[2020/10/18|ビーチサッカー]
運営の鬼
[写真:クリニックに参加したメンバー。楽しいが一番!
]
[写真:青空の下で行われた第4ラウンド
iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/1429 sec f/1.8 ]
関東ビーチサッカーリーグ 第4ラウンドが鴨川令徳ビーチコートで行われた。
5月にビーチコートが完成以来、公式戦はこれで男女あわせて4試合目。
ビーチサッカーだけでいきなりこれだけの大会誘致ができているのだから、ビーチコートのポテンシャルを改めて感ずる。施設整備の目線から見ても、コストパフォーマンスも明らかに高いと思う。
鴨川のみんなには、早くことのことに気づいてほしい。
ビーチというすばらしい資源があるのにも関わらず、活用できていないのは本当にもったいない。
昨日の冷たい雨とは打って変わって、今日は朝から雨も上がり、気温は低めではあるが、穏やかな天気の中で大会を行なうことができた。
私は会場責任者として早朝から会場に入り、設営・運営・撤収を指揮。
女子リーグと違って、チームが出場するわけでもなく、基本的な運営は男子リーグ担当者がやってくれるので、今日はとっても穏やかに運営に当たることができた。
ゾンネの有志メンバーも運営に入ってくれた。
朝9時半キックオフの第1試合を皮切りに4試合行われ、午後2時過ぎには予定通り終了。
大会自体は無事運営を終えることができた。
ゾンネは女子リーグで2ラウンドを単独で会場責任チームとして運営に携わり、さらに7月には関東大会の運営も行っていることから、本当に運営に慣れてきている。
設営、撤収もお手の物だ。
これは今後のビーチサッカー界のことを考えても大きな意味をもつ。
文句も言わず、気持ち良く運営に当たる選手、スタッフが私の誇りだ。
3試合目で選手が1名骨折するというプレーがあった。
眼の前でスネに相手選手のキックがヒットし、悶絶しながら倒れ込んだ。
聞いたことのないような音が辺りに響き騒然とする中、ゾンネの選手でもあり、PTの資格をもつメンバーがピッチに入り対処。
担架で同選手を外に運び、声がけしたりしながら、対応した。
結局その選手はやはり骨折ということがわかったのだが、夜、その選手から診断結果とともに、ゾンネの対応について高い評価をいただき、最後に、これからは全力でゾンネを応援します!というメッセージで締めくくられていた。
別にそんなことを狙って選手たちは対応したわけではないが、ゾンネの誠実さは確実にその選手に伝わった。
結局はこの積み重ねなんだと思う。
改めて、ゾンネのメンバーの高潔さを実感した。
さて、大会を無事終えた後は試合を終えたばかりの原口さんに残っていただき、2時間ばかりのクリニックを開催。
日が暮れるまで、ゾンネ、さらにヴェルディセレソンのメンバー、CHUVAのメンバーも加わって、楽しくボールを蹴りあった。
さっきまでトップクラスのハイレベルな試合が行われていたピッチでビーチサッカーが自分たちもできるなんて、考えてみれば夢のようだし、原口さんも一緒に入って試合もやったりする。
まさにビーチサッカーならではの光景である。
いつしかオルカの事務局に久々に行った時、2015年にオルカがチャレンジリーグに昇格したシーズンに作成した「運営の手引書」をいまでもベースとして活用している、というありがたいことばをもらった。
現在のゾンネの運営は決して自分たちだけで成し遂げられたものではない。
いろいろな人に学び、経験を積ませていただき、いまがある。
そして、いまではビーチサッカー界でも「運営の鬼」となっている。
歴史の積み重ね、そんなことを感ずる。
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- 21/07/29 17:21 by やまちゃん
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