[2022/04/10|ビーチサッカー] ひとつになったチーム
[写真:ひとつのチームとして戦った関東女子選抜の仲間たち
Canon EOS 80D 27.00 mm ISO2000 1/1000 sec f/10.0
]
[写真:関東魂を背負って
Canon EOS 80D 64.00 mm ISO2000 1/500 sec f/20.0
]
[写真:作戦会議
iPhone 8 3.99 mm ISO20 1/378 sec f/1.8
]
[写真:絶対に勝つ!
iPhone 8 3.99 mm ISO20 1/1715 sec f/1.8
]
[写真:先制点はヒラ
NIKON D5 290.00 mm ISO250 1/2500 sec f/6.3
]
[写真:惜しいオーバーヘッドだった。入れば起死回生、同点になるスーパーゴールだった。
Canon EOS 6D Mark II 214.00 mm ISO3200 1/2000 sec f/20.0
]

今日は海浜幕張にある夢フィールド・ピッチカリオカで、女子ビーチサッカーの地域選抜チーム対抗戦が行われた。
りなを乗せて、朝早く鴨川を出発し、幕張に向かった。

午前中は日本代表チーム(男子)の田畑コーチによるクリニックが行われた。
全国から集まった女子選手のレベルの高さに驚いている印象だった。
この数年で、女子ビーチサッカーは間違いなく飛躍的にレベルアップしている。

そして、ランチ休憩をはさんだ後、午後、3つの地域選抜チームによる総当たりでの対抗戦が行われた。
我々関東女子選抜チームは、第2試合、第3試合と2試合連続。
なんと、この日のレギュレーションは12分プレイングタイム3ピリオド制。
これを2試合、ほぼインターバルなしで行うなんて、男子でもなかなかないレギュレーション。
良く晴れて、初夏並みに気温も上がり、選手たちにとっては過酷なコンディションとなった。

第1試合。相手は連続2試合目の、女子BS地域選抜。
主に九州のチームが中心となったメンバー。
ケガなどが直前にあったらしく、なんと3人を欠いた7人での参加。
相手ながら、同情するような状況。
それでも、相手もガッツを見せ、第1ピリオドは拮抗した展開となった。
しかし、第1ピリオドの中盤、ハーフからのフリーキックをヒラが豪快に決めて先制!!
ここから関東は3点を奪うも、2点返され、3−2で第1ピリオド終了。

第2ピリオド以降は、相手の足もさすがに止まり、関東が押す展開が続く。
次々に加点し、終わってみれば、9−4の圧勝であった。

そして、第2試合。
相手はフルメンバーがそろった、Thetisツアー選抜。
相手は1試合空いていて、回復の時間が与えられていることもあり、今度は関東女子選抜がどこまでがんばれるか、にかかっている。
しかし、我々の練習量は他の地域と比べれば格段に多い。
3月後半からはほぼ毎週1回集まって練習してきた。
たった2ヶ月の活動ではあったが、ひとつのチームとなって、この日に臨んだ。

第1ピリオド、前の試合の勢いそのままに、2点を奪うが、1点返され、2−1。

第2ピリオド、関東女子も徐々に疲れが見え始めたところを、フィジカルの強い相手選手が逃さず、3点を奪われ、2−4と逆転されてしまう。
しかし、ビーチサッカーで2点差はないに等しい点差。

第3ピリオド、関東もまずは同点を目指して、果敢に攻める。
中盤、ヒラが1点差に追いつく技ありシュートを決めると、ヴェルディのトモが同点シュート決め、ついに試合は振り出しに。
展開的に、これは行ける!と私は思った。
が、、、その数分後、相手に再び勝ち越され、残り時間もわずかに。。。

終了20秒前くらいだっただろうか、味方ゴレイロからのスローを受けたヒラが果敢にオーバーヘッドにチャレンジ!これが見事にインパクトし、神コースに飛んでいく。
ところが、相手も必死のディフェンス。相手選手が頭になんとか当て、無情にもボールは枠外へ……。
万事休す。これが決まっていたら、起死回生の劇的同点スーパーゴールだったが、、、
これは相手選手の執念を褒めるしかない。

惜しくも4−5で敗戦。だれもが、悔しさを味わっていた。

でも、この悔しさはひとつのチームになれたからこそ、味わえたはず。
チームづくりは間違いなく成功したし、関東は一つになって臨んでいた。


夜、メンバー有志で打ち上げ。
2ヶ月間で培われた仲間との絆は相当に強いものになっていた。
一緒にチームを支えた、レーヴェの(一見強面の)コーチからは、ゾンネの2人に「ゾンネが強くならなきゃ、ビーチはおもしろくない。がんばれ」という激励が何度も繰り返されていて、傍で聞いていた私も思わず胸熱に……。

ゾンネで選ばれたヒラ、りなの2人にとってはかけがえのない経験になったはずだし、なによりここで出会った仲間たちはこれからのビーチサッカー、さらに人生の糧になるはずだ。

私もまさかのコーチ就任打診であったが、ど素人コーチなりに、チームを盛り上げることを最優先に考え、自分の経験からできることはすべてやったと思う。
なにより、自分のチームだけにいたらわからない、いろいろなことを勉強できたのが大きい。

ゾンネは関東の一大勢力として成長していかなければらない。
そんな思いを、関東選抜の仲間たちの叱咤激励の中で強くした。

本当にすばらしい一日だったし、2ヶ月間だった。
また、関東女子選抜、やりたいし、私も関わりたい。
それぐらい、ステキなチームができあがった。

みなさん、おつかれさま! そして、ありがとう。


[WALL:8889]
- 22/04/14 13:24 by やまちゃん
[*] 日記一覧
[#] トップページ

(c) 2025 na.ni.nu