[2021/02/16|デジもの]
3月から始まる各社携帯プランの話
菅首相の肝煎り政策でもある携帯電話の引き下げ。
ドコモ、Softbank、auの主要3社は3月から軒並み2,980円クラスの格安プランを発表している。
ほぼ同じようなサービス内容にはなっているのだが、微妙な違いもある。
果たして、どこが一番良いのだろう。
まず不思議なのは、各社、メインのウェブサイトから格安プランのページへのリンクがはられていない(?)ことだ。これは既存のプランと峻別したい、既存のプランのお客さんはできればそのままでいてほしいということなのだろうか。
新しい格安プランは各社とも新しいブランドを立ち上げており、格安SIMに近い申込体系となる。
店舗では一切取り扱いは無し。基本的にオンラインだけの申込み。
店舗を利用してきた人たちにとっては携帯電話(スマホ)本体と一緒に契約するというのが当たり前だったが、SIMフリー端末が当たり前となった今(今後発売される携帯電話・スマホについては原則的にその通信キャリアしか使えないSIMロックは禁止となる)、基本的にSIMカードの抜き差しで通信キャリアを乗り換えることができる。
なので、今回の格安プランは、あくまでもSIMカードの差し替えというイメージで、その作業も基本的に自分でやることになる。
以下、各社格安新ブランドのウェブサイト。
ドコモ:ahamo - https://www.ahamo.com/
Softbank on LINE - https://www.softbank.jp/mobile/special/softbank-on-line/
au:povo - https://povo.au.com/
プランの詳しい内容はまだそんなに記載されていないが、どのブランドも5分以内の通話なら通話料がかからないオプションがついて、20GBの月間容量で2,980円(税別)という内容がベースとなっている。
特徴的なところで言うと、Softbank on LINE はLINEモバイルと統合することで、LINEにかかるパケット料はノーカウントとなる、LINEのヘビーユーザーにとってはうれしいサービスがある。
auはトッピングメニューとして、5分以内の通話についてはオプションとし、それが不要な契約者は2,480円(税別)で契約することができる。また、ある1日無制限に使いたい場合は200円を支払えば、その1日は容量は無制限となる。
追記(2/18):Softbank on LINE 改め「LINEMO」が正式発表され、auに追随して、同様の内容で2,480円(税別)プランが発表されました。このまま行くと「LINEMO」が若者中心に支持されるかもしれません。
また、各社電子マネーとの連携もしている。
ドコモはdポイント、SoftbankはPayPay、auはauペイと連携している。
そこらへんが選ぶポイントになりそう。
ざっくり言うと、、、
○ドコモの回線品質を格安で使いたい王道型 = ahamo
○LINEのヘビーユーザ、PayPayと連携したい。電話は基本的に発信しない = LINEMO (2/18更新)
○豊富なオプションでフレキシブルに使いたい。電話は基本的に発信しない(LINE電話等を使う) = au
という選択肢となるだろう。
ちなみに、後発の「楽天モバイル」もなんとか攻勢を仕掛けている。
2,980円(税別)で楽天モバイルの回線エリア内であれば容量無制限(パートナー回線エリアでは5GB制限。いまのところ、鴨川市は現実的にパートナー回線エリアになるが、今後回線拡大予定である)、独自アプリの使用で電話はかけ放題。オンラインだけでなく店舗でもサポートを受けられるという内容。
楽天ポイントとも連携。
ただ、楽天モバイルはエリア的にはまだ不利で、これが一番の難点。なので、都市部に住む人にとっては「楽天モバイル」も選択肢の一つだ。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/
個人的には複数の端末を所持しているので、データシェア(シェアSIM)オプションに対応したら、もれなく乗り換えちゃうんだけどなぁ。。。
まぁ、少しでも参考になれば。
[WALK:5295]
- 21/02/18 12:57 by やまちゃん
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