[2017/04/23|オルカ鴨川FC]
One Heart with KUMAMOTO RENAISSANCE
[写真:試合後、両チーム選手・スタッフ、スタンドに残ってくれたファンとともに熊本にエールを送る写真撮影(撮影:赤井)
iPhone 6 4.15 mm ISO32 1/898 sec f/2.2 ]
[写真:Yaeさんも横断幕にメッセージを書いてくださった。(撮影:赤井)
iPhone 6 4.15 mm ISO32 1/4405 sec f/2.2 ]
抜けるような青空。一足早いが五月晴れのすばらしい天気の下、朝、こいのぼりを天高く揚げ、試合会場の鴨川市陸上競技場へ。
風は少々強かったが、好天に恵まれ、ホームゲームを開催できた。
オルカのホームゲーム、本当に晴天率が高い!
2014年のクラブ創設以来、18試合ホームゲームを開催し、雨が降ったのはわずか1試合。雨が降らない確率はなんと94.4%!!晴れの特異日より確率が高いんじゃないかな。
ちなみにその雨が降った試合はこれまでの雨を一気に降らせたかのような豪雨。昨年9月11日のチャレンジリーグプレーオフ順位決定戦の第3戦、昇格を決めた、静岡産業大学磐田ボニータとの試合だ。記憶に残る試合となった。
さて、今日の試合、結果は1−1だった。
先週の日体大戦が「勝ちに等しい引き分け」と形容されるならば、今日は「負けに等しい引き分け」と言う試合だったかもしれない。
正直、悔しい悔しい引き分けだった。
序盤からスフィーダ世田谷FCの気迫というか、圧力に押された。
前半早々先制され、0−1で後半を迎えたが、後半はオルカが盛り返し、セットプレーから同点。その後もオルカが逆転をうかがう展開だったが、結局勝ち切ることはできなかった。
次節はアウェイでの強豪・愛媛FCレディースとの対戦。毎試合が厳しい試合だからこそ、1戦1戦、いかに気持ちを入れ、集中を切らさず勝点を積み重ねられるか。
最後までできたチームがタイトルを手にし、昇格を果たせられるんだと思う。
そして、今日の試合、熊本地震から1年が経過し、益城ルネサンス熊本フットボールクラブが熊本ルネサンスフットボールクラブに生まれ変わり、再始動した中で「One Heart with KUMAMOTO RENAISSANCE」と題して熊本支援試合を開催した。
昨年と同規模の企画を展開し、チームカラーが「ルネサンスレッド」となった熊本ルネサンスにエールを送るべく、選手入場時には両チーム選手・スタッフが全員赤の応援Tシャツを着用。我々スタッフは昨年作成した黄色い益城・熊本の応援Tシャツを着用した。
試合終了後には両チーム選手・スタッフ、サポーターで熊本にエールを送る写真撮影。
ハーフタイムにはYaeさんに来場いただき、「名も知らぬ花のように」「ともに歩こう」を透き通る歌声で祈りを捧げていただいた。スタジアムは感動というか、なにかそういうあたたかな空気に包まれていた。
熊本アクションと題した、熊本応援活動も行った。
熊本ルネサンスのメインスポンサーになった、熊本の老舗製菓メーカー「木村」の製品を仕入れ、販売。なんと完売した!
活動支援金の募金も実施。10万円以上の志が集まった。
その他、新調した応援横断幕へのメッセージ募集。動画メッセージの募集などなど、人々の善意が満ちあふれるスタジアムとなった。
1年経過し、ニュースもだいぶ減ってきた。
しかし、被災地はまだまだ先の長い復興の道のりを歩み始めた。
倒壊しっぱなしの家屋もある。
もしかすると東日本大震災や阪神淡路大震災よりも復興が遅れるのではないかとも言われている熊本地震。
だからこそ、ご縁のあるチームが活動する土地に私は思いを寄せ続けたい。一人ひとりの力は小さく、何もできないかもしれないが、でもなにかできるはず。
これからも私たちは継続していく。
サッカーの力を信じて。
みんなの力を信じて。
そして、熊本の底力を信じて。
[WALK:-]
- 21/07/29 17:21 by やまちゃん
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