[2018/05/18|街づくり] 中山間は社会の基礎
[写真:手際の良い作業で1時間ほどで準備完了!
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[写真:「天津小学校」としては最後の運動会のスローガン
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明日の運動会に備え、前日準備に参加。
子どもたち、先生方と協力しつつ、PTA役員・保護者でテントの設営やローピングなどを進める。
毎度のことながら、もはや「イベント屋」の天津の保護者軍団。
手際良く作業を進め、1時間ほどで終了した。

明日はちょっと天気が心配であるが、きっと晴れる!
晴れさせる!!(笑)
そして、すばらしい「天津小学校」としては最後の運動会となることだろう。


さて、私は続いて、ユニバースホテルにて行われた、中山間地域等活性化協議会の総会に出席した。
なんと、今日は農林水産業の方々を相手に総会後の講演会講師を務めることになったのだ。

今週初めの館山法人会青年部に続いて、2回目の講師となり、ありがたい限りであるが、おそらく農林水産業の方々に対してお話しするのは初めて。どんな話をすべきか、悩んでしまったが、自分らしく情熱をぶつけていこうということで、私なりに農林水産業、それを営んでいる中山間地域への思いを伝え、そして、自分のここまでの歩み、今後のビジョンについて、1時間ちょっとの時間でノンストップで語らせていただいた。

とにかく今日お伝えしたかったのは、農林水産業のみなさんには自信をもってほしい!ということ。

冒頭に簡単な自己紹介をした後、みなさんに問いかけをした。

ITと農林水産業、どちらがもうかりますか?
→ 当然のように会場の多くがITに手を挙げた。農林水産業に手を挙げた人はゼロだった。

100年後、ITと農林水産業、どちらが残っていますか?
→ 今度は全く逆で、ITに手を挙げる人はゼロ。農林水産業にほぼ全ての人が手を挙げた。

すなわち、農林水産業は人がいる限り、決して無くなることはない産業なのだ。逆に言えば、農林水産業が無くなってしまったら、人は死に絶えてしまうのである。
経済においても、農林水産業=一次産業は自然の恵みをお金に替えている唯一の産業であり、経済の基礎なのである。農林水産業がなくなったら、経済は間違いなく破綻する。

そして、その活動をしている場は中山間であり、海洋や河川・湖沼であり、それは都会には一つたりとも存在しないのだ。
中山間は社会の基礎なのである。

そのことだけを今日はお伝えできればと思い、あとの時間は私のふざけた過去など、時折笑いを交えながら話を進めた。

ほとんどが私の父よりも年上の年代。
どれだけ伝えられたかはわからないけれど、しかし、その後の懇親会、さらに二次会のようすを見るに、バイタリティーにあふれ、これだけの活気があるならば、鴨川の農林水産業は創意工夫を交えながら、これからも発展していくだろうという思いを強くした。

結局のところ、みな、誇りと自信に満ちあふれていた。


[WALK:4023]
- 21/07/29 17:21 by やまちゃん
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