[2020/09/25|街づくり]
リソルの森
[写真:クールなエントランス
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[写真:合宿した数々の著名なアスリートのサインが壁に書かれている
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[写真:トレーニング施設にはこうした「標語」「名言」のメッセージが書かれている。海外ではよく見られる光景
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[写真:開放的な温浴施設のロッカールーム
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[写真:旧スイス大使館を移築した「翠州亭」
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[写真:ターザニアへ
iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/30 sec f/1.8 ]
[写真:森林を活用したアトラクション
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[写真:ロングジップスライドを体験
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[写真:ちょうなん西小
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[写真:最小限ながら効果的なリニューアルをしていた。
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今日はあいにくの雨模様だったが、ウェルスポメンバーにて、長柄町にあるリソルの森を視察した。
リソルの森は広大な敷地に、宿泊施設、トレーニングセンター、医療機関、芝生ピッチ、テニスコート、プール、温浴施設、グランピングゾーン、ログハウスなど、多種多様な施設が整備されている、まさに日本のウェルネスツーリズムの草分け的な存在である。
オルカのフロント時代からもこの施設に注目してきたが、実際、国内外の名だたるアスリートたちがここでトレーニングキャンプを行ってきている。
鴨川からは1時間ほどの道のり。
まずはメディカルトレーニングセンター(MTC)を一通り見学させていただく。
最近リニューアルされたばかりで、本格営業は10月から。
室内のデザインもクール。
鴨川市総合運動施設もこういうデザインでありたい、と参考になる。
MTCは3階からなり、1階には開放的なロビー、ショップ、奥にはBBQテラスも併設されているレストランがある。また、医療機関(地元住民も外来可)も併設されており、ここで人間ドックなどを受けることができる。
2階はトレーニングエリア。大小のスタジオ、多目的ルーム、そして、さまざまなトレーニング機器が設置されたフィットネスゾーンがある。
また、運動後に欠かせない温浴設備もある。広々としたロッカールームが印象的だった。
3階にはランニングトラック、その中にバドミントン、卓球、3on3などができるゾーン。
さらに室内プールも併設されている。
MTCだけでも充実した施設である。
次に、書斎と呼ばれる宿泊施設を見学。
長期滞在もできるように設計された部屋にはリビングや開放的なバスルーム、ミニキッチンなども設備されている。また、書斎という名の通り、書斎風なワーキングスペースも。
ワーケーションにも対応する。
書斎の後は、グランピング、ログハウスを見学。
アウトドア志向のある利用客はこちらに滞在できる。
旧スイス大使館を移築した「翠州亭」でランチを取ると、午後は敷地内にあるフォレストアドベンチャー施設「ターザニア」を実際に体験させていただく。
木立の中にワイヤーロープなどを張り、木と木の間を渡っていく森林を活用したアトラクション。
以前から一度見てみたいと思っていたが、思わぬかたちで実現した。
私は高所恐怖症ということもあり、果たしてできるか心配だったが……。
うーん、なんか年老いて感覚が狂ってきたのか、案外、スイスイと進んでしまった。笑
この系統のアトラクションは実は鴨川市でも一時計画されたことがある。
城西国際大学安房キャンパス付近の山林に別系統の会社ではあるが「フォレストアドベンチャー」というアトラクションを誘致しようという動きがあった。
実現はしなかったが、こうした自然の資源を活かしたアトラクションは「withコロナ」時代において価値は一層高まっていると思う。
空真似をする必要はないけど、豊かな自然環境をもつ鴨川市でもぜひこういった活用方法を考えたいところである。
ターザニアの流れで、最後はロングジップスライドを体験。
空中を気持ちよく遊泳。
そして、アクティビティの後は、敷地内の温浴施設で汚れを流した。
鴨川市にないのが、これ。
いわゆるスーパー銭湯が1軒もない。
これは今後、アウトドアアクティビティ、アウトドアツーリズム、スポーツツーリズムを展開していく上で致命的な穴になる。
ただ、温浴施設を建設するのは容易なことではない。維持費ももちろんかかる。
なので、既存の宿泊施設などと連携して、同じようなサービスを実現する方向を模索したい。
帰り道、マイナビ地域創生が手掛けた、廃校を利活用した合宿施設「ちょうなん西小」にも立ち寄った。低予算の中、最低限のところをうまく改修していた。(改修費は1億円ほど)
入り口付近に設置された、地元住民のコミュニティスペースともなっているカフェが印象的。
やはり民間ベースで利活用すると、柔軟な発想が生まれるし、なによりおしゃれ。
そして、低コストで実現できる。
鴨川市もその方向性を模索すべきだろう。
というわけで、丸一日かけた視察は終了。
リソルの森は充実した機能を1つの敷地で実現しているが、鴨川市でいまから同じものを作るのはたいへんなことだし、民間資本がドドンと入らない限り、鴨川市の財政状況では不可能。
もっとも私は同じものを作ろうとは思わない。
むしろ、鴨川市はさまざまな地域資源を組み合わせて、市全体で、そういうゾーンを形成すれば良いと思う。要は見せ方だ。既存の資源を活用すれば、十分に実現可能だ。
改めてそんな思いを新たにした。
さて、今日はこれで終わらず、帰宅後はビーチサッカーの練習へ。
合流した選手も多くなり、今日は本格的なチーム練習を行なうことができた。
あさってへ向けて、しっかり準備して臨もう!
練習後、鴨川市に滞在するメンバーと焼肉へ。
肉を食らい、必勝の第3ラウンドへ!!
[WALK:23080]
- 21/07/29 17:21 by やまちゃん
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