[2019/09/14|復興への道]
被災6日目:最後のライフラインは「人の御縁」
[写真:引き物に配られた大須賀くんの育てた新米。配給品に見えてしまったのが、私の悲しいところ。笑
iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/129 sec f/1.8 ]
被災6日目。
今日は東京に日帰りする。
千葉大学の後輩でもあり、かつてかっぺでもデザイナーとして働いてくれ、現在は香取市(佐原)で農家をやりながら、映像クリエーターとしても活躍している大須賀くんの結婚パーティに出席した。
大須賀くんのところも被災し、屋根が飛ばされたり、壁が破壊されたり、結構なダメージがあったようだ。
元務めていた会社のその当時の社長ということで、不肖にも私が乾杯の挨拶をさせていただいた。
まずは房総への皆さんの支援に感謝した後、今回の被災で感じたことを一言話させていただいた。まだまだ自分の心の整理もつかないし、まだ被災真っ只中でまとめるには時期尚早ではあるが、ただ一つ確実に感じたことがある。
それは「最後のライフラインは【人の御縁】である」ということ。電気もつかず、水も出ず、電話もネットもつながらない中で、結局そんな地域は人どうしのつながり、御縁で生き抜いているという話をさせていただいた。
そして、その人のご縁の最小単位は家族であり、大須賀夫妻を始めて、今日お集まりの方々にも家族を大切にしてほしい、と結んだ。
2人は6月に天津で開催した「ARIGATO合宿」にも参加しており、まさにいま我々房総の人間が「ありがとう」を実感している中、2人の出会いと前途、そして今日のみなさんとの出会いに感謝、祝福して「ありがとう」の声で乾杯させていただいた。
久々に旧知の仲のみんなとも会え、被災のこと、鴨川をはじめとする房総の現況などをお話しできて、なんだか自分も救わた気がした。
さあ、明日からまたがんばろう。
おめでとう、そして、ありがとう、大須賀くん&もえちゃん。
[WALK:9297]
- 21/07/29 17:21 by やまちゃん
[*] 日記一覧
[#] トップページ
(c) 2025 na.ni.nu