[2022/03/13|ビーチサッカー] 全敗の先に見えたもの
[写真:おじさんの背中
Canon EOS 6D Mark II 263.00 mm ISO3200 1/2000 sec f/14.0
]

強豪相手にいい勝負をしながらも勝利できなかった初日を終え、2日目は必勝を誓う一日となった。

1試合目はアヴァンチ大阪。
ゾンネの戦術は昨日同様はまったが、、、なにせ決定機で決めきれず。
そうこうしている内に第1ピリオド、セットプレーを決められ、先制を許す。
その後、一旦追いつくも、今度は出遅れたゾンネのディフェンスがペナルティエリア内で相手を後ろから倒してしまいPKを与え、それを決められる。
第1ピリオドは1−2。
第2ピリオド、ペースは相変わらずゾンネだったが、またまた相手に数少ない決定機を決められ、リードを広げられる。
第3ピリオド、立ち上がりにさらに失点。3点差に広がる。
その後、1点ゴールするも、結局そのまま終了し、2−4で敗戦。
内容的には間違い勝てた試合だった。

そして、今大会の最後試合。
相手は元なでしこリーガーで構成される磐田ボニータBS。
点を取らなければ勝てない、ということで、攻撃的な布陣で臨む。
第1ピリオド、ゾンネが今大会初めて先制。
しかし、終了間際、同点にされる。
第2ピリオド、立ち上がりに連続失点。スコアは1−3に。
その直後、キックオフで今大会のおそらくベストゴールが生まれる。
キックオフからりながリフティングしている間に、ヒラが前方へ上がり、ループパス。
これをヒラがダイレクトオーバーで見事に合わせて、豪快なバイシクルシュートを決める。
これには場内騒然としていた。
スコアは2−3。
だが、第2ピリオド終盤、再び失点し、2−4。
第3ピリオドもさらにリードを広げられるゴールを許し、2−5。
しかし、ゾンネもあきらめず、その後2点を返すも、ここでタイムオーバー。
1点差に詰め寄りながらも、4−5で惜敗した。

結局、この大会、ゾンネは全敗に終わった。
あわよくば優勝も目指していただけに、本当に悔しい結果である。
強豪チームとも拮抗した試合を展開し、決して完敗ではなかった。
決定機をしっかり決めきっていれば、間違いなく勝利できた試合も多かった。
チームとしての結果も変わっていたかもしれない。
だが、それが勝負の世界。たら・ればはない。

冷静に考えれば、決して多くない8名の登録選手中、2名は40代、しかもサッカー経験者ではない。
元なでしこリーガーや現役のサッカー選手・フットサル選手、20〜30代で構成される強豪チームがほとんどの中で、よく戦っているのかもしれない。
でも、もう「がんばった」では終わらせたくない。やはり勝利を手にしたい。

少なくともチーム戦術は間違っていなかった。
強豪を苦しめる戦術を展開できていたと思う。
まずはやはり個々のレベルアップだ。
走力・フィジカル、ビーチサッカーの技術、決定機を決めきるメンタルと力……。
普段の練習から本番を想定して臨まなければ、本番で発揮することはできない。

「一つ上の楽しさ」を得るために、課題は明確である。
4月下旬にはThetisツアーで、再び全国の強豪チームと対戦できる機会がある。
ここではもっともっと成長したゾンネの姿を見せたい。

全敗の先に、未来は見えた。

そんな思いで、房総へと戻ってきた。
深夜遅く、無事帰宅。
楽しく充実し、だが、悔しさも感ずる遠征だった。

ちなみに、今回、第1回大会に続いて、決勝戦に会場MCを務めていた方が監督のチームが進出したため、無茶ぶりながら、私が決勝の実況を務めることになった。
多少戸惑いはあったけど、やっぱり楽しかった。
決勝を実況させてもらえるなんて、なんと光栄なことだろう。
この勢いで、関東リーグでもやることになりそうだ。笑

↓大会ページ(決勝戦の動画配信もあります)
https://jbsf.or.jp/?p=7671


[WALK:7821]
- 22/03/15 23:02 by やまちゃん
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