写真:小野さんも奮闘!
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[写真:相変わらずのパワー!大車輪・たいじゅ
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[写真:ゴラッソを決めたりゅうじも終始奮闘!
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[写真:同点のまま勝負の第3ピリオドへ
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[写真:激しい戦いとなった。
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[写真:一日ビーチの会場でがんばった、いぶたん♪
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この土日はまさにビーチサッカーなウィークエンドでした。
土曜日は急遽開催となった「SONNE & Lowe KAMOGAWA Mini LEAGUE June 2022」を行い、日曜日は午前の練習会の後、午後からは今回初開催となるローカルリーグ「AWA Beach Soccer LEAGUE 2022」の第1ラウンドを開催しました。
土曜日は急遽決まったこともあり、ゾンネは普段リーグ戦に出ている男子選手がほとんど集まれない、高校生・非登録メンバー・中年の男女混合メンバーで臨みましたが、もう気合で乗り切りました(笑) レーヴェ横浜ユングのヘッドコーチからも、「今日のゾンネは気合が違うぞ。お前らももっと気合入れろー!」と激が飛ぶほどでした。
日曜日はその気合のままに臨みました。
というか、個人的には絶対に優勝したいラウンドでした。
ビーチサッカーを長らくやってきたチームのプライドにかけて。
そんなこともあり、たぶん、これまでに見せたことにない厳しい監督としての顔で一日臨みました。
選手も*たかが*ローカルリーグにここまで勝利にこだわる私の姿に困惑したかもしれません。
実際、最初のミーティングの後には、選手に強烈な発破をかける私と、選手がぶつかり合う場面もありました。
初めて選手に「帰れっ!」と言いました。
本当に帰っちゃうかもしれないけど、自分はそれくらい強い気持ちをぶつけました。
本人も一瞬帰ろうとしたみたいですが、しかし、彼はその後「勝ちたい」という気持ちを私に伝えに来てくれました。
「よし!じゃあ、一緒に戦おう!」
彼の肩をたたきながら、私は応えました。(もはや青春ドラマですね。笑)
そして、彼は間違いなく、私が見た中では最高のパフォーマンス、むしろファイトと言った方が良いかもしれません。
見せてくれました。ベンチでその姿を見ていて、正直、何度も涙が出そうでした。(結局、涙腺の弱い、中年のおっさんです)
自分にとっては賭けでした。
強烈にぶつかることでもしかすると、選手はついてこないかもしれない。監督だけが空回りし、浮くかもしれない。そういうリスクももちろんあります。
でも、私は選手を信じた。そして、選手も私を信じてくれた。
結果として最後にライバル・ゴラッソに1点差で敗れるも、私の記憶のある限り、SONNE OZEANは過去最高のファイトを見せてくれました。
初戦の安房拓心高校戦では、第1ピリオド、相手を圧倒しながらも決められるところをことごとく外し、1点のみのリード。
すると、案の定、第2ピリオドに追いつかれ、第3ピリオドにはついに逆転を許してしまいました。これまでのOZEANであれば、そのままズルズルと行くところですが、この日のOZEANはあきらめずに戦い、残り3分を切ったところで、エースのりゅうじが後方から超ゴラッソなスコップシュートを決めると、その30秒後に勝ち越し、その1点を守り切り、勝ち切りました。
これはOZEANの選手に、リードされても追いついて勝てる、という自信を与えました。
長狭高校戦は私がゴレとして1Pと3Pの途中まで出場。
下手くそなゴレですが、大声と気合で、なんとか無失点におさえました。(考えてみれば、昨日のミニ大会では12分×5P、ゴレを務め、今日も10分以上ゴレをやりました。腕はパンパンだし、もうヘトヘトです。笑)
そして、全勝対決となった、ライバル・ゴラッソとの一戦。
絶対に勝つんだ、という強い気持ちを再度確認し、臨みました。
第1ピリオド、幸先よくSONNE OZEANが2点を奪う展開。
その後、PKなどを与えたこともあり、追いつかれますが、すぐさまキックオフゴールで1点勝ち越し。
しかし、再びPKを与えて、3−3の同点となり、第1ピリオドは終了します。
ここから試合は一進一退。膠着状態に。
第2ピリオドは互いにスコアレスで、勝負の第3ピリオドへ。
ここで若いメンバー主体のゴラッソとの体力差が出てくるところですが、今日は最後までOZEANも走り抜きました。
しかしながら、奮闘むなしく、残り2分30秒を切ったところで痛恨の勝ち越しゴールを献上。その後、OZEANも果敢に攻めますが、そのまま試合終了し、3−4での惜敗でした。
実は試合前、ミーティングで、私は「今日負けることがあれば、OZEANの監督を辞める」と宣言して臨んだ試合でした。
それくらい勝ちたかったし、勝たなきゃいけなかった。
でも、選手はその思いに応えて、本当に最後まで走り切りました。
だからこそ、あと1点、自分が監督として、そんな選手たちに優勝の喜びを与えることができなかったことが本当に悔しく、たぶん、今日は一番自分が試合の後、落ち込んでいたかもしれません。苦笑
試合後、みんなで協力して片付け。
片付けを終えると、選手たちが私のところに来て「岡野さん、今日試合に負けたら辞めるって言ってましたけど、私たちとしては岡野さんに続けてほしい」とうれしい言葉をもらいました。
冗談で「じゃあ、有料で」と応えましたが、、、すばらしい仲間たちを指揮させてもらっている喜びを噛み締めました。
ゾンネの男子は、この後、ゴラッソの仲間たちとともに一体となり、一つのチームとなって、関東大会・千葉県大会、関東リーグに臨みます。
今日は間違いなく双方のメンバーがライバルとしてしのぎを削り、さまざまな面でレベルアップできた一日となりました。
ビーチサッカーなウィークエンド。
実はまだまだ続きます。
今週末19日には、男子の千葉県大会で関東1部の強豪・バモスの胸を借り、女子は関東女子ビーチサッカーリーグの第2ラウンドに臨みます。
来週25日は関東ビーチサッカーリーグ2部を鴨川で開催。
来月2・3日には男子の関東大会(鹿嶋市平井海岸)
18日には鴨川で千葉県高校生大会。
23・24日には、ついに行なわれる関東の第1回Over40大会。
31日には関東ビーチサッカーリーグ2部が越谷市のしらこばと水上公園で行なわれます。
かつてはこんな大会が連続することなんてありませんでした。
メンバーのスケジュール調整もたいへんですが、でも、それだけ真剣勝負で戦える場があること。
本当にすばらしいことだし、あきらめずに何年もやってきた身としては奇蹟的なことです。
本当にありがたい。
これからもゾンネは房総の地から、未来へ突き進みます。
[WALK:12445]
- 22/06/13 16:02 by やまちゃん
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