[2021/11/07|ビーチサッカー]
勝たせてあげる監督へ
[写真:SONNE女子トップチーム
iPhone 12 4.20 mm ISO32 1/150 sec f/1.6 ]
[写真:円陣組んで、いざ!
]
[写真:ゴール後のベンチへのパフォーマンス
Canon EOS Kiss X7 131.00 mm ISO6400 1/200 sec f/5.0 ]
[写真:監督もがんばりました?
]
[写真:選手としても。笑
Canon EOS Kiss X7 96.00 mm ISO3200 1/1000 sec f/5.0 ]
早朝起きて、鴨川令徳ビーチコートへ。
関東ビーチサッカーリーグ女子・男子2部の共同開催。
なんと1日8試合という超過密日程。
試合はもちろん、運営もゾンネでバッチリとやらなければならない。
第1試合は午前8:30キックオフと、普段よりもかなり早め。
オーツィアン(ゾンネ男子)は2部で一つ抜けているウィズキッド鹿島の胸を借りた。
次にゾンネ女子の試合が控えていることもあり、市サッカー協会の方にオフィシャルの協力をいただき、私はベンチ登録せず、運営と次の試合への準備に専念した。
おかげさまで男子も15人もの選手が集まり、12人のベンチ登録を各試合で調整しながら行うという、ありがたい悲鳴の状況である。
ウィズキッド戦は0−9の完敗。学び多き試合となった。
続いて、女子は準優勝を決めた東京ヴェルディプライアナが相手。
なんとか粘りたかったが、第1試合のオフィシャルもあって、アップ不良は歴然。
序盤から失点を積み重ね、こちらもゴールは決めるも、2−13で完敗。
ここからインターバルが空き、男子の次戦は午後。
相手は一度敗れているイフ・レヴァンテ。
私も出場し、チームとしては必勝を誓って臨んだが、、、
第3ピリオドまで同点の展開。しかし、第3ピリオドで底力の差が出て、立て続けに失点。
2−5で敗れた。
そして、女子は関東リーグ今シーズンの最終戦。
相手は優勝を決めているレーヴェ横浜フラウ。
胸を借りるつもりで、完全燃焼するつもりで、思い切ってぶつかった。
結果は4−10であったが、第1試合のプライアナからは修正を施し、見違えるような内容であった。来季への可能性を感じさせた。
日没時間が早いこともあり、この後行われた最終試合はなんとナイター照明を使っての試合。
練習には十分な光量だが、公式戦となるとさすがにつらかったが、両チームともその条件を受け入れ、フェアに試合をしてくれた。感謝。
というわけで、怒涛の一日が終わり、みんなで撤収。
手慣れたもので1時間ほどで撤収は完了し、解散した。
夜は女子チームの慰労会。
みんなで今シーズンを振り返る。
結果は5チーム中の4位。当初3位以上を目標に掲げたが、一歩及ばなかった。
しかしながら、4位でありながら、うちのチームから得点王(平田選手)を出すことができた。
最終戦、チームみんなでヒラに得点王を取らせようと、みんなで意思統一して一丸となって試合に臨んでた。
彼女自身も言っていたが、みんなの力で取った得点王。
この先にチームとしての未来もあるように感じた。
今シーズン、ここ数年続いていた、シーズンオフでの選手退団・移籍もあり、たった3人から始めたシーズンだった。
3月くらいまで、メンバー集めに苦労した。とにかく、もう自分や選手たちのネットワークを使って、言い方は悪いが、所構わず声をかけ続けた。それでも、なかなか集まらず、一時はリーグ戦参戦もあきらめかけた。
ただ、今季心に決めたことがあった。
毎年同じ状況を生み出さないためにも、もはや、なんとかこの地域を中心とした選手たちでベースをしっかりつくるよりほかはない、と。
そもそも女子サッカー人口自体が少ないこの地域で、オルカすら普及・育成に苦労している中、果たしてビーチサッカーを志すメンバーはどれだけいるのだろうか、本当に難しい状況で暗中模索を続けてきた。
4月に入ると、元オルカ育成チームの選手たちや、実はかつてサッカーをやっていたという地元在住の女子たちがビーチサッカーの練習会に体験で参加しはじめ、そこから、徐々にメンバーが増えていった。
結果、リーグに参戦することができた。
今季は回を重ねる度に、チームは成長し、仲間も増えていった。
それを象徴するのが、この最終ラウンドでの12人フル登録の実現である。
これが今季のゾンネを物語り、そして、これまでとは違う来季への展開を期待させるものとなっている。
これまで、とにかく「楽しむこと」を第一に、今季はリーグに仲間たちと参戦できる喜びを噛み締めながら前進してきた。
だが、ここからはさらに上のレベルの「楽しさ」を追求していきたい。
やるからにはやっぱりうまくなりたいし、勝ちたい。
これが自然な気持ちだ。
慰労会に参加しつつ、選手たちの表情や声をうかがいつつ、私はいよいよ「楽しませる監督」から「勝たせて楽しませる監督」への成長を遂げなければならないと心に誓った。
次の公式戦は、来春の沖縄。地域チャンピオンズカップ。3年ぶりに開催されるだろう。
そこでは大きな目標を掲げたい。
そして、そこへ向け準備を開始したい。
まずは私が一皮むけなければならない。
サッカー経験も知識もまだまだない中で至難の業だ。
しかし、だからこそ、挑戦しがいがある。
自分の経歴のせいにすることなく、甘えることなく、これからも楽しくチャレンジする!
[WALK:24009]
- 21/11/14 08:46 by やまちゃん
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