[2018/10/18|街づくり] まちづくりで大切なこと

午後、城西国際大学観光学部の安房キャンパスにて、渡邉先生が担当する講義のゲストスピーカーを務めさせていただいた。
事前に先生から観光まちづくりに取り組む人財に必要なことに重点をおいて話してほしいとリクエストがあったので、今日はそれを頭に入れながら、現在のスポーツによるまちづくりの取組みや、これまでの私の活動などについて、1時間20分程度の時間を使って語らせていただいた。(やっぱりなかなか時間がなかった…)

講義を通じて訴えたのは2点。

一つは「観光」を広くとらえてほしいということ。
これまでのレジャーや宿泊、飲食と言う、いわゆる多くの人が「観光」と認識している分野だけでなく、農林水産業、スポーツ・文化、医療福祉など、一見「観光なの?」と思えるものまでがこれからの観光には含まれていくこと。そういう視点をもって、これからの人には観光に向き合ってほしいことをお伝えした。
私は講演で毎回言うことであるが、観光とはまちづくりであり、まちづくりとはすなわち人づくりであるということ。
これを実践的な話の中で訴えさせていただいている。

もう一つは「常識」を疑うこと。
もはや常識が非常識になる時代であるということ。
パラダイムシフトということばもあるが、私は確実に世の中の価値観はシフトしてきていると思うし、さらには多様化してきていると思う。
その中でいままで多くの人の「常識」であったものが崩れても来ている。もっと言えば、ある物事において、一つの常識ではなく、多数の常識が存在するという時代なのだと思う。
若いからこそ、既成概念に縛られることなく、「常識」を「常識」と真に受けるのではなく、新しい発想をもって新しい時代を生きていってほしいと思う。

若い人たちに逆に刺激を受けながらの今日の講義にもなった。

夕方からはプラットフォームにて会議。
その後、帰宅した。


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- 18/10/29 14:13 by やまちゃん
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