[2021/11/12|街づくり]
物事を逆側から見てみよう。
今日はなんやかんや、忙しい一日だった。
午前中、20日に行われる、鴨川ふるさと会のオンライン市政懇談会に向けた、第2回の接続テストを行いつつ、先日の柏高校に続いて、来年度、鴨川でのロゲイニングを検討したいということで県西にある中学校の先生が打合せに来てください。
ウェルスポ、キてます!!
続いて、ふれあいセンターに行き、健康推進課の方々と介護予防に関する健康づくりプログラムについて打合せ。
午後は亀田医療大学で「南房総の歴史と未来」の講義に非常勤講師として参加した。
今日は学生たちが、特に車椅子生活について、地域のもつ課題を調べ、テーマを設定して、その解決策をグループワークで話し合うというもので、私は各グループの話し合うようすを巡回して聞いてまわり、必要に応じてアイディアやアドバイスを提供させてもらった。
多くのグループが公共交通機関や道路環境などを取り上げていたが、中にはショッピングや日常生活といったテーマを掲げたグループもあった。
講義の終わりで、講師からなにか一言あれば、と振られたので、私からは、物事の解決方法を考える時に、一面的な部分、例えば、今日で言えば「車椅子の人たちをどうやって保護するか」というハード面などの外的要因や環境整備に目が行きがちだが、逆側から見れば、例えば「車椅子」自体を変えてみるとか、人間(ヒューマン)の部分を変えてみるとか、そういう視点も大切で、実はそっちの方が低予算で迅速に対応できたりするかもしれない。
別の視点、逆側から見る考え方も大切だ、というアドバイスをさせていただいた。
まちづくりにおいて、多様性が存在するわけで、いろいろな立場、視点に立って考えることがとても大切である。
しかし、人間は自分の価値観、立場や視点というものに固執しがちになる。
だから、意識的に、一旦自分とは異なる視点を考えるという癖をつけていきたい。
結局、一つだけの正解はないのである。
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- 21/11/14 19:08 by やまちゃん
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