[2018/04/26|街づくり] 里のMUJI みんなみの里
[写真:セレモニーには多くの関係者が…
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[写真:テープカット
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[写真:肝となる開発工房
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[写真:無印良品店内のようす
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[写真:MUJIらしい取り組み
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[写真:ふるまわれた押し寿司。カフェのメニューとなる
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[写真:企業ビジョンが物を言う
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朝一でBAY FMに生電話出演した後、鴨川へとんぼ返り。

午後、明日グランドリニューアルオープンする「里のMUJI みんなみの里」のプレオープン・内覧会に参加した。
晴天でもあったし、せっかくなので自転車で行ってみた。約16kmの道のりであるが、なんと40分足らずで到着。やっぱり新しい自転車の威力なのか、車でも30分近くかかる道のりを+10分ほどで行けてしまったのは少々驚いた。(これなら健康を考え、自転車で行った方が良いと思う)

さて、「みんなみの里」は今からおよそ20年前の平成11年(1999)に農林業体験を基とする地域の総合交流ターミナルとして開設された。開設当初は先進的な取り組みとして脚光を浴び、多くの人が利用していたが、ここ数年は結構苦しんでいた。
そこで、数年前からローカルなまちづくりとして、大山地区でコツコツと地元と連携して取り組んでいた良品計画(MUJI)を新たな指定管理者として「みんなみの里」の大幅なリノベーションを図ることになった。
着工は今年3月。そこから突貫工事を経て、オープンにこぎつけた。

オープニングセレモニーの後、さっそく内覧会。
元農産物直売所は無印良品の店舗に生まれ変わり、今日は商品の購入もできた。(私はデカフェコーヒー豆や、ハーブティーなどを購入してみた)

本館は内装が一新され、カフェのほか、農産物・土産物などの直売コーナーも設置されている。
また、ギャラリースペースもMUJIらしい装いとなっている。

さらに実は肝となるのは「開発工房」
ここでは農産物の加工が可能であり、農林業体験交流協会の会員であれば基本的に利用可能だそうである。
農産物を加工し、加工品を出荷することも可能になるわけで、実は農産物の加工という点においては鴨川市にこれまでなかなか拠点がなく関係者も苦心していたところなので、このスペースは一見「みんなみの里」の中では地味に見えるゾーンであるが、実は私は今回のリニューアルで一番の心臓部だとも思っている。

いずれにしても、とにかく思ったのはセンス。
世界で展開するだけでなく、今日来ていた会長さんもつなぎに長靴姿とかなりぶっ飛んでいたが、やはりしっかりとした企業コンセプト、ビジョンがあるからこそ、これだけ訴求力のあるデザインが実現されるのだと思う。

マスメディアも来ていたようだし、このゴールデンウィークはかなり混雑しそうだ。

ちなみにこれまでMUJIは人口15万人以上の都市にしか出店したことがないらしく、人口3万人の鴨川市に出店したのは、MUJIの覚悟の現れでもある。
「挑んでるか。鴨川」
まさにそのキャッチにふさわしい事業がここに産声を上げた。


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- 21/07/29 17:21 by やまちゃん
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