[2020/02/25|健康]
コロナパニック
巷は連日の新型コロナウイルス報道一色。
昨年11月武漢から端を発した新型コロナウイルス禍は、春節前後の大量の中国人観光客移動によって、中国国内はおろか、東アジアを中心に国を渡り広がり、さらについに欧米諸国にも拡大しつつある。
私は海外のインターネットラジオを聴きながら自宅の作業部屋で仕事をすることが多いのだが、時折挟まれるニュースでは、言語が英語ではないので何を言っているかわからないものの、ニュースの冒頭で「Corona Virus」ということばが連呼されているので、間違いなく、海外でもコロナウイルスで大騒ぎになっていることはうかがえる。
もはやパニックの様相を呈してきているが、とにかく冷静にとらえていくことが、実は感染拡大防止にもつながると思う。
チェーンメールやデマなども拡大し、本来は品薄にならない品物に人が殺到したりという事態も起こっているそうだ。
新型コロナウイルスの病態がいまいちはっきりわからない中で、恐れることは大切だが、しかし、闇雲に恐れすぎるのもどうかと思う。実はもっと重大な出来事を見過ごしてしまうことにもなりかねないし、感染、感染と連日騒いでいる中で、あたかも感染した人が悪いというような印象も持たれかねない。感染者はむしろ被害者であるのだから、彼らの人格を尊重して扱うべきだ。
感染拡大防止とともに、感染者、発症者の早期回復を祈る空気もあっても良いのではないだろうか。
一つ提言するとすれば、「新型コロナウイルス」「新型肺炎」という言葉が必要以上に過剰な恐怖の印象を与えるのなら、それらのことばを「油断すると肺炎になりやすい新しい風邪(を発症するウイルス)」というような表現に置き換えてみてはどうだろう。
決して嘘は言っていないと思う。
まさに情報リテラシーがいま求められているのだ。
[WALK:3828]
- 20/02/29 10:13 by やまちゃん
[*] 日記一覧
[#] トップページ
(c) 2025 na.ni.nu