[2021/01/09|デジもの]
VoIPアダプターにドハマリしている件 完結できなかった編
[写真:よく晴れた日
iPhone SE (2nd generation) 3.99 mm ISO20 1/2000 sec f/1.8 ]
年末、思いついて、隣接するいなかっぺの事務所にあるFAX複合機を自宅に移設し、事務所にあるひかり電話対応ルータのSIPサーバ機能を活かして、自宅側にSIPクライアント(VoIPアダプター)を設置し複合機を接続し、LAN越しにVoIPの技術を利用して、電話の受発信ができるようにがんばったわけだが、、、
1.LINKSYS PAP2T
2.NTT VoIPアダプター
の2機種を試したものの、PAP2TはSIP登録まではでき、発話はできるものの、受話ができないという問題にぶち当たり、いろいろと設定いじるも解決できず。
NTT VoIPアダプターに至っては、同じNTT同士なのにSIP登録すらできない状況。
というわけで、年末に三度目の正直でヤフオクで落札した ICOM VE-TA10 が届いたので、さっそく設定してみた。
ネットのレビューを見る限りはうまく行きそうな予感がしたのだが……。
結果は、SIP登録は問題なくできた。
そして、PAP2Tではだめだった受話ができるようになった。
が、なんとこちらは発話ができない……。
ダイヤル(プッシュ)しても電話がかかるようすもなく、結局電話がかけられない。
今度は発話かよ!
で、いろいろと試行錯誤した結果、苦肉の策を思いついた。
発話のできるPAP2Tと受話のできるVE-TA10の組み合わせ技である。
1.PAP2TとVE-TA10をそれぞれ内線3・4でひかり電話対応ルータ(NTT PR-400MI)に内線電話としてSIP登録する。(これはうまくいく)
2.PAP2Tの「電話機」ポートからVE-TA10の「電話線(LINE)」ポートに接続し、VE-TA10にはPAP2T向けの電話線をVoIP経由ではない通常の電話回線と勘違いさせる。
3.受話はVE-TA10で受けるようにする。(これは問題なく受け取れる)
4.送話はVE-TA10経由で行う。VE-TA10のVoIP回線で発話ができなかった場合に通常回線へ迂回する機能をオンにする。そうすると、VoIP回線で発話してNGだった後に、通常回線を経由して、すなわちPAP2Tを経由して発話を試みる。(うまくいった!)
というわけで、たいへんレギュラーな方法でなんとか解決。。。
と思われたが、、、
いやー、結局完結できなかった。
VE-TA10の仕様なのか、SIP登録後、30分後に決まって、VoIPランプが赤色になってしまうのだ。つまりSIP登録されていない状態。
これでは肝心の受話ができない。
いろいろと調べたところ、どうも↓の問題があるようだ。
https://note.nogisawa.net/?2019/0717_veta10
これを解決するためには、上記ブログのようにVE-TA10の下にLinuxサーバなりをぶら下げて、cronで再登録を試みるhttpリクエストをVE-TA10に送るか、または、30分に一度電源が再投入されるようなタイマー付コンセントを接続するか、といったところ。
しかし、うーん、微妙。。。
というわけで、完結には至らず、夜、次なる四度目の正直で YAMAHA RT58i を落札したのだった。
なんだか、これなら、素直にFAXをもう1台買えって話が……。苦笑
ここまで来たからには、必ず完結させるぜ!
[WALK:7014]
- 21/07/29 17:21 by やまちゃん
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