[2017/11/29|スポーツ]
罪を憎んで人を憎まず
貴乃花部屋の貴ノ岩関に対して宴席で暴力をふるい、ケガを負わせたとして、ここ2週間ほど毎日のようにワイドショーを騒がせていた横綱・日馬富士関が現役引退を表明した。
この引退についてはいろいろな意見があるが、本人が決断したことであろうから、それは尊重しなければならないと思う。
それにしても、今回の一連の報道を見ていると、マスメディアの身勝手さを改めて痛感させられる。
この2週間、当初は日馬富士関を糾弾する内容ばかりだが、段々と事の真相がわかるに連れ、状況の変化と共に論調は変わり、今日の引退表明後は横綱に同情的な報道まで見られる。
たった2週間前は「引退すべし」と言っていたメディアが「引退はまだ早かったのでは」と言い出す始末。
決して暴力をふるった横綱の味方をするわけではないが、なにか日馬富士関が全ての責任を背負って一人土俵を去っていくような気がしてならない。
根源はもっと別のところにあるはずだ。
横綱というのは特別な存在である。
横綱が身を引くというのは相当に大きな意味をもつ。
それだけ重いものである。
申し訳ないが、普通の職業とは違うのだ。
なんでもかんでも現代の一般的な価値基準で判断しようとする論調が多いが、しかし、相撲道、相撲界のしきたりについても理解しようとすべきだと思うし、横綱の特別な重さという点も理解すべきである。
「罪を憎んで人を憎まず」ということばがあるように、日本では「人」を断罪するのではなく、「罪」を裁くということが伝統的な大切な精神としてある。これは神道の「罪穢れ」「お祓い」の考え方にも通じている。
ところが現代社会はどうか。
「罪」を「人」に押し付け、つぶしてしまうような風潮がある。
果たしてそれで良いのか。
それでは、今回の問題は根本的には解決されないと思う。
今日は「神人和楽会」の旅行にて、私は神社で柏原さんたちと留守番。
比較的時間があったので、先日購入したルームミラー型のドライブレコーダーをセレナに取り付けた。今回取り付けたのはリアカメラも付属しているもので、内張りをバリバリ剥がして、なるべく見えないようにリアゲートからフロントまでカメラのケーブルを配線。
久々の大工事。
それでも2時間ちょっとで作業は無事終了。
これまで使用していたものより映りも良さそうだし、これから活用するのが楽しみなり。
※取付レポートはまた後日!
我が家では夕食時、YouTubeで今年のクリスマスの課題が子どもたちに発表された。
プレゼントをもらうために、がんばれ〜、三兄弟!
[WALK:3773]
- 17/11/30 10:20 by やまちゃん
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