[2017/10/30|街づくり] つなぎ手となれ!
[写真:菊の会の方々による菊花展がまもなく始まる
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[写真:確かにスゴーン!(笑)
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夕方、亀田医療大学に行き、次号編集から新たにKamoZineの編集活動に加わってくれる学生さんたちにKamoZineの説明をした。
KamoZineの沿革や概要から、地域メディアやまちづくりに対する考え方など、1時間程度の時間でお話しさせていただいた。

講演会などでもお話しをさせていただくのだが、地域メディアとはつなぎ手であり、取材スタッフはまさに人と人、人と魅力をつないでいく存在である。
情報を収集したり、発信したりするだけでなく、むしろ取材先に情報を提供してくる、取材先同士をつなぐといった意識が必要であることをお伝えした。

過去の日記にも何度も記しているように、まちづくりに携わってきて思うのは、自分の地域のことを自分たちが一番知らないということ。
いまだに「鴨川は何もない」「鴨川なんて魅力はない」と言い切ってしまう地元の人たちも多い。
それは偏に情報不足、情報共有不足によるものだと思う。

翻って、外から鴨川を見れば、みんな魅力あふれる場所であるという。観光資源も豊富でうらやましいという声もあふれている。
実際、世界中を旅してまわった挙句、鴨川に居を求めて移住してくる人たちも少なくない。

地元の人たちが地元のことを知り、さらに地元に誇りと自信をもち、一人一人がセールスマンになっていったなら、それこそ、強いものはないだろう。
だから、いろいろな意見はあるけれど、私はKamoZineを地域内にも配り続けている。
地域外への情報発信と同じくらい、地域内への情報発信は大切なのである。そして、それは実は観光にも結びつくのだ。

つまるところ、一人一人が最強のメディアである。
すなわち、つなぎ手となれ!


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- 21/07/29 17:21 by やまちゃん
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