[2019/09/25|サイクリング]
サイクルツーリズムのポテンシャル
[写真:会場には全国から自治体や観光関係者が集まった
iPhone 7 3.99 mm ISO40 1/100 sec f/1.8 ]
今日は上京して、都道府県会館を会場に開催された、第2回海外経済セミナー・サイクルツーリズムを受講してきた。
インバウンドにおけるサクルツーリズムに焦点を当てたテーマではあったが、インバウンドに限らず、国内向けにも十分に通用する話だった。(むしろそちらの方が多かったかと)
ウェルスポでもEバイクをはじめとするスポーツバイクを30台ほど導入し、これからサイクル事業を展開しようとしているが、正直、サイクルツーリズムについては可能性は感じつつも、収益をどのように確保していくのか、その点がまだまだ見えていない。
これは全国でサイクルツーリズムを展開している地域でもおそらく同様な問題に悩まされているのではないかと思う。
その意味では今日2人目の基調講演に立った、株式会社ARCH・ヒーロー北海道の高橋代表の話はドラスティックで刺激的だった。
元行政職員とは思えない、鋭い切り口で、経験に裏打ちされた極めて現実的、ビジネス視点での話の展開に聞き入った。ここまでおそらく苦労も多かったと思うが、コツコツ積み上げてきたからこそ、ビジネス的にもコミットできている現状がすばらしいと思った。
そして、ウェルスポもやはりそこを目指し、実現させたい。
高橋代表のお話しの中で、基礎づくりには5年かかる。慌てずしっかりやらないといけない。時には飲みニケーションも求められる、という段があったが、妙に説得力があったし、なにか安心もした。
事業計画も確かに重要だが、しっかりと顧客のニーズを直視し、現場主義でフレキシブルにとにかく動いていく、そんな機動力、熱量というものが結果的には事業の未来を拓いていくような気がする。
同じく基調講演を行ったルーツ・スポーツ・ジャパンの中島氏もおっしゃっていたが、セグメンテーション、ターゲッティングをより明確に絞り、そこに的確な戦略を立てて展開していくこと。
そういった丁寧さも必要だとも思った。
我々も今一度自分自身を見直さなければならない。
一足飛びになにかを目指すのではなく。
結果を出すことに慌てるのではなく。
目の前の問題を丁寧に一つ一つ解決していく。
その積み重ねの先に私たちの未来が待っていると思った。
絶対にあきらめずにがんばるぞ!
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- 21/07/29 17:21 by やまちゃん
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